まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

梅雨寒で今年は虫も鳴かぬらし

2021年07月16日 | 時には日々是日

 16日のさぬき市地方は、上空の寒気や湿った空気の影響で、夕方まで雨が降っていた。夜のはじめ頃まで雷を伴う所がある見込み。気温は24度から26度、湿度は86%から78%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の17日のさぬき市地方は、引き続き上空の寒気や湿った空気の影響で曇り、雨や雷雨となる所があるらしい。

 

 104/62/80 36.4c-97% 62.4Kg 25.3c-77%-1018hPa 体調に変化はない。

 

 昨夜は少しばかり飲みすぎたし食べ過ぎたけれど、体調に変化はまるで無かった。離島で体調を崩しても誰も助けてはくれない。だから、大きな一安心だった。で、5時前に起きだして海辺を散歩してきた。

 

 三十分ほどの散歩をすると、ようやくにあたりは明るくなってきた。

 

 昨日は、まず、この我が家周辺の草刈りと除草剤散布がメインのお仕事。

 

 これが除草剤を散布しているところ。家の西側は庭石や置き石があって草刈りが面倒なところ。そこに除草剤を撒いて草刈りをしないようにしたもの。

 

 ついで、持ってきたガソリンを、島の軽トラに給油しておく。島にもガソリンスタンドがあったのだけれど、いつの頃からかお休みすることが多くなった。病院通いのせいだとか聞いたことがあるが確かな情報ではない。軽トラはガソリンなければタダの鉄くず。

 

その後、エアコンの取り付け穴がぽっかりと開いてしまっていて、ムカデやクモやらの虫たちが出入りしたり、雨水が室内に吹き込んだりしていたので、エアコン用パテで穴を塞いでおく。とりあえずの応急処置である。

 

 その後、洗面所のドアノブの交換。若い子たちが力任せにドアを開けたてするので、ドアノブが壊れたり破損したりする。もう、これで四度目の交換である。これもまた壊れるのかも知れない。ほかのトイレとかは大丈夫なのに、ここだけが壊れて風呂場から出て来られなくなる。

 

 草刈り機で追い出された虫たちが続々と高い場所へ避難している。

 

 こちらは除草剤を撒いたところ。あいにくの曇天とにわか雨で、効果があるのかどうか。来月にでも、弟が確認に来るという。秋の十一月には庭木の剪定とかでさっぱりとする予定。

 

 刈った草は夜の間に燃えてしまったみたい。今日の雨でさっぱりと消火してくれていた。

 

 で、帰り支度で、空き缶やペットボトルを集積場へ運んでおいた。混ぜればゴミ、分別すれば有効資源。

 

 .今日の掲示板はこれ。「針を踏んで痛む足が蟻をつぶして平気だ」というもの。いつもの赤松先生のお寺にあったものだと記憶をしている。「クギを踏んで痛む足が、アリを潰して平気で、身勝手な被害者」というものが出拠だと思う。「アリを踏まずになんて、そんなことをいちいち気にしていたら 歩けない。それは仕方がないことだ」と思うものだが、その「仕方がない」「しょうがない」という自分の思いこそが、自分を正当化し、自分を中心にしてしか 物事を受け止めていない自分の身勝手さの象徴ではないかと言うているのである。人が生きるということは、多くのつながりの中に生きていて、他の人や動植物、自然にも迷惑をかけながら、しかも傷つけながら生きているのだということ、そういう自分の身の事実を見つめ直すことの大切さを噛みしめたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


夏の花雨に打たれて紅を増し

2021年07月15日 | 時には日々是日

 15日の丸亀市地方は、上空の寒気や湿った空気の影響で曇り、雨や雷雨となる所がある見込み。気温は24.1度から28.5度、湿度は92%から80%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の丸亀市地方は昼過ぎから夕方は激しく降る所があるらしい。

 

 104/62/80 36.4c-97% 62.2Kg 26.3c-76%-1008hPa 体調に変化はない。

 

 4時半起きの7時過ぎに我が家を出て高松市南部を経由して綾川町を経て丸亀市に入る。8時半過ぎに弟の家に着き、草刈り道具を積み込んで丸亀港へ。そんなに急ぐ必要もないのだが、長い道中、何があるかわからない。早め、早めに行動したいタイプ。

 

 丸亀港発9:25分のフェリーボート「しわく丸」で海上45分の航海である。相変わらず乗客は数えるほど。

 

 四ヶ月ぶりの島の家である。思ったほどには草も伸びていない。

 

 それでも、弟はすぐさまに草刈りを始める。周りが耕作放棄地だから草は遠慮なく我が家に侵入してくる。その境界を確保するだけでもたいへんだ。

 

 孫たちが大きくなって大学生にもなってしまうと、夏休みと言うても遊んでばかりはいられない。だから、その親たちも忙しくなる。だから、この島の家もずいぶんと空き家モードになったまま。私たちが草刈りや庭木の剪定作業をやるばかりになってしまった。

 

 弟(三男)はパワーがあって、どんどんと草を刈っていく。私だって少し前までは草刈りをやっていたのだけれど、そんなに楽しい遊びではなかった。小学生のころは鎌で手刈りで田んぼの草を刈ったもの。その後しばらくして草刈り機が流行って草刈りばかりをやらされていた。田んぼの畦に草を生やしてはならん・・という祖母のしつけだった。

 

 長くてピンピンしている草がなくなるだけでもさっぱりとする。

 

 草刈り機で草原のすみかを追われた虫たちが逃げ惑って飛び回る。

 

 草刈りが終われば休憩。シャワーをあびて、まずはお茶代わりの一杯・・・。男料理というか適当に並べただけの食卓である。

 

 夕方の17時前から夕食が30分ほどで終わると、しばらく休憩して散歩して、おなかをすかせて、二次会になる。島の家だって、19時や20時からは寝られないというものだ。それに、ここは家族からの「治外法権」。好きなようにして時間が過ぎる。

 

 それがなかなかに眠れない・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい」という孔子の言葉からである。ゆっくりでもいいから、いつも前進していくことを意識する。小さなことでもやり続けていれば、わずかでも前進できるけれど、止めてしまえばそこから先は進まない、という意味らしい。「子曰わく、譬(たと)えば山を為(つく)るが如(ごと)し。未(いま)だ一簣(いっき)を成さざるも、止(や)むは吾(わ)が止むなり。譬えば地を平らかにするが如し。一簣を覆(ふく)すと雖(いえど)も、進むは吾が往(ゆ)くなり。」と言う言葉が元らしい。現代語訳では、「ちょうど山をつくるようなものだ。最後にもうひと簣(もっこ)というところをやりとげないのは、止めた自分が悪いのである。ちょうど土地を均(なら)すようなものだ。最初にひと簣(もっこ)をあげるだけでも進行したのは、自分の手柄である。」というものらしいが、難しくてわからない。「簣(もっこ)」は土を運ぶのに用いる竹のかご。またはむしろやかますの四隅をまとめて土を運ぶ道具。わずかな土の量・・という意味らしい。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


ヒマワリに東に向かえと教えられ

2021年07月14日 | 時には日々是日

 14日のさぬき市地方は、上空の寒気や湿った空気の影響で概ね曇り、夜のはじめ頃まで雷を伴った激しい雨の降る所があるらしい。気温は23.5度から31.4度、湿度は96%から78%、風は1mから2mの北北西の風が少しばかり。明日の15日のさぬき市地方は、上空の寒気や湿った空気の影響で曇り、雨や雷雨となる所がある見込み。昼過ぎから夕方は激しく降る所があるらしい。

