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5月27日の日記5・水脈の肖像シンポと見落とした展覧会

2006年05月30日 22時27分57秒 | つれづれ日録
 しつこいようですが、5月27日の日記のつづき。
 ギャラリーたぴおの後、札幌時計台ギャラリーに寄ってから、道立近代美術館へ。午後3時から「水脈の肖像06」のシンポジウムがあったのだ。
 韓国とドイツの美術家が自国の状況について話したあと、端聡さんが、ドイツの状況について補足した。ベルリンやハンブルクではアンダーグラウンドのアートが盛んで、国がそういうアーティストをバックアップしている、国立美術館などで個展をひらいたりする、日本だと
「あんなゴミに税金を使うのは無駄遣いだ」
と反対運動が起きそうなアートだ-と言っていた。
 最後に、この1、2年、韓国や上海、ドイツなど海外での発表が多い鈴木涼子さんが、自らの活動をスライドで紹介していた。

 閉館後、オープニングパーティが行われ、大勢の関係者が集まっていた。
 
 筆者はこういう場は最近苦手なので、途中で失礼した。

 この日はこれで切り上げ。
 したがって、この週は大量の見落としが発生した。
 三越の「伝統工芸新作展」、市民ギャラリーの蒼樹会展と一線展、藤倉英幸作品展、法邑のすずきもも展、スカイホール、さいとうギャラリー、ギャラリー大通美術館などがすべて見られなかった。
 こんなに見なかったのはめずらしい。

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2 コメント

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世代交代かな (川上@道都書房)
2006-05-31 01:02:10
シンポジストを見ると、荒井善則氏、端聡氏、鈴木涼子氏、朴光烈氏などですが、矢崎勝美氏の姿が見えない。筆者の個展(3月)にお出で頂いてから、最近お会いする機会がないが、お元気なのでしょうか。



ともあれ、公的な美術館で現代を表現する若手の個展が開催できない状態を一考する価値はあると思います。

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矢崎さん (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2006-05-31 23:49:26
パーティの会場でちらっとお見かけしました。



矢崎さんはいまや、海外のビエンナーレで、審査員という立場なんですものねえ。
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