北海道美術ネット別館

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北大の初冬

2009年11月19日 23時17分38秒 | つれづれ写真録
 
 かなり以前のことになるけど、テレビアニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主題歌を歌っていたシンガーソングライターのDさんと、お話ししたことがある。
 彼はデビュー当時、まだ関東地方の某私大の学生であった。いきおい、雑談が大学の話題にうつり
「北大って、キャンバスの端から端まで2キロはあって、自転車じゃなきゃ行き来できないですよ」
と言うと
「うそでしょー」
と、ぜんぜん取り合ってくれないのであった。

 ほんとなんだってば。

 獣医学部や低温研のあるあたりと、古河講堂やクラーク会館(通称クラ館)のあたりは、地下鉄でふた駅ぶんの距離がある。
 日本国内・国外にこれよりキャンパスの広い大学はあるかもしれないが、とにかく北大の広大さは、大学のおおきな誇りだろうと思う。





 昔に比べるとずいぶん建造物が増えた。
 北大恵迪寮が現在地に移る以前は、農場の北側は石狩原野のおもむきだったし、旧恵迪寮の周辺にも原始の林が残っていたと記憶している。
 とはいえ、まだ敷地に余裕がある。
 たとえば、旧電算センターの向かい側の林は、べつに公園として整備して残しているわけではなくて、単に昔からそのまま残っているんだと思う。

 上の画像の鳥もその林にいた。
 アカゲラだろうか。

 札幌駅から1キロ以内に、こういう鳥がいるのだ。



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