 

 106/58/78 36.2c-98% 61.8Kg 24.6c-77%-1007hPa 体調に変化はない。

 

 昨夜もほぼ1時間ごとにトイレに起きるが、あんまり尿は出ない。それでも尿意を催して起きるという悪循環か良循環か。おかげで身体は軽い。

 

 で、いつものように4時半前には起きてしまってデスクワーク開始。今日も大窪寺~徳島に向かう旧へんろ道のまとめ作業。

 

 このようにして、グーグルマップから得た画像ファイルに、旧へんろ道を書き入れ、その上から「丁石」番号を書き込んでゆく。我が大窪寺班は、だいたいが大窪寺の境内をガイドできればいいと考えている。だから、こんな、おまけみたいな余分な知識は必要ないらしい。でも、書き残さないとへんろ文化は消えて行ってしまう。そんな、はかない抵抗である。

 

 で、朝ドラが終われば(別に朝ドラを見ている訳ではない。そういう時間帯を指しているだけである)、明日の島行きの準備である。私用の電動草刈り機を分解して車に積み込む準備だとか、

 

 これまた、私専用の電動チェーンソーをチェックして積み込んだりしていると、

 

 「私の噴霧器が動かないの・・」という奥方の声。そこで、乾電池を入れ換えたら簡単に動くじゃないか。そのくらい、子どもでも出来るじゃないかと、内心は思うが声にはできない。

 

 で、今日のお昼はおそうめんになった。働くおとなは腹が減る。茗荷畑の下草取りをしておなかが空いた・・というので、いつもの私のカレーそうめん。一瞬、目がつり上がったが、おなかが空いたのには我慢できずに食べてしまった奥方。感想はなかった・・・。

 

 午後からは民児協の定例会。決まった日時に決まった時間に決まった場所でおきまりのような会議である。ま、これがお仕事なのだから仕方がない。

 

 こういうものはメールで送ってもらうだけでいいと思うのだが、「定例会」というのは、毎月、定例的に行うのが大事みたい。

 

 ま、ほとんどが、お役所からのお知らせや通達やらお願いやらで終始する。その会議に出席するのがお仕事だと言われれば、それはそれで仕方のないことかも知れない。日本の会議のほとんどがそんなものかなぁと思う今日この頃。

 

 わずか、一泊三食の島の生活なのに、まるで避難行動みたいに、血圧計だ、体温計だ、病院からの処方薬に胃薬に利尿剤の頓服に。入れ歯にメガネにお薬手帳。ペースメーカー手帳は必携だしと、引っ越し作業か入院準備か。

 

 今日の掲示板はこれ。「昨日を追うな 明日をたのむな 今日を生きよ」というもの。これまた、誰の言葉かわからない。過ぎた過去を追うことなかれ まだ来ぬ明日を思い煩うな・・・」みたいな言葉である。過ぎ去った昨日をあれこれと考えてみても、もう、どうにもならぬ。まだ、来ぬ明日をあれこれと心配してもどうにもならぬ。まずは、今ある今日を全力で生きる。そのことこそが大切なのだ。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。 


もぐ人も喰う人もない枇杷がある

2021年07月13日 | 時には日々是日

 13日のさぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、上空の寒気や湿った空気の影響で午後からは雨や雷雨となる所があるらしい。午後は激しく降る所がある見込み。気温は21.5度から30.8度、湿度は94%から76%、風は1mの西の風が少しばかり。明日の14日のさぬき市地方は、高気圧に覆われて午前中を中心に晴れるけれど、上空の寒気や湿った空気の影響で、昼過ぎから雨や激しい雷雨となる所があるらしい。

 

 102/54/80 36.2c-98% 61.4Kg 24.6c-77%-1013hPa 体調に変化はない。やはり、夜中に1時間ごとに起きるからか眠たくて仕方がない。だったら、ゆっくりと寝てればいいのに・・と、奥方は言うけれど、どうしたことか4時過ぎになると寝ていられないのだ。

 

 で、やはり、大窪寺から東かがわ市の三宝寺までの丁石・石造物調査のレポートをまとめていた。

 

 四国のみち(四国自然歩道)は全長1545.6kmの長距離自然歩道で、国交省が管轄するもの。起点は徳島県鳴門市、終点は徳島県板野郡板野町。四国霊場や、各地に点在する身近な自然や歴史に親しみながら、歩いて四国を一周することができる。 愛媛県内の四国のみち(四国自然歩道)は環境省管轄。大小の島々が浮かぶ瀬戸内海、複雑な海岸線を有する宇和海、四国カルストの美しい自然や、へんろ道、旧街道、神社仏閣の歴史・文化に触れながら歩く、全部で33コース、総延長362.5km。

 

 その四国の道と旧へんろ道が重なったり離れたりするからやっかいで、若いお遍路さんは、それが正しいへんろ道だと思い込んで歩いてしまう。それをSNSで発信してしまうからややこしいことになる。上の図で、左側中央の「大いちょう」からは、国道377号に沿うのだが、四国のみちは「みぞおちの滝」のほうに迂回して、結局は長野の八丁坂まで戻ってくることになる。

 

 それはさておき、この15日の朝からしわく広島の家に帰る。島の家の草刈りが主なお仕事。これがその時の買い物リストである。今回は軽四での島入りになるので、あれやこれやと買い物がたくさん。普段は手に持てるものしか買えないのだけれど、車だからどんどんと買い込んでおいた。

 

 で、このホームセンターなんぞ毎日のように来ては、あれこれと買うのだが、計画性がないものだから、帰ってから、「あ、あれがない」「これがない」ということになる。

 

 で、じっくりと眺めていると、「あ、これはまだいらんな」とか「蚊取り線香は毎回持って行くなぁ」とかと、いらないものまで買いそうになってしまうことが多い。それをセーブするのもたいへんだ。

 

 で、10時になったら、この、さぬき市図書館の寒川分館にやってきた。ここで、先日に借りた「長尾町史」ほかを返却しておいた。

 

 この、狛犬シリーズは、私が寄贈した私の本である。終活・・ということで、本棚にあったものをごっそりと、ここに持ってきたのだが、果たして、これを見る人がいるのかどうか。

 

 平日だからか、感染症対策だからか、館内に人は居ない。わずかに二人か三人の職員がいるばかり。

 

 で、次なる「防災シリーズ」のために本を借りてきたが、ほとんど役には立ちそうにない。私の場合は、アウトドア用の災害マニュアルみたいなものが欲しいかなぁと思ったことだった。家庭用の災害は適用しようにも使えない。

 

 朝ドラが終わった頃に、奥方から、「ご飯を仕掛けるのを忘れてきたの。おそうめんでもなんでも食べておいてちょうだい」という電話連絡が入った。言われなくても食事くらいは大丈夫だ。ということで、今日も「野菜サラダ・アイス・そうめん」。

 

 野菜サラダの下に敷いた氷が冷やしたおそうめんは冷たくて滑らかで艶やかでさっぱりとした。まわりも野菜ばっかりの食卓である。

 

