北海道美術ネット別館

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2008年11月3日は16カ所(3)

2008年11月04日 23時56分57秒 | 展覧会の紹介-CG、design
承前

 山鼻9条からふたたび市電に乗り、資生館小学校前で降車。
 BCSは休み、gallery new starは何もやっておらず、そのまま狸小路8丁目のライティング・コア札幌DAIKOで、あかりのデザインの展覧会を見る。

 西11丁目駅まで歩いてくると、ちょうど市立病院前行きのじょうてつバスが来たので、それに乗って「北7西13」でおりる。

 北7西19のアトリエテンマのギャラリーで「左官×家具×照明」展。
 昔ながらの塗り壁がビルの内側にどーんと展開されていて、迫力。
 日干しれんがの壁も据え付けられていたが、これはこの会場内で制作したものだそう。何トンもあるらしい。
 アトリエテンマといえば札幌市内のおしゃれな飲食店はほとんど手がけているのではないかと思われるほどの事務所だが、そこがこのように、日本の伝統的な工法に興味を抱いているのはとてもおもしろい現象だと思った。


 次の目的地「新岡康建築設計事務所」(宮の森2の13)は、公共交通機関で行こうとすると、エライことになるので、やむを得ずタクシーを拾う。

 住宅街の中の細い道を行くと、琴似川に沿った土地に、設計事務所が建っていた。
 事務所内で、清水しおりさんなどの陶器が展示されていた。
 ご主人に珈琲をいただく。なんだか、心がほっとした。

 けっして広い土地・住宅ではないが、とても心地よい空間ができている。やっぱり、さすが建築家だと思う。
 川のそばに住むって、いいなあ。


 北1条宮の沢通りまで歩き、バスで円山公園へ。
 そこから東西線と東豊線を乗り継いで、学生STEPの会場である「あう・くる(旧豊水小)」へ。
 STEPについては別項で。


 最後に「黒田晃弘-人の世界を旅する」を見るために、東西線を終点まで乗って、シンフォニカ・スクエア(西区発寒6の12)へ行く。

 迷った末に探し当てた会場だが、入り口は開いていたものの、スタジオのドアは施錠してあった。
 ノックしても反応がない。
 まだ6時過ぎ。サイトにもフライヤーにも20時までと明記されているのに、これはひどい。
 最終日に早く会場を閉めるのはよくあることだが、だったらそう書いてほしい。遠いんだから。

 がっかりして雨の中を帰宅した。

 このエントリの展覧会はすべて3日で終了。


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