北海道美術ネット別館

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スタジオジブリ・レイアウト展 その誕生から「借りぐらしのアリエッティ」まで 開幕

2010年06月26日 09時26分01秒 | 情報・おしらせ
 「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」など、いまや国民的アニメともいえる作品を次々と世に問い続けているスタジオジブリ。今回の展覧会では、1枚の紙に、背景とキャラクターの位置関係、カメラワークの有無やそのスピードなど、そのカットで表現されるすべてが描かれた映画の設計図ともいわれる「レイアウト」の数々が展示されている。

 宮崎駿、高畑勲らが鉛筆で描いた、レイアウト導入第一弾「アルプスの少女ハイジ」をはじめ「風の谷のナウシカ」「火垂るの墓」「魔女の宅急便」「耳をすませば」「ハウルの動く城」といった作品のレイアウト1291点。昨夜完成披露が行われたばかりの7月17日公開の新作「借りぐらしのアリエッティ」のレイアウトも並ぶ。
 2008年に東京で、その後大阪や徳島でも開催されている。

 オープニングセレモニーでは、奥岡茂雄館長が「豊富な展示内容。ジブリアートに身も心もどっぷりと浸かれる。絵画でいえば、いわばデッサン。完成作が書き言葉なら話し言葉のようなもので、十分に親しんでほしい」とあいさつ。
 引き続き、島田STV社長、スタジオジブリ社長らがテープカットを行い、開会を祝った。

 会場にはさっそく家族連れが訪れ、おびただしいレイアウトに絵をみはっていた。
 また、館の入り口前には、トトロのおなかに乗ったような写真が撮れるコーナーや、館入り口にはポニョと一緒に写真が撮影できるコーナーもあり、子どもたちが笑顔で楽しんでいた。


2010年6月26日(土)~8月29日(日)9:45am~5:30pm(入場~5:00pm)、金曜日および8月12~15日は9:45am~9:00pm(入場~8:30pm)会期中無休
札幌芸術の森美術館(札幌市南区芸術の森2)

一般・大学生 1100(900)円、高校・中学生900(700)円、小学生 600(400)円
    ※( )内は、前売りおよび20人以上の団体料金
・野外美術館との共通券もあります

□STVの展覧会ホームページ http://www.stv.ne.jp/event/layout/index.html




・地下鉄南北線真駒内駅バスターミナルの「2番乗り場」から中央バスに乗り「芸術の森入り口」降車。(すべての便で行けます。片道280円)


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