 で、明日の午後には食材を買い込んでおいてから、15日の朝早くに家を出て、丸亀市の弟の家により、資材を積み込んで丸亀港へ。フェリーボートは9:35分出港の予定。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生は長さじゃない 深さです 幅です」という金子大栄先生の言葉から。今年も先月の6月に誕生日が過ぎて、またひとつ歳を重ねた。気がつけば、もう、73才にもなっている。人は、新年を迎えたり、誕生日を迎えると「おめでとう」という。何が「めでたい」のだろうか。確かに、長寿はめでたいことに 違いない。しかし、必ず老いて、必ず死する身である。人として生きる、その限られた人生を、長さで測るだけではさみしいではないか。たとえ短い人生でも、その人ひとりとなって誕生した「いのち」の深さや幅に目覚めるところにこそ、お祝いされる命の「尊さ」があるように思う。長生きだけが人徳のように言われるけれど、その幅や深さにこそ、お祝いの言葉を掛けてあげたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


蝉の声聞こえぬ謎を知った訳

2021年07月12日 | 時には日々是日

 12日のさぬき市地方は、上空の寒気や湿った空気の影響で雨が降り、夕方まで雷を伴って激しく降る所があった。気温は24.5度から31度、湿度は82%から94%、風は1mから2mの西南西の風が少しばかり。明日、13日のさぬき市地方は、高気圧に覆われ概ね晴れるが、上空の寒気や湿った空気の影響で、昼前から雨や雷雨となる所がある見込み。

 

 101/54/79 36.4c-97% 61.0Kg 26.8c-75%-1012hPa 体調に変化はないし、特段の事柄もない。強いて言えば眠たいくらいなものか。

 

 特段の事柄がないということは、順調に尿が排水できたということである。その裏では、1時間ごとにトイレに起きたということになる。10時半、11時半、12時半、1時半、2時半、3時半、4時半とトイレに起きたら、ほとんど寝て居ないような感じになる。寝たと思ったらすぐに起きるというイメージ。

 

 今日も5時起きで、このマニュアルを作っていた。8時半までは、こうした作業で時間を潰している。9時にならないとスーパーも役所も動かない。

 

 で、昨日はこのお寺を素通りしてしまっていたが、お遍路さんのデータを見ていると、このおてらに「チシャノキ」というものがあるらしい。私が子どもの頃、祖母が「チシャを採ってこい。チシャ揉みにするから・・というようなことを言っていた。今のサニーレタスのことらしい。でも、チシャ=レタスという意識は湧いてこない。

 

 これが本堂である。山門で合掌礼拝、本堂でも合掌礼拝お念仏。

 

 で、このお寺にある「チシャの木」というのが「香川の保存木」に指定されているのだとか。レタスが木になるというのはどういうことなのかと出直して来たわけだ。

 

 で、これが「チシャの木」だが、どこにも「レタス」なんぞ茂っていない。で、未だに、「チシャ=レタスという意識」が湧いてこない。

 

 これが、そのチシャノキの葉っぱだが、まるで柿の葉みたい。で、匂いをかいでみたが、少しもレタスの香りなんぞしないのだ。また、樹皮や葉がカキノキに似ていることから、カキノキダマシともいうらしい 。果たして、この木は、チシャなのか、レタスなのか、柿の木なのか・・・。

 

 そのチシャノキのすぐ横にある、このお墓。キリシタンのお墓とされている「釋妙通信女」の墓石である。赤穂から塩職人助五郎が引田という海辺に移住してきたらしい。その頃、塩職人はキリシタンが多く、その子、「まん」はキリシタンの子ということになって差別と迫害を受けながらも83歳という天寿を全うした。その「まん」のお墓である。今になれば、「それがどうしたん?」というお墓だが、少し前までは差別と偏見とに包まれ続けたお墓だったらしい。

 

 一般的には、「三宝寺(さんぼうじ)」といえば、この「菩提樹の木」である。天保5年(1834)に植えられた菩提樹は200年近くなったので、あちらこちらと枝が枯れて落ちてきている。「まん」は正徳元年(1711)に亡くなったとある。そんな歴史が、このお寺にはあった。

 

 今日のお昼前の体重計。少しずつだが体重が減ってきているように感じる。夕方のお風呂タイムが楽しみだ。

 

 今日は乾物置き場にあったカップ麺にした。毎度毎度のそうめん・そば・冷やし中華・ラーメンでは飽きるというものだ。だから、今日はダイエット気味にカップ麺で済ませてみた。さほど、おいしくてたまらん・・という味でもなかったような。

 

 今日の掲示板はこれ。「人はみんな 明日のことは分からないから生きていられるのです」という、「荒了寛」さんのお言葉。明日、交通事故に遭うと分かっていたら・・・、明日、会社がつぶれると分かっていたら・・・明日、ガンだと宣告された ら・・たぶん、生きて行く元気はなくなるかも知れない。明日、億万長者になると分かったら、仕事なんぞやってられないかも知れない・・・。明日は見えない 方がいい。明日は知らない方がいい。どんな明日になるかはあなた自身で切り開けるのだから・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


七月は雲間ばかりの生あくび

2021年07月11日 | 時には日々是日

 11日のさぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、午後は上空の寒気や湿った空気の影響で雨や雷雨となる所があるらしい。気温は23.4度から31.9度、湿度は92%から66%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の12日のさぬき市地方は、上空の寒気や湿った空気の影響で曇り、明け方から夕方は雨や雷雨となる所があるらしい。

 

 110/62/79 36.2c-97% 61.2Kg 24.2c-83%-1012hPa 体調に変化はない。昨夜は1時間ごとにトイレに起きたせいか朝の5時までぐっすりと寝た。

 

 体調は正常だけれど、あとは水分管理の問題だけだと思う昨今。それでも、飲み過ぎたとか食べ過ぎたという印象は全くない。

 

 天気予報では曇だったのだが、まるで夏が来たような天気になったので出掛けることにした。で、昨日の「八丁坂」の続きである。ここが八丁坂を下ってきたところ。ここからが、その後の旅の分岐点になる。十番の切幡寺はここから右(反対に向いて)に行く。左(画像に向かって右)に行くと五名経由で白鳥神社へ行く。まっすぐに行くと、歩き遍路用の山道を歩いて白鳥温泉に行く。

 

 こうして見るときれいな道筋に見えるのだけれど、今の国土交通省管轄の「四国のみち」の管理下にあるらしい。

 

 ここからが旧へんろ道らしい。ここを多くのおへんろさんが歩いて行ったり歩いてきたりしたことだろう。

 

 例の「ぽつんと一軒家」みたいに、「あ、危ない危ない!」「対向車が来たらダメですね」「えっ、右はタイヤ、ギリギリですよ」みたいな車道である。歩き遍路の「中尾峠」のことはわからない。

 

 こういう山の中で、中尾国有林が占めている。その谷川筋沿いに車道が整備されている。

 

 で、へんろ道は、この池の堤防上に出てくる。ここからはお遍路さんも車道を歩いて下ることになる。

 

 やがてのことに、昔の「白鳥(しろとり)温泉」に出る。今は東かがわ市の第三セクターが運営している。ここで宿泊するお遍路さんもいる。

 

 こちらは個人経営の「黒川温泉」だった。若い頃には、ここで缶詰で設計業務をやったこともあるし、泊まり込みで宴会をしたこともあった。今は営業していないみたいだ。

 

 その後、国道377号に戻り、さらに北上して、総奥の院の與田寺や白鳥神社に向かう人が歩いた道をたどる。

 

 今日の行程である。これで2時間の時空散歩を楽しんできた。

 

