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ギャラリー回りのコペルニクス的転換(などという大げさなものではありませんって)

2013年09月27日 22時11分49秒 | つれづれ日録
(画像は本文と関係ありません)

 忙しくて、1日に1本ずつしかブログを書けてないぞ~!

 9月21日にギャラリーを慌ただしくまわったさいに感じたことをもとに、つづろうと思っていたんだけど…。

 話の流れとしては、8月31日にアップした記事「なぜ梁井朗は札幌のギャラリーをすべて回ることが以前は可能だったのか?」の続きということになるかもしれない。

 書き終わってから気がついたのだが、この原稿の前提が、あるいは、自分以外の人とかなり異なっているんじゃないだろうかと思ったのだ。
 ふつうの札幌の美術愛好家は、いろいろ開かれている展覧会や催しから、自分が見たいものを選んで行くのだろうと思う。
 筆者は、以前は違った。
 時間が許す限り、ぜんぶ見るというのが、前提(デフォルト)になっていたのだ。
 アートにくわしい人であれば、「これはおもしろそうだと」という予想をある程度つけて、選択することができるだろう。
 しかし、筆者は無知だし、感性や予想能力がすぐれているわけでもない。
 とにかく、発表する側は全力を尽くしているのだろうから、見る方も可能な限り見ることに力を注ぎたい。

 というわけで、案内が来ようが来まいが、なるべく全部に足を運んでいたのだ。

 しかし…。

 現在の環境でそれをやろうとすると、いろいろなことが破綻するということを、9月21日にあらためて痛感した。

 そもそも、これまでも書いているように、平日に回れる展覧会がきわめて少ないため、週末へのしわ寄せがハンパでない。引っ越し荷物の片付けなどまったく済んでいない状態だ。
 そんななかで、これに見なければ北海道の美術史の重大な要素を見落とすことになる―というわけでもない展覧会にせっせと足を運ぶことに、どんな意味があるのだろう。ふと、自問してしまった。

 しかも、せっかく見ても、ブログを書く時間(と体力)がないのである。
 見っ放しになっている展覧会が増えていく。


 とりあえず、転居にともなう作業が一段落するまでは、そちらを優先して、片端から見るのはやめることにしたい。

 …のだが、これまでの習慣を一気に変えるのはかなり難しく、週末になればなったで、ついたくさん見ちゃうんだろうなあ。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (SH)
2013-09-28 06:05:43
ヤナイさん、こんにちは。
まあ、常識的に考えると、確かに見に行く展覧会を絞ることになるんでしょうね。
しかし、その常識にとらわれないところに「シビれる!あこがれるゥ!」なのではないでしょうか。
私のギャラリー巡りはそうでもないですが、読書に関してはそのつもりです。
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SHさん、こんばんは (非常識な(笑)ねむいヤナイ)
2013-09-28 18:29:15
なんすか、その「シビれる!あこがれるゥ!」って…ww

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Unknown (SH)
2013-09-28 21:41:47
「シビれる!あこがれるゥ!」

これは少年ジャンプ連載の「ジョジョの奇妙な冒険」に出てきた、セリフです。
普通の人には到底できないことを、平気でやってのけることに対する賛辞(?)のセリフですね。
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Unknown (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2013-09-28 23:39:28
マンガ雑誌とラジオの深夜放送だけは、なかなか同世代の人と話が合いません。
ジャンプといえば、ど根性ガエル、トイレット博士、すすめ!パイレーツで、それ以降はよくわからないのが残念です。
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