
(承前)
知床エアポートライナーを「道の駅流氷街道」で降りました。

道の駅の中で「彩友会」というグループが絵画展を開いています。
風景などを描いた油彩画が5点ならんでいました。
31日までだそうです。
キャプションに、題名と技法(油彩)が書いてあるのに、作者の名前がないのは、めずらしいです。
道の駅流氷街道は、流氷観光船おーろら号の発着地でもあり、当然、網走市街地のなかでは海に近い方にあります。
ここから、市街地のなかでは割と内陸にある網走駅までは距離にして1.6キロほど、歩くと20分近くかかります。
歩けない距離ではないのですが、バスターミナルの前まで来ると、市街地を東西に結ぶ路線を待っている老人が停留所の前にいます。

これはすぐにバスが来るのかも―と思っていると、案の定、網走駅行きのバスがやって来ました。
(ところが、その老人は乗らないのでした)
車内には男子高校生1人が乗っていました。
乗り込むとすぐに運転手から、どこまで行くかを聞かれました。
降車用の押しボタンが故障しているのだそうです。
バスが走り出すと「次はモヨロ入口」というアナウンスがあるたびに
「次、停車します」
という音声が流れます。
誰もボタンを押さないのに、すべての停留所で誰かが降りるようなアナウンスが流れてしまうという、一風変わった故障でした。
なお、網走市街地を横断する網走バスの市内路線は、国道をまっすぐ東西に走ることはほとんどなく、いったん網走川を渡って、北側の網走厚生病院やオホーツク総合振興局の前を経由したのち、ふたたび橋を渡る、というルートをとる場合が多いです。
多少遠回りですが、歩くよりは速いです。
150円でした。

網走からは、いつものように特急オホーツク4号に乗ります。
17時25分発。
特急料金がかかるのですが、この後の普通列車に乗るよりも、所要時間が1時間ほど短い上、遠軽着が1時間40分も早いので、特急に乗るのです。
終着の札幌に着くのは5時間半後です。

一番乗りだったので、最後尾の座席に腰掛けることができました。
「電車でGO!」とは逆ですが、パノラマ的な車窓風景を楽しむことができます。
遠軽からは進む方向が変わるので、この座席が最前列になり、自由席でありながら展望特等席、ということになるのですが、筆者は遠軽で降りますし、その頃には日が暮れてしまうので外の景色はあまり見えなくなってしまいます。
以上で、斜里への旅はおしまいです。
もうしばらく訪れることはないだろうと思っていましたが、8月に芸術祭を開くという情報があり、また行くことになるかもしれません。
知床エアポートライナーを「道の駅流氷街道」で降りました。

道の駅の中で「彩友会」というグループが絵画展を開いています。
風景などを描いた油彩画が5点ならんでいました。
31日までだそうです。
キャプションに、題名と技法(油彩)が書いてあるのに、作者の名前がないのは、めずらしいです。
道の駅流氷街道は、流氷観光船おーろら号の発着地でもあり、当然、網走市街地のなかでは海に近い方にあります。
ここから、市街地のなかでは割と内陸にある網走駅までは距離にして1.6キロほど、歩くと20分近くかかります。
歩けない距離ではないのですが、バスターミナルの前まで来ると、市街地を東西に結ぶ路線を待っている老人が停留所の前にいます。

これはすぐにバスが来るのかも―と思っていると、案の定、網走駅行きのバスがやって来ました。
(ところが、その老人は乗らないのでした)
車内には男子高校生1人が乗っていました。
乗り込むとすぐに運転手から、どこまで行くかを聞かれました。
降車用の押しボタンが故障しているのだそうです。
バスが走り出すと「次はモヨロ入口」というアナウンスがあるたびに
「次、停車します」
という音声が流れます。
誰もボタンを押さないのに、すべての停留所で誰かが降りるようなアナウンスが流れてしまうという、一風変わった故障でした。
なお、網走市街地を横断する網走バスの市内路線は、国道をまっすぐ東西に走ることはほとんどなく、いったん網走川を渡って、北側の網走厚生病院やオホーツク総合振興局の前を経由したのち、ふたたび橋を渡る、というルートをとる場合が多いです。
多少遠回りですが、歩くよりは速いです。
150円でした。

網走からは、いつものように特急オホーツク4号に乗ります。
17時25分発。
特急料金がかかるのですが、この後の普通列車に乗るよりも、所要時間が1時間ほど短い上、遠軽着が1時間40分も早いので、特急に乗るのです。
終着の札幌に着くのは5時間半後です。

一番乗りだったので、最後尾の座席に腰掛けることができました。
「電車でGO!」とは逆ですが、パノラマ的な車窓風景を楽しむことができます。
遠軽からは進む方向が変わるので、この座席が最前列になり、自由席でありながら展望特等席、ということになるのですが、筆者は遠軽で降りますし、その頃には日が暮れてしまうので外の景色はあまり見えなくなってしまいます。
以上で、斜里への旅はおしまいです。
もうしばらく訪れることはないだろうと思っていましたが、8月に芸術祭を開くという情報があり、また行くことになるかもしれません。
(この項終わり)