 我が家に戻ると、ちょうど10時。すると宅配便屋さんがやってきて、こんなプレゼントが届けられた。「ペアグラス」というものらしい。大阪のにころこさんからである。さて、これで何を飲もうか・・・。

 

 今日は奥方がお休みなんだけれど、職場のお友達と「焼き肉」を食べに行くという。私はアレルギーでお肉は食べられないから、いつもの「冷やし中華」にした。

 

 そう、今日は中華そばである。味噌風味のだしがなじんでほっとする味になった。

 

 今日の掲示板はこれ。「ありがたいと思う心が 今日の幸福」というもの。どこの誰の言葉か分からないのだが、いつもの善楽寺さんのお寺の掲示板から。どうこうということのない毎日だけれど、こうして生かされている毎日が有り難いし、こうして毎日が繰り返されていることがありがたい。そう思えることこそが、今日の幸福、今日の幸せなんだなぁと思う毎日なのである。「ありがたい」と思うことで、こちらから幸せに向かって歩んで行きたいものである。誰かさんの歌のように、「しあわせ」は向こうから歩いて来たりはしないのだから。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


ヒマワリに重い荷物を背負った日

2021年07月10日 | 時には日々是日

 さぬき市地方は、梅雨前線や湿った空気の影響で昼過ぎまで雨が降っていた。気温は23.8度から30.9度、湿度は92%から82%。風は1mの西南西の風が少しばかり。明日の11日のさぬき市地方は、引き続き梅雨前線や湿った空気の影響で曇り、明け方から朝にかけて雨が降るらしい。雷も伴う所がある見込みなのだとか。

 

 107/64/78 36.2c-99% 61.8Kg 26.1c-82-1009hPa 体調に変化はないが、今朝は午前2時に起きてからは時計が進まなくなった。トイレに行っても2時15分。それから寝て起きても2時15分。トイレから戻っても2時15分。仕方がないから午前3時に起きてしまった。だから、むっちゃんこ眠たい・・。

 

 まだまだ真っ暗な午前三時。部屋の明かりも付けずにパソコンのあかりだけで、安心安全マニュアル作成をやっていた。今までに書き集めたものを整理していただけ。

 

 寝ぼけまなこだから、そうたいしたことが出来るわけではない。ただ、文章を整理していただけのもの。

 

 これは大窪寺~白鳥温泉経由で與田寺やら白鳥神社に向かう、歩き遍路のへんろ道である。この境目のイチョウと言う文字のあたり、讃岐の国と阿波の国の国境線に沿って上り下り八丁坂を越えるもの。

 

 こういう山越えのへんろ道である。私は山を登る事なんざできないから、雰囲気だけでも・・とやってきたもの。

 

 これが讃岐最後の丁石、38丁石である。阿波(徳島)から来た人は、これが最初の丁石で、この数字が減って少なくなることを待っている。で、ここから、魔の「八丁坂」が始まるのである。

 

 こういう「八丁橋」を渡ると向こうはたんぼ道。あぜ道をしばらく歩くと山道に入る。もう、戻ることもできないし、先に進むしかない。

 

それでも江戸時代後期にはお遍路さんも多くて、頂上の広場では茶店があって茶菓子を売っていたらしいし、「八丁庵」というお堂もあったらしい。

 

 これは、そのために買った電子マップである。自由に拡大縮小が自在に出来るすぐれもの。この黄色い「国道377号線」に沿って走りながら丁石を探して地図にポイントを落とし込んでいく。

 

 これは「二十九丁」石である。「明和四丁亥」とあるから、今から254年前の西暦1767年に建てられたもの。

 

 これは「二十一丁石」だが、やはり同年代の石碑である。

 

 これは下書きというか練習である。いきなり、あの電子マップに書き込むには勇気がいるなぁと思って練習作品。

 

 今日のお昼はこれ。これまた、何がなんだかわからん食べ物だが、今日は久々に温かいおうどんにしてみた。

 

 ほれ、この通りのおうどんである。イワシの味噌煮付き野菜サラダうどん小の温いん・・・とでも名付けようか。

 

 今日の掲示板はこれ。「苦労を ただ愚痴の種にするか 苦労を人生の師と考えるか それを決めるのは自分」というもの。いつもお世話になっている赤松先生のお寺の掲示板にあったことばである。これには解説も注釈も不要だと思う。でも、なかなかに、苦労を人生の先生だと考えるって言うのは難しい。ついつい、愚痴が出てしまうのが凡夫の私たちである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


梅雨に濡れそれでも毅然と生きる百合

2021年07月09日 | 時には日々是日

 9日のさぬき市地方は、梅雨前線や湿った空気の影響で、夕方にかけて雨や雷雨となり、激しく降る所があるらしい。気温は24.9度から27.6度、湿度は94%から90%、風は1mから4mの南西の風が少しばかり。明日の10日のさぬき市地方は、引き続き梅雨前線や湿った空気の影響で曇り、断続的に雨が降る見込みで
雷を伴う所があるらしい。

 

 97/54/79 36.2c-97% 61.5Kg 26.6c-83%-1008hPa 体調に変化はない。高齢者の血圧の正常値は130/85未満とのこと。それにしてもずいぶんと低いなぁと思う毎日。

 

 これはスマートウォッチの数字である。これくらいならば安心できるけど。

 

 で、今日は防災マニュアルの修正作業をやっていた。でも、観光ガイドが「防災」というのも大袈裟かなぁと思うので、「安心安全マニュアル」にしてみた。

 

 ま、中身は蜂やアブ、山ヒル、ムカデなどの対処方法やら逃げる方法などがメインになるから、「安心・安全・・」が似合うと思ったわけだ。一応、防災が柱になっているから、台風・ゲリラ豪雨・地震、山崩れ、土砂災害なんぞも入ってはいるのだけれど。

 

 こちらは、大窪寺から八丁坂越えから県境までの丁石やら石造物をまとめたもの。

 

 こちらは、あなたの知らない大窪寺の前編と追加分を合本にしたもの。

 

 で、県立図書館で借りていた四冊の本を、ここ、さぬき市図書館の寒川分館で返却をお願いして、長尾町史ほかを借りてきた。

 

 で、家に戻るとすぐにバリバリとすごい音がして振り向くと雨。それも豪雨である。おまけに激しい雷鳴と光。ま、30分ほどで落ち着いたけれど。

 

 わかりにくいけれど、星印が我が家あたり。西の方は大雨になったらしい。

 

 今日のお昼前の体重である。昨日のお風呂上がりは60.6Kg だった。今日も、そんなものだろうと思う。

 

 今日のお昼の、野菜サラダ入りカレーそうめんである。これでは全く、そうめんが見えないではないか。

 

 こういう感じである。右の野菜の盛り合わせは昼夕兼用である。

 

