まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

夏に居て一人の午後の百合の赤

2021年07月17日 | 時には日々是日

 7日のさぬき市地方は、上空の寒気や湿った空気の影響で曇り、雨や雷雨となる所があった。気温は23.9度から30.2度、湿度は84%から72%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の18日のさぬき市地方は、引き続き上空の寒気や湿った空気の影響で曇り、昼過ぎまで断続的に雨や雷雨となる見込みらしい。

 

 99/60/78 35.9c-97% 61.5Kg 25.4c-84%-1017hPa 体調に変わりがないが、眠たいばかりでどうにもならぬ。夜中に1時間ごとにトイレに起きるのだから寝不足にはなるが、それで体内の水分量が軽減できれば実にありがたいことだが。

 

 ドクターは、こういう数字しかみないから、腹が張るとか呼吸が苦しいとかと言っても聞く耳を持たない。専門外のことには口出ししないし、感情的、感性的なものは理解できないのだと思う。ま、別に今は問題ないとは思うが、決して健康体ではないことだけは確か。

 

 さて、朝方だかに、「みなさんにいただいたレポートを整理してまとめなさいよ」とかと言われて、朝早くに起きてパソコン内を探し回ったけれど、皆さんから頂いたというレポートは見つからない。あれはやはり夢だったのかい。

 

 でも、この「白鳥(しろとり)道」という、旧遍路道を早めに片付けないと、後の防災マニュアルに手が付けられない。このルートは、結願寺の大窪寺を出て、総奥の院である「譽田寺」に参拝後、白鳥神社にお参りしてから船で関西に帰る者、陸路で高松に向かう者、、ここから大坂峠を越えて三番札所の「金泉寺(こんせんじ)」にお参り後、一番札所の霊山寺に御礼参りする者などと分れて行った場所。

 

 観光ガイドの養成コースでも習わなかったルートである。

 

 そうした旧遍路道を、新しい地図上にプロットしていくのは難しいお仕事。地形的にどこがどこやら見当がつかなくなってしまっている。頼りになるのは国交省の「四国のみち」だけになる。でも、その四国のみちを外れたら、もう、わからなくなってしまう。現地と合わそうとしても無駄な抵抗になる。

 

 で、ある程度の資料が集まったので「プロトタイプ」を作ってみることにした。試作品である。

 

 中身はカラー版両面印刷長編綴じでやってみた。

 

 うむ、まずまずの出来映えではないかと自画自賛。

 

 しかしのかかし、お地蔵さんに子どもの「よだれかけ」を掛けるのは、早くになくなった赤ん坊の匂いをお地蔵さんに覚えてもらうためだと学習したけれど、お寺さんによれば、観音さまにも、お不動様にもよだれかけを奉納しているが、どういう訳なんだろうか。ましてや、このお大師さんの足首や錫杖(お杖)の下に、幾重にも幾重にも巻き付けてあるのは、どういう信仰なんだろうか。まるで、お大師さんがほうきを持っているように見えるのは私だけなんだろうか。

 

 「今日はうな丼だから、温めて食べておいてね」というメモ書きがあった。おお、久しぶりのお米のご飯に出会ったものだ。

 

 それだし、「うなぎ」なんて数年ぶりに食べるというものだ。本物のうなぎの味を知らないけれど、柔らかくて骨がなくて、さくさくと食べてしまった。

 

 午後からは、久しぶりに青空が見えたけれど、しばらくするとまた、重い雲間に隠れてしまった。それにしても、七月中旬を過ぎても蝉の声が全く聞こえないというのも珍しいものだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「不安がない人生は楽しいかもしれません。しかし、不安があるから喜びも大きくなる」という長倉洋海さんの言葉からである。みんなは天国や極楽浄土を目指したがるが、そこは安穏ではあるけれど、不安も恐怖も妬みも憎しみもないという。しかしのかかし、それでは退屈するだろうしけんかもできないではないか。この言葉のように、不安や恐怖や妬みや憎しみがあってこそ、喜びも大きくなると言うものだ。長倉洋海は1952年、北海道釧路市生まれ。京都での大学生時代は探検部に所属し、手製筏による日本海漂流やアフガン遊牧民接触などの探検行をする。1980年、勤めていた通信社を辞め、フリーの写真家となる。以降、世界の紛争地を精力的に取材する。中でも,アフガニスタン抵抗運動の指導者マスードやエルサルバドルの難民キャンプの少女へスースを長いスパンで撮影し続ける。戦争の表層よりも、そこに生きる人間そのものを捉えようとするカメラアイは写真集「マスード 愛しの大地アフガン」「獅子よ瞑れ」や「サルバドル 救世主の国」「ヘスースとフランシスコ エルサルバドル内戦を生き抜いて」などに結実し、第12回土門拳賞、日本写真協会年度賞、講談社出版文化賞などを受賞した。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。 


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