まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

山の暮らしのあたたかさ・・・。

2007年10月17日 | 歴史
 ふっと通りがかった山道に、「国指定重要文化財」という標識があった。

 とはいうものの、初めてではない・・・。何度も何度も見ているのだけれど、今日は・・・じっくりと、その民家を確かめるように観察した・・。

                  

 さぬき市多和にある細川宅。江戸時代末期の十八世紀の建物で、かやぶき、つくだれ方式で、土座と座敷の二間式。昔の貧農の民家・・・形式。

 屋島にある民家博物館にもない形式の民家。

  

 土座という、土の上にむしろをひいて、家族団欒をした・・、今でいう、リビング。隣は、座敷という竹座。ここは来客用か法要用。普段には立ち入れない。

 

 これは天井を見た部分・・・。屋根裏部屋というか、物置風に見えてるし、自然換気の工夫が読み取れる・・。

                

 これは照明なんだけれども・・、主照明は囲炉裏。こういうランプは補助照明だったが、囲炉裏が姿を消すと、主照明になっていった。



 これはおまけの大サービス。なんの花だかわからない・・。

 
 

雨乞いの里・・、綾南町・・。

2007年10月17日 | 自然
 毎日、公衆電話ボックスを撤去するために走り回っている。

 本来のお仕事は、撤去電気通信設備担当・・・。全く・・・違うお仕事なんだけれど・・・。たまたま・・・、その撤去された公衆電話ボックスを産廃処理する・・・ついでに、このお仕事を引き受けたのだけれど、今年の半分で・・・120件を超えたっていうのは・・・異常。本来業務がアップアップしている。

 

 これは、その・・・公衆ボックスを外すところにあったモニュメント。銅像らしい・・・。この町のお宮さんで行われる「雨乞い踊り」を表現している。

 「なんまい・・・・どう・・・やぁ~♪・・・」という調子で踊る。本来は「南無阿弥陀仏」のお念仏。それが・・・変化して・・なんまいどうや・・だ。これが、「滝の宮念仏踊り」になったそうだ。

                

 この河童・・は何だ・・・。よくわからん・・・。

                

 山手に回ると・・・桜の木が紅葉を始めていた。自然というものは、いつも真面目だ。

 話は違うが、私の自由研究の「咸臨丸と塩飽諸島」という本が完成したが、咸臨丸子孫の会の幹事さんから、「検証するから大至急、その本を送れ・・・」という話だ。なんか・・・、とんでもない話になっているみたい・・。私にしてみれば、夏休みの自由研究を、さぬき広島の文化祭に展示するだけの話なんだけれども・・。

 

 ま、それで、著作権をクリアーして、大手を振って県立図書館くらいに贈呈できれば最高かなぁ・・・。でも・・、ハードルはかなりに厳しい・・。





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