 雨の後、ウッドデッキに妙なものが見えた。なんじゃろうかとよくよく見れば「蛾」みたい。蝶も蛾も蚊も蠅も見かけなくなってしまったけれど、いることはいるんだなぁと妙な感心をしたものだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「老いや病や死が人生を輝かせて下さる」というもの。いつもお世話になっている町内の善楽寺さんのお寺の掲示板から。病院へ行けば、すぐに「歳だから」と簡単に言い捨てられて「仕方ないなぁ」と納得せざるを得ない。健康でいつまでも元気であることを願ってはいるけれど、歳を取れば、何をしても時間がかかり、てきぱきとできなくなってしまう。世の中、世間さまのものさしは「役に立つか、たたないか、勝つか、負けるか」らしい。そのものさしでは、みんな、最後は負けてしまうのである。そこで老いるということを暗いイメージで捉えてしまい、今は「老人」と言わずに「高齢者」と言い換えたりしている。老いを重ねれば、新しいことは覚えられなくなるものだが、今まで気付かなかったことに気がついてみたり、ああ、そうだったのかと、知恵が深まることもある。歳を取り、病となることを通して、若い頃には気づかなかったような出来事に納得できたり、お念仏の何であるかがぼんやりと見えてくる。「ようここまで来させてもらった」と、今を見つめ、今の私が大切に思えるとき、いのちは輝き、優しく、生きる喜びをいただけるのではないのだろうか。このお寺の掲示板が「老いや病や死が、人生を輝かせてくださる」とおっしゃっているが、まことにいのちの願いを述べられた言葉であり、深く味わっていきたいものだと思ったことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


梅雨明けを待ちくたびれたのか蓮の花

2021年07月08日 | 時には日々是日

 8日のさぬき市地方は、梅雨前線や湿った空気の影響で昼過ぎまで雨で激しく降り続け激しい雷鳴を伴う時間帯があった。気温は23.5度から29.4度、湿度は94%から86%、風は1mから3mの西南西の風が少しばかり。明日の9日のさぬき市地方は、引き続き梅雨前線や湿った空気の影響で曇り、明け方は雨が降り、雷を伴う所がある見込み。

 

 92/41/78 36.2c-97% 61.3Kg 27.1c-74%-1007hPa 体調に変化はないが、最近、血圧が低いんじゃなかろうかと思うのだが、詳しいことはわからない。

 

 昨夜も21時の定刻に寝たのだけれど、0時過ぎからは10分ごとに起きたり20分ごとに起きたりと妙な夢に脅かされていた。ノートが古いとか、記録があいまいだとかで何度も起こされたような記憶が残る。で、たまりかねて、午前3時過ぎに起きてしまった。

 

 で、町史をスキャナーで読み込んだり、OCRで電子ファイル化したりしながら朝を待っていた。

 

 相変わらずへんろ道の調べである。でも、私は歴史学者ではなくて民俗学のほう。お遍路に出なければならなかった人の生きざま、それを許容した四国の民衆。そういうお勉強である。

 

 これは一風変わった大窪寺本堂と奥殿の画像だが、ドローン(無人航空機)からの撮影だろうか。こういう角度から撮影できるポイントはないはず。

  

 本来ならば、観光ガイド大窪寺班の定例会が7月6日にあったはず。だが、ここも相変わらずで感染症対策による勉強会はお休みになったもの。それに代わる情報交換ということで、あれこれのお願いなんぞの文書や、できあがったばかりの「観光ガイドマニュアル:追加版」を会員さんに送ることにした。

 

 だが、マニュアルが分厚くて重い。一人分の重量が290gにもなって、切手代が390円になる。で、奥方がせっせと集めていた切手シートの中から厳選して切手を選び出した。で、390円分になるように張っていく。最後の方になると面倒だから80円切手を5枚貼って400円にしたりした。電卓で何度も何度も計算やりながら。

 

 概算、400円を12人分に張ると切手総額は・・・4,800円にもなる。これはたいへんだ・・・。

 

 で、雷鳴も少し収まり雨も小降りになったのを見定めて郵便局に行って来た。明日になれば土日を挟むから来週になる。今週中には届けたいものだと思うこころから。

 

 したらば、郵便局のおねえさまは一通一通を確認して、電卓片手に切手の額を計算して・・・念入りなことだ。で、予定通りに計算OK。でも、390円のところに400円切手を貼ってもお礼の言葉もない。10円ずつのバックもない。一円でも不足したら文句タラタラ言うけれど、多いのには何も言わない。不思議な商売である。

 

 昼食前の体重である。着衣のままでの数字。61.3Kgである。夕方のお風呂の後ではいくらになるのじゃろうか。

 

 今日のお昼である。今日はそうめんにカレーの「カレーそうめん」にしようかと思ったけれど、面倒くさくなって普通のカレーライスになった。

 

 で、今日は第二木曜日と言うことで空き缶回収日。少なくなったけれど空き缶を集積場に運んでおいた。これまた、昨年に比べたらウソのような少なさである。昨年には、この左のコンテナ3個分に盛り上がるほどの空き缶だったのに。

 

 今日の掲示板はこれ。「できないことを悩むより できることをよろこぼう」というもので、いつもの赤松先生のお寺の掲示板にあったもの。できないことを考えれば考えるほど、不安や恐怖を感じて、自己肯定感を下げてしまい、できないことがあったとき、自分を責めたり、自分で自分を叱っていないだろうか。しかし、できないことがあるのは、悪いことではないし、世の中に何でもできる人は1人もいないのだ。できないことがあるのは、人として普通のこと。何でもできる人は、空想の世界の話だけだ。苦手や不得意なことがあってもいい。短所や欠点がたくさんあってもいい。できないことがあるのは、むしろ人間である証拠。できることだけでなく、できないことも、自分を構成する要素。中途半端なところも自分なのだ。できないことは「個性」と考えよう。それに気づけば、束縛から心が解き放たれ、自由になれるし、欠点や欠陥こそ、あなたの魅力に変わるのだから。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


梅雨半ば色決めかねる半化粧

2021年07月07日 | 時には日々是日

 さぬき市地方は、梅雨前線や湿った空気の影響で概ね曇り、雨の降っている時間帯があった。気温は26.5度から30.7度、湿度は90%から96%、風は1mから4mの西南西の風が少しばかり。明日の8日のさぬき市地方は、梅雨前線や湿った空気の影響で曇り、昼前まで断続的に雨が降る見込みらしい。

 

 104/43/79 36.4c-97% 62.4Kg 27.6c-64%-1015hPa 体調に変化はない。

 

 毎日、天候不順で外出もままならず、取材も調査にも出掛けられない。ま、取材ノートや各種画像はどっさりと引き出しの中にあるから、出掛けられなくても不自由はしないが、身体の筋肉が弛むし、おつむの中にもガスが溜ってくる。

 

 で、今日も大窪寺~白鳥温泉に至る旧へんろ道筋にある「丁石」やら石造物のデータ整理をやっていた。私たちは四国霊場87番札所長尾寺から大窪寺までの観光ガイドをやっているが、大窪寺からその先は全くガイドしたことがない。

 

 それじゃぁダメじゃん春風亭昇太。ということで、大窪寺~徳島県に向かうルートを整理していると言う訳である。ま、教養学というところだろうか。この資料を使って、大窪寺~先のガイドをすることはない筈だし、そういう要望も需要もないと考えている。

 

 でも、このステーホーム、巣ごもり生活の中でぼんやりと過ごしている訳にも行かぬ。尊い一日を無駄に過ごしているばかりではもったいない。

 

 世の中、知らないでもいいことはいくらでもある。知ってもどうにもならぬことも多い。でも、右ばかりを見て歩くわけにもいかないし、正面ばかりを見て歩ける訳でもない。

 

 世の中は知識にあふれている。見慣れない扉を開けてみる勇気も必要だし、開かない扉をこじあける度胸も必要だと思うのだ。「私の担当はここまでです。」そういう正義も正しいと思う。でも、もう一歩、踏み込んでみる心構えを磨いてゆきたいと思うばかりだ。

 

