まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

丸亀城下は秋の色・・・。

2007年10月16日 | 自然
 さて、今日は丸亀に行ったというお話をしました・・・。

 その丸亀城の近くに・・、NTT丸亀ビルというのがあるのですよ。昔の・・・丸亀電報電話局。今は・・・・無人の交換所です。

 その近くで見つけた・・イチョウの木と銀杏です。「いちょう」で変換しても「銀杏」が出るのですね・・。たまげた・・。

 

 で・・、公衆電話ボックスを探していたら・・・、こんなものが目にとまった・・。有名な短歌・・・・っていうか、歌ですよね・・。

                

 <<伊予竹に 土佐紙張りて 阿波ぐれば 讃岐うちわで 四国(至極)涼しい>>

 と、書いてあります・・というか、刻んであります。昔の人は賢いもんだ・・。

 おりしも空は秋空・・・。うろこ雲っていうんでしょうか。若い頃には勉強したはずなんですが・・・記憶の引き出しが動きません・・・(;一_一)

 

 暑いの、蒸し暑いだのと言いながら・・・、あたりは・・自然に秋めいてきている様子です。

 なんと・・、今日も155Kmも走っておりました・・・。疲れるはずだ。

                 

顔師 小山拡賜(ひろし) 美の世界展

2007年10月16日 | 民俗
 今日は丸亀城そばの市民広場南口の公衆ボックスの撤去のための調査だった。

 で、市立資料館をのぞくと、不思議な世界があった。

                 

 顔師・・・という職業があるらしい。今風に言えば、「メークさん」か。舞台舞や踊り・・歌舞伎なんぞの顔をつくる人らしい。それに着物の着付けもやるそうな・・。

 この小山さんは、丸亀市風袋町の小山酒店の次男として生まれたが、戦後、上方に出て、顔師になったという。

 

 昭和35年に顔師として独立し、日本舞踊家の顔師として活躍。さらに顔だけでなく、演目に応じた着物と帯、櫛やかんざしの取り合わせにまで気配りをして、美しく仕上げて舞台に送り出したそうな。

 

 これが携帯用の化粧道具の一部。餅は餅屋・・。道具だって立派なものばかり。

 

 これはかんざしのほんの一部・・・。見てもよくはわからんですが、立派なものらしい・・・。舞台用の金のかかったものらしい・・・。

                 

 瀬戸物のクシ・・? 瀬戸物のかんざし・・・??

 まさに珠玉のコレクション・・。国立文楽劇場のコレクションらしい。
会期は12月2日まで。お時間のある方はぜひ・・どうぞ。

ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>