(承前)
長沼町のコミュニティ公園のある角には、DHCの大きな工場があり、そこから約700メートル走ったところに、「絵本屋ぽこぺん」はあった。
丘からはすばらしい眺望。
なんで、こんなところに本屋さんが!?と思ったけど。
2階で小寺卓也さんの写真展「『だって春だもん』原画写真展」がひらかれていた。
それを見ようと思って、階段を上がろうとしたとき、札幌の画家Sさんと、写真を撮るYさんにバッタリ。
こんなに人に会うんだったら、ひげをそってくるんだった・・・。
お店には、高名な童話作家の加藤多一さんがいらして、Yさんも交えてしばらく話が盛り上がった。
花崎皋平さんの本を買ったら、加藤さんが、別の花崎さんの詩集をプレゼントしてくれた。
童話作家は、子どもと話すのが大好きらしく、なかなか話がとまらない。
小さな本屋さんで、雰囲気は旭川の子ども冨貴堂に似ている。
でも、選ばれている本は、たぶんちょっとちがうのだと思う。
小さいけれど、店主のこだわりが品ぞろえに貫徹しているあたり、いわば「本のセレクトショップ」といえそうだ。
写真展は、春のきざしを見せる川べりの風景や、ふくらみはじめて人の顔みたいに見える木の芽がおもしろかった。
Sさんと話していて、この店の前にあるオブジェが、昨年、北広島で開かれた「はしご展」の出品作であることに気づく。
店主の女性が「はしご展」を見て、どうしてもほしくなったらしい。
いかにもギャラリーにあって作品然としているのではなく、まるで遊具のように、庭にたたずんでいるのがおもしろい。
言われなければ、作品と気づかない、そういうたたずまいなのだ。
Sさんがはしごに乗って、遠くを見ていた。
作者は、札幌・小別沢「やぎや」のご主人である。
(この項続く)
2009年6月5日(金)~6月15日(月)10:00-18:00(火~木休み)
絵本屋ぽこぺん(長沼町東6線北2)
□絵本屋ぽこぺん http://www15.ocn.ne.jp/~pokopen/index.html
■はしご展 (2008年10月)
・ジェイアール北海道バス「ながぬま温泉」行き「東庭園前」から徒歩10分
長沼町のコミュニティ公園のある角には、DHCの大きな工場があり、そこから約700メートル走ったところに、「絵本屋ぽこぺん」はあった。
丘からはすばらしい眺望。
なんで、こんなところに本屋さんが!?と思ったけど。
2階で小寺卓也さんの写真展「『だって春だもん』原画写真展」がひらかれていた。
それを見ようと思って、階段を上がろうとしたとき、札幌の画家Sさんと、写真を撮るYさんにバッタリ。
こんなに人に会うんだったら、ひげをそってくるんだった・・・。
お店には、高名な童話作家の加藤多一さんがいらして、Yさんも交えてしばらく話が盛り上がった。
花崎皋平さんの本を買ったら、加藤さんが、別の花崎さんの詩集をプレゼントしてくれた。
童話作家は、子どもと話すのが大好きらしく、なかなか話がとまらない。
小さな本屋さんで、雰囲気は旭川の子ども冨貴堂に似ている。
でも、選ばれている本は、たぶんちょっとちがうのだと思う。
小さいけれど、店主のこだわりが品ぞろえに貫徹しているあたり、いわば「本のセレクトショップ」といえそうだ。
写真展は、春のきざしを見せる川べりの風景や、ふくらみはじめて人の顔みたいに見える木の芽がおもしろかった。
Sさんと話していて、この店の前にあるオブジェが、昨年、北広島で開かれた「はしご展」の出品作であることに気づく。
店主の女性が「はしご展」を見て、どうしてもほしくなったらしい。
いかにもギャラリーにあって作品然としているのではなく、まるで遊具のように、庭にたたずんでいるのがおもしろい。
言われなければ、作品と気づかない、そういうたたずまいなのだ。
Sさんがはしごに乗って、遠くを見ていた。
作者は、札幌・小別沢「やぎや」のご主人である。
(この項続く)
2009年6月5日(金)~6月15日(月)10:00-18:00(火~木休み)
絵本屋ぽこぺん(長沼町東6線北2)
□絵本屋ぽこぺん http://www15.ocn.ne.jp/~pokopen/index.html
■はしご展 (2008年10月)
・ジェイアール北海道バス「ながぬま温泉」行き「東庭園前」から徒歩10分