北海道美術ネット別館

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2013年8月24日は17カ所・続き

2013年08月25日 17時12分36秒 | つれづれ日録
承前)

 さて、茶廊法邑 さ ろうほうむらを出て、「北13東15」バス停の前まで来たら、「札幌駅北口」行きの「東64 伏古北口線」が6分後に来るようなので、待つことにする。
 つぎのバス停は「環状通東駅」で、ここで降りて地下鉄東豊線に乗り継ぐのもひとつの手だが、階段の上り下りも面倒なので、そのまま乗っていくことにした。

 都心部では、ギャラリーたぴおのsummer wave展(31日まで)、札幌時計台ギャラリーの北海道教育大学油彩画研究室 大学院生展(24日で終了)、道新ぎゃらりーの多年草展(27日まで)は別項。

 札幌時計台ギャラリーでは、この20年あまり、きっかり3年に1度個展を開いているパリ在住の吉田康子さんが個展を開いていた。
 吉田さんは一版多色刷りという珍しい技法を駆使する方で、今回は、サクラの花びらがテーマ。絃楽四重奏などの人物のシルエットと組み合わせ、桜色と、躍る曲線の組み合わせとが、豊かなリズムを生んでいた。

 ギャラリー大通美術館に続き、富士フイルムフォトサロン。西6丁目移転後は初めて足を運んだような気がする。
 次いで、スカイホール、さいとうギャラリー、三越。
 大丸藤井セントラルの1階で、いろいろな折り畳み傘を売っていたが、迷った末、買わなかった。

 「北1西4」からバスに乗ろうとして、大通駅から、日の出ビルの階段をのぼって地上に出る。
 出てから
「ああ、チカホを通ればよかったんだ」
と気づく。習慣、あるいは無意識というのは、おそろしい。
 しかし、そのおかげで、道銀本店のらいらっくぎゃらりいで絵画展をやっていることに偶然気づく。小さな絵が大量に並び、場所によっては5段がけになっている。裸婦もけっこうあるが、なんだか雑誌のグラビアをもとに描いたように見える。

 北1西4から、ジェイアール北海道バスの手稲鉱山行きに乗る。

 そうしたら、間もなくどしゃ降りになった。

 車窓を眺めながら、大丸藤井セントラルで傘を買わなかったことを激しく後悔する。

 「発寒橋」で降りたときには、やや小ぶりになっていたが、発寒川沿いを歩いている途中、またも降りが激しくなり、木の下で雨宿りする。

 ギャラリー山の手で小路七穂子水彩画展。
 人物画は、とてもまじめに、丹念に描かれている。
 小品は風景画などで、こちらのほうが、どこか暗い心のゆらぎみたいなものが感じられて、興味深かった。

 ギャラリーを出るときは、雨は上がっていたが、そろそろ傘無しに耐えられなくなってきた。



 バスがすぐに来ないこともあって、ふもと橋を渡ってツルハに入り、ビニール傘などを購入した。
 「西野3条2丁目」から、ジェイアール北海道バスの「循環西21 山の手線」に乗る。
 ここはかつて、西野ターミナルがあったところである。

 「札幌彫刻美術館」で降車して、札幌宮の森美術館で、イジス写真展を見る。25日まで。
 展示されているのは、シャガール関係のものばかりだ。

 宮の森美術館もすっかり建物が変わっていた。
 結婚式場と建物が分かれてしまったんですね。
 なんだか壁面が狭くなったような気がする。

 「宮の森1条10丁目」からジェイアール北海道バス。
 円山公園駅近くで、冷やしラーメンを食べ、カフェエスキスでアイスコーヒーを飲み、東西線で大通へ。

 CAI02 で、笠見康大個展。初日の、作者と穂積学芸員(道立近代美術館)のトーク。

 近くの焼き鳥屋でHさん、Sさんと一杯やってから、帰宅。


 この日は、1dayカード(1000円)で2190円分を利用した。


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