 今日も香川県のほうから、この「てくてく通信」の取材依頼があった。ワクチン接種が行き渡って、感染症が下火になればお遍路さんもきっと復活する。その日のために、私たちはキバを磨いておかねばならぬ。

 

 「ねぇねぇ~おかむらぁ。お地蔵さんて立ってるでしょ。なんで?」そういう質問にも私たちは即座に答えなければならないのである。日々錬磨。これしかない。

 

 今日もさっぱりと小豆島の手延べそうめん。ま、そうめんだけではないのだけれど。

 

 今日のおやつは「白くまくんデザート」のカフェラテにした。少しばかり甘ったるかった。

 

 今日がたなばたであるが、我が家は先月にとっくにすませておいた。もう、今更、お願いするようなこともなくなった。

 

 今日の掲示板はこれ。「なんのために生まれて なにをして生きるのか こたえられないなんてそんなのはいやだ」というやなせたかしさんの「アンパンのマーチ」から。あの有名なアニメ主題歌の出だし、「なにが君のしあわせ なにをしてよろこぶ わからないままおわる そんなのはいやだ」という歌詞は、実は2番だったのである。アニメでは決して流れない歌詞が存在した。その「幻の1番」とは・・・。それが、これ。「なんのために生まれて なにをして生きるのか こたえられないなんて そんなのはいやだ!」という重い歌詞だった。この歌には、特攻隊で亡くなったやなせさんの弟のことを書いたものだという説がある。また、やなせさんご自身が「これはアンパンマンのテーマソングであり、ぼくの人生のテーマソングである」と著書に書かれてあった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。

 

 


梅雨永く日々の怠惰を持て余す

2021年07月06日 | 時には日々是日

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて雨の降る所があるらしい。気温は25.7度から31.4度、湿度は94%から86%、風は1mから2mの南西の風が少しばかり。明日の7日のさぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で曇り、明け方から朝は雨が降る見込み。

 

 107/50/79 36.2c-97% 61.2Kg 25.8c-83%-1012hPa 体調に変化はない。

 

 今朝は午前3時に目が覚めた。まだまだ寝ないと・・と思っても寝られない。で、仕方がないから3時45分には起きてしまった。奥方は隣室で高いびきで寝て居る。起こしてはまずいので静かにパソコンを叩いていた。

 

 で、次なるお仕事で、今度は大窪寺~徳島方面への石仏調査。お遍路というのは、88番大窪寺で「上がり」ではなくて、あくまで通過点。そこから、今度は阿波の札所、10番さんとか3番さんとかを経由して1番さんへ御礼参り。それが済んだら高野山にお礼を言いに行って、さらに今度は京都の東寺でおしまいになのだとか。

 

 そこで、「白鳥(しろとり)町史」を探して香川県立図書館へやってきた。昨日も来たのだけれど、昨日は月曜日で「休館日」だった。今日は人が居るから大丈夫。

 

 もう、何年ぶりだろうか。本当に久しぶりに県立図書館にやってきた。入退院を繰り返していたから、ここに立ち寄る余裕なんぞなかったのだ。ここで本を借りたら二週間以内に返却しないといけない。そういう予定がたたないこともあった。だからついつい、本を借りることをあきらめていた。

 

 で、ようやくにたどり着いた・・・と思ったら貸し出し禁止。ここでは赤いラベルでないと借りられない。

 

 で、仕方がないからウロウロとしていたら、今年三月に発行されたという「大窪寺調査報告書」というものがあったので借りてきた。

 

 で、ふと思い出して、この「津田公民館」というところの図書室に町史があることを思い出した。(当然、さぬき市の図書館にある町史も貸し出し禁止)で、行ってみると、「はいはい、いいですよ」ということで、白鳥町史を借りてきた。

 

 こういう分厚い立派な町史である。

 

 これを早速にスキャンして電子ファイル化しておいた。作業はまだまだ始まったばかり。

 

 お昼前の体重である。でも、これからが減らない。それでも、このくらいになると歩くにも動くにも身体が軽いと感じる。

 

 今日はおそばを冷やし中華風にしてみた。もぅ、こうなると何がなんだかわからん。

 

 今日の掲示板はこれ。「姿より香りに生きる花もある」というもの。町内の善楽寺さんにあったお言葉。花の姿は目に見えても 香りは見えない。花の姿は匂えないけれど、香りは匂える。まったく人間さまも同じような事で、見栄えや見栄で飾り立てる人もあれば、見栄えはぱっとしないが人間くさく生きる人もある。

 

 これは「ラフレシア」という世界最大の花。これはにおいが特殊な臭いで、種を運んでくれる動物を探すという。花は自分では動けないから、花の色や臭いで送粉昆虫や虫を呼び寄せる。花も生きるためにさまざまな知恵を持っているが、私達も自分のにおいで生きるのもいいものかも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

 


来る夏をあこがれている朝の露

2021年07月05日 | 時には日々是日

 さぬき市地方は、梅雨前線や湿った空気の影響で曇り、昼過ぎから夕方にかけては雨や雷雨となる時間帯があった。気温は25度から31.5度、湿度は86%から70%、風は1mから5mの西北西の風が少しばかり。明日の6日のさぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、明け方から夕方にかけては雨や雷雨となる所がある見込み。

 

 血圧102/62 脈拍78 体温35.8度 酸素濃度96% 体重61.4Kg 室温25度-湿度85%-気圧1010hPa 体調に変化はないが、やたらと眠たいばかりだ。

 

 そんなに疲れるようなことをしたわけでもなく、夜遅くまで起きていたわけでもない。トイレだって4回か5回ほど起きたくらいで寝不足になるほどでもない。

 

 で、先日から「大窪寺のトリセツ」ということで、ガイドブックをまとめたのだが、それを印刷すると様式がぐちゃぐちゃになる。むろん、ファイルの方は壊れてなんかいない。でも、印刷すると、画像がどこかに飛んだり画像の上に文章が無造作に並んだりする。修正しても修正してもなおらない。

 

 こうやって見ると、整然と画像とテキストが並んでいるが、印刷するとグチャグチャになる。ワープロソフトの互換性によるものらしい。テキストボックスがバージョンによって機能が違うとかなんたら・・と。

 

 そこで、画像ファイルを全て消してしまってテキストファイルのみにしてみた。そうすれば普通の文章になった。画像は追って追加することにして、これはこれで保管することにした。

 

 ということで、こういうタイトルにしてみた。決定ではないが、ほぼ変更する余裕はないと思う。

 

 で、朝ドラが終わったから久々に香川県立図書館へ行ってみた。するとだあれもいない。いないはずで、今日は月曜日の「休館日」。

 

 なんだか、いきなりの肩すかしみたいなもの。自宅待機だ巣ごもりだと言っているうちに曜日の観念がなくなったみたい。でも、昨日は確かにのど自慢も見たし笑点も見たしなぁと思いつつ引き返すことになってしまった。

 

 そうこうしていても、足の具合はこんなもの。

 

 10日ほど前とは大違い。別に何をしたわけでもないし、特別な薬を飲んだわけでもない。特別な運動をしたわけでもないのに。でも、いつまた何時、こうしたことが起きるかわからんのだから不気味と言えば不気味。

 

 で、今日は奥方が「冷やし中華・味噌だれ」を用意してくれていた。と言っても用意してくれたのは麺と具材で、麺をゆでたりトッピングするのは私のお役目。役目というほどのものでもないけれど。

 

