札幌の金子辰哉さんが主宰する現代美術のグループ展「存在派」が、今回で四半世紀を迎えました。
金子さんは、赤が鮮烈な抽象画の連作。下地に黄色などの色を塗り、上から重ねた赤を削り取って制作したようです。
平松和芳さんは、ブリキを用いた壁掛け型オブジェ9点。ハートの形や、タイルを貼り付けた作品を見るにつけ、平松さん元気だなーと感服します。
太田ひろさんは、錆びかけた鉄の半球型の立体を五つ床に並べました。たぶん、鳴らすと楽器になるのだと思います。大きさが微妙に異なるし。
林玲二さんは、ちょっと古いコンピュータプリント用紙を支持体にした「連画ドローイング」のシリーズを続行中。今回は「炭素粒/『振動尺』へのオマージュ」と題されています。
いやー、林さんはこれまで、わりと茶や黒の重々しい色調の作品が多かったように思いますが、あざやかな色がついてもいいもんですね。すばらしい色合いです。
楢原武正さんは、古い釘をびっしり埋め込んだ板による作品4点と、墨による平面2点。
樋爪俊二さんは、モノクロによるソフトなSM写真。今回は、女性の縛り方も、いつもよりソフトな感じ。
中村聡子さんは、鍵盤を押すと上の器械の部分がピカピカひかるふしぎな立体を出品。新人です。
もうひとりの新人森山直行さんは抽象画。
椿宗親さんも平面4点。うち1点は、骸骨のような頭部をした人々が酒場にいる絵です。
ニムエヒロミさんは、「YELLOW KALMA」「黄色いカルマ」の油彩2点でした。
12月15-20日
アートスペース201(中央区南2西1、山口中央ビル6階 地図B)。
■M.E.X 23
金子さんは、赤が鮮烈な抽象画の連作。下地に黄色などの色を塗り、上から重ねた赤を削り取って制作したようです。
平松和芳さんは、ブリキを用いた壁掛け型オブジェ9点。ハートの形や、タイルを貼り付けた作品を見るにつけ、平松さん元気だなーと感服します。
太田ひろさんは、錆びかけた鉄の半球型の立体を五つ床に並べました。たぶん、鳴らすと楽器になるのだと思います。大きさが微妙に異なるし。
林玲二さんは、ちょっと古いコンピュータプリント用紙を支持体にした「連画ドローイング」のシリーズを続行中。今回は「炭素粒/『振動尺』へのオマージュ」と題されています。
いやー、林さんはこれまで、わりと茶や黒の重々しい色調の作品が多かったように思いますが、あざやかな色がついてもいいもんですね。すばらしい色合いです。
楢原武正さんは、古い釘をびっしり埋め込んだ板による作品4点と、墨による平面2点。
樋爪俊二さんは、モノクロによるソフトなSM写真。今回は、女性の縛り方も、いつもよりソフトな感じ。
中村聡子さんは、鍵盤を押すと上の器械の部分がピカピカひかるふしぎな立体を出品。新人です。
もうひとりの新人森山直行さんは抽象画。
椿宗親さんも平面4点。うち1点は、骸骨のような頭部をした人々が酒場にいる絵です。
ニムエヒロミさんは、「YELLOW KALMA」「黄色いカルマ」の油彩2点でした。
12月15-20日
アートスペース201(中央区南2西1、山口中央ビル6階 地図B)。
■M.E.X 23
見に来て下さい。 糸井。