まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

夏の花雨に打たれて紅を増し

2021年07月15日 | 時には日々是日

 15日の丸亀市地方は、上空の寒気や湿った空気の影響で曇り、雨や雷雨となる所がある見込み。気温は24.1度から28.5度、湿度は92%から80%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の丸亀市地方は昼過ぎから夕方は激しく降る所があるらしい。

 

 104/62/80 36.4c-97% 62.2Kg 26.3c-76%-1008hPa 体調に変化はない。

 

 4時半起きの7時過ぎに我が家を出て高松市南部を経由して綾川町を経て丸亀市に入る。8時半過ぎに弟の家に着き、草刈り道具を積み込んで丸亀港へ。そんなに急ぐ必要もないのだが、長い道中、何があるかわからない。早め、早めに行動したいタイプ。

 

 丸亀港発9:25分のフェリーボート「しわく丸」で海上45分の航海である。相変わらず乗客は数えるほど。

 

 四ヶ月ぶりの島の家である。思ったほどには草も伸びていない。

 

 それでも、弟はすぐさまに草刈りを始める。周りが耕作放棄地だから草は遠慮なく我が家に侵入してくる。その境界を確保するだけでもたいへんだ。

 

 孫たちが大きくなって大学生にもなってしまうと、夏休みと言うても遊んでばかりはいられない。だから、その親たちも忙しくなる。だから、この島の家もずいぶんと空き家モードになったまま。私たちが草刈りや庭木の剪定作業をやるばかりになってしまった。

 

 弟(三男)はパワーがあって、どんどんと草を刈っていく。私だって少し前までは草刈りをやっていたのだけれど、そんなに楽しい遊びではなかった。小学生のころは鎌で手刈りで田んぼの草を刈ったもの。その後しばらくして草刈り機が流行って草刈りばかりをやらされていた。田んぼの畦に草を生やしてはならん・・という祖母のしつけだった。

 

 長くてピンピンしている草がなくなるだけでもさっぱりとする。

 

 草刈り機で草原のすみかを追われた虫たちが逃げ惑って飛び回る。

 

 草刈りが終われば休憩。シャワーをあびて、まずはお茶代わりの一杯・・・。男料理というか適当に並べただけの食卓である。

 

 夕方の17時前から夕食が30分ほどで終わると、しばらく休憩して散歩して、おなかをすかせて、二次会になる。島の家だって、19時や20時からは寝られないというものだ。それに、ここは家族からの「治外法権」。好きなようにして時間が過ぎる。

 

 それがなかなかに眠れない・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい」という孔子の言葉からである。ゆっくりでもいいから、いつも前進していくことを意識する。小さなことでもやり続けていれば、わずかでも前進できるけれど、止めてしまえばそこから先は進まない、という意味らしい。「子曰わく、譬(たと)えば山を為(つく)るが如(ごと)し。未(いま)だ一簣(いっき)を成さざるも、止(や)むは吾(わ)が止むなり。譬えば地を平らかにするが如し。一簣を覆(ふく)すと雖(いえど)も、進むは吾が往(ゆ)くなり。」と言う言葉が元らしい。現代語訳では、「ちょうど山をつくるようなものだ。最後にもうひと簣(もっこ)というところをやりとげないのは、止めた自分が悪いのである。ちょうど土地を均(なら)すようなものだ。最初にひと簣(もっこ)をあげるだけでも進行したのは、自分の手柄である。」というものらしいが、難しくてわからない。「簣(もっこ)」は土を運ぶのに用いる竹のかご。またはむしろやかますの四隅をまとめて土を運ぶ道具。わずかな土の量・・という意味らしい。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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