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(承前)
10月1日のギャラリー巡りの続きで、三越札幌店はこの日8カ所目です。
工藤和彦さんは旭川に窯を持つ陶芸家。
全国の百貨店などで個展を開いています。
粉引や、シラカバを燃やした灰で作った釉薬による片口、スープわん、茶碗などは、やさしい風合いで、食卓によくなじみます。
かいらぎに似た表面のごく細かなひび割れ模様も、工藤さんの器に、独特の表情をあたえています。
で、冒頭画像のヒグマです。
今回の札幌個展が初のお目見えとなります。
道内でとれた粘土だけだと黒っぽくなってしまうので、有田・伊万里方面の土を混ぜて無釉で焼成し、いかにもクマらしいこげ茶色の色合いになりました。
会場全体では異彩を放っているんですが、工藤さん、これどうしたんですか? と尋ねると
「もともとこういうのを作るのが好きだけど、道内では取り組んでいる人も少ないし、発表する機会がなくて。陶板はニセコのホテルに納入したことがあるんですが。こういう造形の仕事があればやってみたい」(大意)
とのこと。
このヒグマ、売れた場合は別ですが、各地の個展に連れていくそうです。
北海道の陶芸家のトレードマークとしてはうってつけかも。
なお、旭川の自らの拠点につくった「ウラヤマクラシテル」は現在休業中とのことです。
2024年10月1日(火)~7日(月)午前10時~午後7時(最終日~4時)
三越札幌店 本館9階ギャラリー(札幌市中央区南1西3)
□工藤和彦のうつわ https://kazuhiko-kudo.com/
過去の関連記事へのリンク
■工藤和彦作陶展 (2023年9月19~25日、札幌)
陶芸家工藤和彦さんが、旧旭川温泉を陶芸ギャラリー&ベ―カリー「ウラヤマクラシテル」として改装オープン (2017)
【告知】工藤和彦作陶展 -道北で育まれた器-(2012)
【告知】工藤和彦展 食卓の美学 (2011)
【告知】北海道アウトサイダー・アート・フォーラム2010 in 札幌 (2010年)
■工藤和彦作陶展(2007年)
■陶とうきうきコミュニケーション AMUSELAND(2006年)
■工藤和彦うつわ展(2004年)
■―素―そのやわらかなもの 15のかたち(2003年)
・地下鉄南北線大通駅に直結
・市電西4丁目からすぐ
・JR札幌駅南口から約800メートル、徒歩13分
10月1日のギャラリー巡りの続きで、三越札幌店はこの日8カ所目です。
工藤和彦さんは旭川に窯を持つ陶芸家。
全国の百貨店などで個展を開いています。
粉引や、シラカバを燃やした灰で作った釉薬による片口、スープわん、茶碗などは、やさしい風合いで、食卓によくなじみます。
かいらぎに似た表面のごく細かなひび割れ模様も、工藤さんの器に、独特の表情をあたえています。
で、冒頭画像のヒグマです。
今回の札幌個展が初のお目見えとなります。
道内でとれた粘土だけだと黒っぽくなってしまうので、有田・伊万里方面の土を混ぜて無釉で焼成し、いかにもクマらしいこげ茶色の色合いになりました。
会場全体では異彩を放っているんですが、工藤さん、これどうしたんですか? と尋ねると
「もともとこういうのを作るのが好きだけど、道内では取り組んでいる人も少ないし、発表する機会がなくて。陶板はニセコのホテルに納入したことがあるんですが。こういう造形の仕事があればやってみたい」(大意)
とのこと。
このヒグマ、売れた場合は別ですが、各地の個展に連れていくそうです。
北海道の陶芸家のトレードマークとしてはうってつけかも。
なお、旭川の自らの拠点につくった「ウラヤマクラシテル」は現在休業中とのことです。
2024年10月1日(火)~7日(月)午前10時~午後7時(最終日~4時)
三越札幌店 本館9階ギャラリー(札幌市中央区南1西3)
□工藤和彦のうつわ https://kazuhiko-kudo.com/
過去の関連記事へのリンク
■工藤和彦作陶展 (2023年9月19~25日、札幌)
陶芸家工藤和彦さんが、旧旭川温泉を陶芸ギャラリー&ベ―カリー「ウラヤマクラシテル」として改装オープン (2017)
【告知】工藤和彦作陶展 -道北で育まれた器-(2012)
【告知】工藤和彦展 食卓の美学 (2011)
【告知】北海道アウトサイダー・アート・フォーラム2010 in 札幌 (2010年)
■工藤和彦作陶展(2007年)
■陶とうきうきコミュニケーション AMUSELAND(2006年)
■工藤和彦うつわ展(2004年)
■―素―そのやわらかなもの 15のかたち(2003年)
・地下鉄南北線大通駅に直結
・市電西4丁目からすぐ
・JR札幌駅南口から約800メートル、徒歩13分
(この項続く)