10日は休み。
11日は前日の代わりで、出社。
退社後、ギャラリーエッセ→コンカリーニョ→カフェ北都館ギャラリー。
エッセでは「二十一歳展」。
堀江理人さんの絵「すってははいてがつづくことの」が良かった。人生について何かを考えながら、絵筆を執っているように感じた。
12日も休み。
けっきょく外出せずに終わった。
12日は家でツイッターをしている時間が長かった。
熱い話題は、美術批評の北海道における不在についてだった。
ある若い作家が次のようにつぶやいていたのが、印象に残った。
それを言われると、こちらとしては、何も書くことがなくなってしまう。
たとえば、11日に琴似のコンカリーニョで「不羈之鳥」という展覧会を見たが、30人ほどが出品しているというわりには作品数が少なく、小さい絵が多くて、天井の高い会場空間に、完全に負けていた。
犬養とかneccoのような小さい空間に作品が密集していれば趣味的な展示としての良さは感じられたかもしれないが…。
参加者や若い友人とおぼしき人たちは楽しそうにしていたようだが、筆者のような外部の人間には、どこがおもしろいのかまったくわからないシロモノだった。
すくなくても、これまで積み重ねられてきた美術史とはまったく関係はないし、また、現代の社会とも接点はない。好きな人が好きなようにやっているイベントにしか見えなかった。
見た人は、こういうのを「アート」だと思っているのだろうか。
しかし、好きでやってるんだとしたら、べつに自分のような外部の人間がとやかく言うことじゃないんだろうな。
「せっかく若い人たちが一生懸命やってるんじゃない」
「当人たちが楽しいんだから、別にいいだろ」
と言われたら、こちらとしては、反論する材料も必要性もないわけだし。
それに、基本的には筆者は、なにかをけなすことに時間や労力を割くのがもったいないと感じているので、否定的な評価や、批判的な文章は書かないようにしている。
ただ、筆者が見るかぎり、ツイッターなどでは「楽しい」「こんなの見たことない」などの肯定的な感想ばかりで、もし、そういうのだけが記録として残っていくとしたら、札幌のアート全体の流れのなかで見た場合にあまりに公平さを欠くと思ったので、ひとこと書いておくことにした。
11日は前日の代わりで、出社。
退社後、ギャラリーエッセ→コンカリーニョ→カフェ北都館ギャラリー。
エッセでは「二十一歳展」。
堀江理人さんの絵「すってははいてがつづくことの」が良かった。人生について何かを考えながら、絵筆を執っているように感じた。
12日も休み。
けっきょく外出せずに終わった。
12日は家でツイッターをしている時間が長かった。
熱い話題は、美術批評の北海道における不在についてだった。
ある若い作家が次のようにつぶやいていたのが、印象に残った。
評価されるのが嫌なんじゃないでしょうか。なんとなくですけど好きでやっているのだから評価されたくないっていう人たちの方が圧倒的に多い気がします。
それを言われると、こちらとしては、何も書くことがなくなってしまう。
たとえば、11日に琴似のコンカリーニョで「不羈之鳥」という展覧会を見たが、30人ほどが出品しているというわりには作品数が少なく、小さい絵が多くて、天井の高い会場空間に、完全に負けていた。
犬養とかneccoのような小さい空間に作品が密集していれば趣味的な展示としての良さは感じられたかもしれないが…。
参加者や若い友人とおぼしき人たちは楽しそうにしていたようだが、筆者のような外部の人間には、どこがおもしろいのかまったくわからないシロモノだった。
すくなくても、これまで積み重ねられてきた美術史とはまったく関係はないし、また、現代の社会とも接点はない。好きな人が好きなようにやっているイベントにしか見えなかった。
見た人は、こういうのを「アート」だと思っているのだろうか。
しかし、好きでやってるんだとしたら、べつに自分のような外部の人間がとやかく言うことじゃないんだろうな。
「せっかく若い人たちが一生懸命やってるんじゃない」
「当人たちが楽しいんだから、別にいいだろ」
と言われたら、こちらとしては、反論する材料も必要性もないわけだし。
それに、基本的には筆者は、なにかをけなすことに時間や労力を割くのがもったいないと感じているので、否定的な評価や、批判的な文章は書かないようにしている。
ただ、筆者が見るかぎり、ツイッターなどでは「楽しい」「こんなの見たことない」などの肯定的な感想ばかりで、もし、そういうのだけが記録として残っていくとしたら、札幌のアート全体の流れのなかで見た場合にあまりに公平さを欠くと思ったので、ひとこと書いておくことにした。
夜想のほうは、自分の抱いているイメージとしては、もうすこし他の分野のほうに開かれているような気がするんですよね。
いずれにしても、おどろおどろしいアート(という形容詞もアレですが)にも、「すごーい」と思わせるものと凡庸な作品があるのは、他と同じだと思います。
前に若い写真家希望の人の作品を見てほしいといわれて、感想を言ったら根にもたれて大変なことになってます(笑)
私の経験では、ギャラリーで「どうでしょうか」などと聞いてくる人にかぎって、どう返事をしたらいいか困る場合が多いような気がします(苦笑)。
いつだか、路上で撮った猫の下手な写真を、珍しいでしょうって見せてくれた男性がいて、本当に閉口しました。
頑張っている人を批判するのはダメなのだという事だそうです。
一番いいのは、そういう人がいつのまにか界隈からいなくなってくれることでしょうね(笑)。
私は批判するのがめんどうなときは「楽しそうにやっておられますね~」とか、テキトーに話を逸らします。