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■永井美智子個展 (10月11日まで)

2008年10月10日 23時41分15秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
(日本語は、英文要約のあとにあります。英文、ぜんぜん反響ないんだよなー)

Nagai Michiko solo exhibition
2008 Oct.6-11 at Sapporo Tokeidai Gallery

Nagai is an abstract painter,and a member of Shindoten(New Hokkaido Art Association) .
Her works are so colorful that many layers overlap each other on their surface.

 永井美智子さんは新道展会員の抽象画家。
 時計台ギャラリーでは隔年で個展を開いています。

 さまざまな色斑が点在し、層をなしています。
 永井さんの絵でいちばんおもしろいのは、油彩ならではの、色と色の重なり合いが、画面に豊かな奥行きをあたえていることです。
 時には、下の層になっている色のほうが前進色だったりして、酩酊感すら漂います。
 「奥行きは、むかしはそれほどでもなかったですが、最近は気にするようになりましたね。色の配置も、わざとすこしずらしたりして、画面に変化を出しています」

 画像は、7つのカンバスからなる一種の平面インスタレーション「オマージュ 2008年」。
 絵を斜めに展示するのは、作業中に思いついたアイデアだそうです。
 母親へのオマージュということでした。

 永井さんは主体展にも出品して入賞もしていますが、ことしの作品にはあまり満足していないようすで
「古キャンにしちゃおうかなあ」
と笑っていました。


 出品作は次のとおり。
「青い対話」
「分割された領域」
「シャンテ」
「Dance」
「Up The Wind」
「フィナーレ 冬の朝」
「Repose Of Souls」
「オマージュ2008年」
「連なる青いサウンド」
「MY TOWNE-S」
「赤い日のアスペクト」
「アコード」
「ビオトープ」
「小さな時間」


2008年10月6日(月)-11日(土)10:00-18:00(最終日-17:00)
札幌時計台ギャラリー(中央区北1西3 地図A

2002年の個展


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