 最近のお昼は麺ばかりになっているが、これがまた、私の場合にはいいのかも知れない。

 

 今日のおやつはガリガリ君九州みかん味。そんなに水分をとっても大丈夫かしらん。

 

 今日の掲示板はこれ。「出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は誰も打てない。出ない杭、出ようとしない杭は居心地は良いが、そのうちに腐る」というもの。堀場雅夫(ほりば まさお/1924年12月1日-/男性)さんは、京都府京都市出身の実業家である。分析・計測機器大手「株式会社堀場製作所」の創業者として有名である。学生ベンチャーの草分け的存在としても知られる人物であり、京都市ベンチャー企業目利き委員会の委員長などを勤め、起業家の育成にも力を注いでいる。1982年に藍綬褒章を受章。(参考文献:ウィキペディア+楽天ブックス+ベンチャー通信)

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


梅雨あけず書類ばかりが積み上がる

2021年07月04日 | 時には日々是日

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、雨の降っている所があった。気温は24度から30.2度、湿度は96%から80%、風は2mから1mの北東の風が少しばかり。明日の5日のさぬき市地方は、梅雨前線や湿った空気の影響で曇り、朝から昼前は雨や雷雨となる見込み。

 

 105/56/79 35.8c-97% 61.2Kg 26.6c-79%-1007hPa 体調に変わりはない。

 

 今日は集落の会堂清掃日。少し前までは「町内一斉清掃日」だった。今も町内各地で近くの神社や集会場あたりを掃除しているものだと思っている。だから、今朝は寝過ごすと困ると思って、いつものように午前4時過ぎに起きて、そのままデスクワークで時間を待っていた。

 

 この集落では、午前7時集合と言えば、6時半にはみんなが集まって作業開始して7時には解散をするのだけれど、今日は6時集合だったのだが、6時を過ぎても集まらず、やむなく6時過ぎに掃除を始めることになった。

 

 少し前までは、この建物周囲すべてがこのような草まみれになったものだったが、数年前にアスファルト舗装してもらったので、周囲だけの草刈りになる。

 

 で、男性陣は草刈り機でバリバリと草刈りをしてくれる。私はほうきで周囲を掃き掃除するくらいなもの。女性陣は室内の掃除をやっていた。

 

 で、30分ほどでさっぱりとした集会場になった。

 

 その後、この集落最大のイベントの「女体さん(にょーたいさん)」というおまつりで、雨乞いの神様らしい。十年前くらいまでは、1時間ほどかけて「女体さん」に登って、その前で神事をして直来をして大宴会をしたという。でも、近年は山に登ることができなくなって、この集会場で大宴会になったのだが、昨年・今年と感染症のために略式の神事になっている。

 

 家に帰ると、今度は我が家の周りで草刈り機の音がする。道路月間の道路周辺の草刈りかなぁとみていると、水利組合の方々が水路周りの草刈りをやっているみたい。

 

 我が家のすぐ横の水路だが、今はこんなに草が伸びている。お盆前には草刈りをしないといけないなぁと思案していたのだが・・・、

 

 あっという間にさっぱりと草刈りをしてくれた。しかしのかかし、このブロック塀脇に生えていた甘草(カンゾウ)やらドクダミ、タチアオイなどは刈り捨てられてしまった。きっと、奥方がカンカンになって怒るだろうと思うが、私の与り知らぬことである。

 

 南側もすっきりとしてくれた。はてさて、月遅れのお盆までもってくれるだろうか。

 

 野菜畑に防鳥ネットを張ったおかげで、野菜がどっさりと収穫できるようになった。でも、サルまでもがやって来ないとはどうしたことだろうか。

 

 今日もお昼はそうめんにしてみた。右側は炊き込みご飯であるらしい。最近、体重が下がっておなかが軽くなると、ついつい食べるようになってしまった。先週あたりは、このそうめんが半分も食べられなかったのに、ついつい食べてしまうようになった。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きている間は全て自分の時間 使い方によって人生は長くも短くもなる」というもの。十代の頃、人生とは長く、いつまでも果てしなく続く長い道のりだと思っていたが、気付けばもう退職してずいぶん経って、古稀という時代に入った。え、もうそんなに生きたのか。年齢の計算を間違っていないか・・・。と思わず疑いたくなるが、ゆっくりと思考を巡らせ、過去の出来事を断片的にも思い出してみると、そんなものか・・・と納得させられた。ここ最近になり、時間の速さばかりが気になるようになった。まず、少しでも自分の人生を長く感じたいと思うようになった。平等に時は与えられているのだが、その過ごし方で長くも短くも捉えることが出来るならば、少しでも多く感じられれば、お得であるからだ。そう、考えている間に時間ばかりが過ぎていく。

 

 じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


ヤブカンゾウ不満もグチもこぼしつつ

2021年07月03日 | 時には日々是日

 さぬき市地方は、梅雨前線や湿った空気の影響で概ね曇り、雨の降っている時間帯があった。気温は24.5度から29度、湿度は96%から82%、風は2mから1mの西南西の風が少しばかり。明日の4日のさぬき市地方は、湿った空気の影響で曇り、雨の降る所があるらしい。

 

 血圧106/63 脈拍78 体温36.4度 酸素濃度98% 体重61kg 室温27.5度 室内湿度80% 気圧1009hPa 体調に変化はない。

 

 昨夜は湿度が高くて寝られずにエアコンをかけて寝たが、それでも蒸し暑くて、なかなかに寝付けなかったように思う。それでも朝は4時半には起きてしまった。だから眠たいのは眠たいのだが、明るいうちは寝られないのが性分だから仕方がない。

 

 それにしても最近の体重の変化はどうだ。なにか悪い病気にでもなったんじゃなかろうかと思える体重だ。

 

 先月の6月19日の誕生会の日には66.2Kgもあった。6月の25日も65.2Kgもあった。それが6月の28日からはみるみると体重が落ちた。不思議なことがあるものだ。

 

 体重が6Kgも減ったら身体は軽くなった感じがする。ズボンも下着もゆるくなってずり落ちるようになった。それはそれで不便な思いがするようになった。で、いつものデスクワークである。

 

 こちらは、今までのマニュアルを整理して並べ替えて総合ガイドブックにする作業だから要領は同じで、次から次へと数をこなしていけばいいので楽だ。あんまり考えることはしなくて済む。今まで調べたものを並べていくだけだから。

 

 で、早くも70ページを越えた。メインの大窪寺境内をカバーして、さらに前山おへんろサロンから旧遍路道を歩いて大窪寺門前まできた。あとは門前のおうどん屋さんあたりをまとめればおしまいになる。

 

 まずは簡単なものから片付けてしまいたいなぁと鋭意努力中。

 

 その後の、ガイドマニュアルの危機管理編がやっかいだなぁと思いながら準備中。さらにそれに続く「防災マニュアル」はもっとやっかいだ。なじみのない言葉が多いし、あんまり防災については勉強したことがない。

 

 相変わらずに、雨は降ったりやんだりを繰り返している。今年の梅雨は永そうだ。梅雨入りは5月15日だった。間もなく7月15日がやってくる。それでも天気予報では曇のち雨の記号ばかり。

 

 さてさて、お中元の時期である。お仕事をやめてから表向きのお中元はなくなったけれど、お友達関係が増えたり減ったり・・・。

 

 で、お中元を贈ったら、私にも「粗品」がやってきた。これだけあれば当分はおうどんばかりになりそうな量。ま、いっぺんに食べるわけではないのだけれど。

 

