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非常に精力的に制作・発表を続けている石狩市在住の彫刻家川上りえさんと、モエレ沼公園を基本設計した彫刻家イサム・ノグチの「あかり」とのコラボレーション。
「あかり」と道内作家の共演は、2016年冬にも展開されています(下にリンクを貼っておきました)。
あかりはイサム・ノグチが1952~86年に手がけた9点。
いちばん大きいものは1.9メートルもあります。
一方、川上りえさんは、2013年の「Zero Gravity」計36点を再構成。
雑な言い方になってしまいますが、どちらかというと存在感のある鉄でガンガン攻めてくるという印象のあるこの作家としては、繊細な鉄線を組み合わせた作品を中空につるしていて、いつになくソフトな感じがします。いわば、この剛毅な精神の作家の、もうひとつの面を見た思いです。
イサム・ノグチのあかりも、ふわっとした作品です。これとコラボして空間をつくるのであれば、鉄という存在感のある素材を用いながらも軽みの充溢した展示になるのは必然的といえるかもしれません。
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中央に、通路のように両脇に作品がつりさげられているところがあって、そっと静かに通り抜けることができます。
作品にさわらないように約3.5メートルを歩き抜けると、ちょっとした達成感がありました。
2022年1月8日(土)~3月6日(日)午前9時~午後5時、月曜休み(祝日開館し翌火曜休み)
モエレ沼公園ガラスのピラミッド(札幌市東区モエレ沼公園 http://moerenumapark.jp )
□ Rie Kawakami https://erikartgallery.wixsite.com/riekawa
過去の関連記事へのリンク
■「ひかりの連鎖」第3期 今村育子 (2016)
■「ひかりの連鎖」第2期 佐々木秀明 (2016)
ひかりの連鎖 (高臣大介:2016)
■川上りえ個展「思考の化石」(2021)
ギャラリー門馬(札幌)、2021年12月3日にリニューアルオープン。第1弾は川上りえ個展「思考の化石」
北海道文化賞に羽生輝さん、文化奨励賞に川上りえさん、北村清彦さん、旭川彫刻フェスタ実行委
■フィギュールの森 Work in Progress 北翔大学北方圏学術情報センタープロジェクト研究 美術グループ成果報告作品展 (2021)
■札幌ミュージアム・アート・フェア2020-21
■BENIZAKURA PARK ART ANNUAL 2020
「イコロの森ミーツ・アート」は1年延期。今年はオンライン展覧会に (2020)
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■Rie Kawakami solo exhibition : Landscape Will 2019 川上りえ個展
■JR Tower Art Planets Grand prix Exhibition 2018
■*folding cosmos 2013 「松浦武四郎をめぐる10人の作家達」
■川上りえ 札幌文化奨励賞受賞記念 Plus1 Group Exhibition (2013)
■川上りえ個展 UNLIMITED LIFE ZONE (2013年6月22日~7月7日)
■谷口明志・川上りえ Space Abstraction II (2012年)
【告知】まぼろしのいえ 川上りえ×冨田哲司
■谷口明志 × 川上りえ (2010年)
■PLUS ONE THIS PLACE(2010年9月)
■川上りえ個展 イロジカル・ムーブメント (2010年6月)
■SAG Introduction II (2009年10月)
■交差する視点とかたち vol.3 阿部典英 加藤委 川上りえ 下沢敏也(2009年7月)
川上りえ「ANCIENT SUN」(野外立体作品)
■SAG INTRODUCTION(2008年12月)
■On the wall/Off the wall 山本雄基、西田卓司、川上りえ(2008年9月)
■川上さんの米国滞在報告(08年6月)
■川上さん、米国でレジデンス中(08年4月)
■川上りえ展 Trace of Will(06年)
■米国での個展報告(04年)
■札幌の美術2003 ワークショップ
■札幌の美術2003
■北の彫刻展2002(画像なし)
■水脈の肖像(02年、画像なし)
■川上りえ個展-浸透痕(01年)
■北の創造者たち(2000-01年)
・地下鉄東豊線「環状通東駅」(H04)で中央バス「東69 あいの里教育大駅行き」か「東79 中沼小学校通行き」に乗り継ぎ「モエレ沼公園東口」降車。約840メートル、徒歩11分
※冬季は「モエレ沼公園西口」から行くことは困難です。悪天候の場合、遭難の危険性があります。冬季は、ガラスのピラミッド内にある駐車場に車を止めても大丈夫のはず…
「あかり」と道内作家の共演は、2016年冬にも展開されています(下にリンクを貼っておきました)。
あかりはイサム・ノグチが1952~86年に手がけた9点。
いちばん大きいものは1.9メートルもあります。
一方、川上りえさんは、2013年の「Zero Gravity」計36点を再構成。
雑な言い方になってしまいますが、どちらかというと存在感のある鉄でガンガン攻めてくるという印象のあるこの作家としては、繊細な鉄線を組み合わせた作品を中空につるしていて、いつになくソフトな感じがします。いわば、この剛毅な精神の作家の、もうひとつの面を見た思いです。
イサム・ノグチのあかりも、ふわっとした作品です。これとコラボして空間をつくるのであれば、鉄という存在感のある素材を用いながらも軽みの充溢した展示になるのは必然的といえるかもしれません。

中央に、通路のように両脇に作品がつりさげられているところがあって、そっと静かに通り抜けることができます。
作品にさわらないように約3.5メートルを歩き抜けると、ちょっとした達成感がありました。
2022年1月8日(土)~3月6日(日)午前9時~午後5時、月曜休み(祝日開館し翌火曜休み)
モエレ沼公園ガラスのピラミッド(札幌市東区モエレ沼公園 http://moerenumapark.jp )
□ Rie Kawakami https://erikartgallery.wixsite.com/riekawa
過去の関連記事へのリンク
■「ひかりの連鎖」第3期 今村育子 (2016)
■「ひかりの連鎖」第2期 佐々木秀明 (2016)
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■BENIZAKURA PARK ART ANNUAL 2020
「イコロの森ミーツ・アート」は1年延期。今年はオンライン展覧会に (2020)
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■Rie Kawakami solo exhibition : Landscape Will 2019 川上りえ個展
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■川上りえ個展 UNLIMITED LIFE ZONE (2013年6月22日~7月7日)
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【告知】まぼろしのいえ 川上りえ×冨田哲司
■谷口明志 × 川上りえ (2010年)
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・地下鉄東豊線「環状通東駅」(H04)で中央バス「東69 あいの里教育大駅行き」か「東79 中沼小学校通行き」に乗り継ぎ「モエレ沼公園東口」降車。約840メートル、徒歩11分
※冬季は「モエレ沼公園西口」から行くことは困難です。悪天候の場合、遭難の危険性があります。冬季は、ガラスのピラミッド内にある駐車場に車を止めても大丈夫のはず…