2012年3月30日、毎日新聞の片隅に載っていた記事(http://mainichi.jp/photo/news/20120330k0000e040150000c.html)。
当地で、紙面で読める記事より、ネットで読めるもののほうが詳しいという逆転現象が、今回も起きています。
いうまでもなく、東京都美術館は、一地方の美術館というよりも、昔から団体公募展の拠点として広く用いられてきました。
日展や二科展といった全国規模の団体公募展はこの美術館を会場に毎年展覧会を開いてきたのです。
その後、手狭になった都美術館の代替施設として、六本木に国立新美術館が完成しましたが、都美術館に残留した団体公募展は、院展やモダンアート、美術文化協会など、意外と多くありました。
それらの団体が、2年におよぶ改修工事の期間中、会場の確保にどれほど苦労したかは、以前のエントリで書いた通りです。
上野駅から都美術館までは、歩くとけっこうありますが、またいつか訪れたいものです。
当地で、紙面で読める記事より、ネットで読めるもののほうが詳しいという逆転現象が、今回も起きています。
東京都美術館(台東区上野公園)の大規模改修工事が終わり、29日、報道陣に公開された。内部の老朽化と手狭になったことから、10年から工事が行われていた。4月1日にリニューアルオープンする。
建物は、日本のモダニズム建築をリードした前川国男(1905~86年)の設計で、75年に完成。赤茶色の打ち込みタイルで覆われた外観が特徴で、前川の晩年の代表作とされる。
改修は「全体のたたずまいを後世に継承する」という方針のもと進行。特別展向け企画棟は地上部がほぼ新築されたが、同じ工法のタイルが使われた。
エスカレーターなどを増やしてユニバーサルデザインに対応。レストランや休憩スペースも拡充された。
1日からは、モダンアート協会など8団体の公募展が開かれる。特別展は6月30日開幕の「マウリッツハイス美術館展」から。【岸桂子】
いうまでもなく、東京都美術館は、一地方の美術館というよりも、昔から団体公募展の拠点として広く用いられてきました。
日展や二科展といった全国規模の団体公募展はこの美術館を会場に毎年展覧会を開いてきたのです。
その後、手狭になった都美術館の代替施設として、六本木に国立新美術館が完成しましたが、都美術館に残留した団体公募展は、院展やモダンアート、美術文化協会など、意外と多くありました。
それらの団体が、2年におよぶ改修工事の期間中、会場の確保にどれほど苦労したかは、以前のエントリで書いた通りです。
上野駅から都美術館までは、歩くとけっこうありますが、またいつか訪れたいものです。