 そういうことで、今日もトロピカルなおうどんになった。そのへんにあったお野菜を盛り上げただけ。最近は野菜不足だから野菜ぶっかけうどんの温いん・・をいただいた。

 

 また、今年も「輝け!お寺の掲示板大賞2021」の季節になった。ま、応募はしても何も当たらないというくじ運だから賞品は期待していない。

 

 ということで、今日の掲示板はこれ。「よくこぼす お茶に御飯に グチ不満」というもの。不勉強で、どこの誰の言葉かはわからなかった。「飲み物を良くこぼしてしまいます。飲むときに口に入れようとしてこぼれてしまいます。 コップを口につけているはずなのにぼろぼろとこぼすし、ご飯もこぼして掃除をするのが面倒・・」と奥方に言ったら、「お年よねぇ~」と言うけれど、おつむがおかしくなっているのか、手や顔の筋肉か神経科がおかしくなっているんじゃなかろうかと思うようになった。「若い頃はよくグチをこぼしていました。あれから~40年。今はご飯をこぼすようになりました」というのは、綾小路きみまろさんだが、私はお茶もこぼせばご飯もこぼす。おつゆもうどんもそば・そうめんも・・・。ついでに、グチも不満もたらたらと・・・。そういうお年なんだろうかねぇ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


知ったフリしながら揺れる半化粧

2021年07月02日 | 時には日々是日

 さぬき市地方は、梅雨前線や湿った空気の影響で概ね曇り、雨の降っている所があった。気温は22.5度から26度、湿度は96%から82%、風は1mから2mの東北東の風が少しばかり。明日の3日のさぬき市地方は、引き続き梅雨前線や湿った空気の影響で断続的に雨が降り、雷を伴う所がある見込み。

 

 102/62/79 36.4c-97% 61.8kg 室温25.1度-湿度78%-気圧1008hPa 体調に変化はない。

  

 今朝も4時半に目が覚めた。明るくなると誰かに襲われるような気がして飛び起きてしまうことがある。夢の続きなのかも知れない。

 

 ということで、今日も5時前から8時20分までは、この、「大窪寺のトリセツ」という本の原稿を打っていた。大窪寺というお寺をいかにガイドするかという「トリセツ:取扱説明書」である。

 

 今は4台のデスクトップPCを使っているが、この右側のマシンで天気予報を、この左手のマシンで健康管理をしながら、中央の二台でマニュアル作りをやっている。

 

 これが、「トリセツ」の原稿になる。A4版縦型横書きでワードというアプリで原稿を仕上げている。

 

 そればっかりやっていると飽きてくるので、8時半からは、この「防災マニュアル」の原稿作りである。

 

 観光ガイドをやっている最中に、イノシシやサルに出会ったときはどうするのか。

 

 この大窪寺周辺は徳島県と香川県の県境近くの深い山の中にある。サルやイノシシは日常茶飯事。近年は都会にだってサルやシカが走り回ってニュースになったりする時代。ガイド中に出会っても不思議ではない。ただ、ゲストさんというかお客さんは、そういうことには慣れていない。お客さんが騒げば事態は急変する。そういう対処も大切なことだ。

 

 それにスズメバチや蚊やアブ、山ヒル、チャドクガ、マムシなどの有害生物もいる。そういう対処方法をまとめている。

 

 それに地震や山崩れ、土砂災害、ゲリラ豪雨にたつまきやら落雷の危険性もある。私らガイドは平気だけれど、お客さんに危険な目を合わせてはいけないから慎重な準備が必要だ。

 

 今日の体重計の画像を見て驚いた。「81.9Kg」とは異常な数値。そんなバナナ・・とよく見直して安心した。写真が逆になっていただけのこと。

 

 着衣で61.8kgと言うことで一安心。しかしのかかし、一週間で6Kgも体重が減るというのはどういうことなのか。今日の夕方には60Kg台になって、明日には59kg台になるのだろうか。別に食べ物が減った訳ではないし、飲み物が減った訳でもない。運動を始めた訳でもない。摩訶不思議・・・。

 

 今日、7月2日はうどんの日。まだ聞き慣れない方も多いと思われる「うどんの日」。てっきり制定されてまだ日が浅いのかと思いきや、40年以上の歴史が存在した。誕生したのは1980年。「讃岐うどんをもっとたくさんの人に食べてもらいたい」と、うどんの消費をさらに拡大するべく香川県生麺事業協同組合によって40年も前に制定されていた。7月2日である理由には、香川県讃岐地方の農家のうどんを食べて農作業の労をねぎらうという、古くからの風習が関係している。

 

 そういうことでもないが、今日も「野菜と天ぷらのぶっかけうどん小の冷や」である。レタス・キュウリ・ダイコン・ニンジン・わかめ・かき揚げ天にネギと大根おろしと刻みのりのトッピング。中身は普通のさぬきうどんだが、そのあたりにあるものを片っ端からトッピングしてみただけだ。これだけ食べても体重は減るばかり。

 

 そうそう、今日は「半夏生」でもある。「うどんの日」である7月2日は、「半夏生」と呼ばれる季節の節目、雑節の一つである。夏至から数えて11日目にあたる日で、正確には7月2日頃から5日間を半夏生と呼ぶ。この半夏生、特に日本で農業が盛んだった時代は、農家の人々にとって畑仕事や田植えを終える目安や区切りとなる日として大変重要視されていた。半夏生には天から毒が降ると信じられ、毒が入らないよう井戸に蓋をしたり、この日に収穫した野菜は食べてはいけないなどと言われる地域もあったという。

 

  考えてみれば、この時期は梅雨真っただ中。カビが生えやすい時期ということもあり、食あたりや水あたりなどの増加がこの半夏生の物忌みを生み出したのかもしれない。こうして、田植えは半夏生前までに終わらせなければ収穫が半減するという「半夏半作」という言い伝えまで生まれ、農家たちは毒が降るとされる半夏生の前までに何とか農作業を終えようと必死に働いた。そうしてたまった疲れを取り、暑くなる夏に備えなければならない。そこで、7月2日ごろのこの半夏生で農作業の労をねぎらう風習が誕生したというわけらしい。

 

 半夏生にまつわる風習は全国各地にさまざまに存在するが、とりわけ香川県では“皆で美味しいうどんを食べながら田植えの疲れを癒やす”という半夏生の風習が、風化することなく現在も受け継がれている。そのため毎年7月2日には、「うどんの日」にまつわるイベントが香川県では目白押しだ。地元の神社「中野天満神社」にうどんを奉納する“献麺式”という儀式をはじめ、さまざまなお店や団体が無料でうどんを提供する“うどん接待”、小学生や保護者向けの手打ちうどん教室などの体験学習が県内各地で催される。

 

 今日の掲示板はこれ。「君が自分の目で確かめたか。自分の足で歩いたか。自分の手で触ってみたか」という松下幸之助さんの言葉から。私が現役の頃、朝のミーティングで、「現地に行こう、現物にさわろう」というようなことを唱和したことがある。会議の席上ではいろんなことが言えるし、提案もできる。しかしのかかし、現地を知らず、現場を知らないでいくら議論を重ねても意味はない。自分の目で確認し、自分の足で現地を歩き回り、自分の手で現物に触ってこその発言は重すぎるほどに重い。最近のSNSなんぞでも不確かなニュースが氾濫しているし、ラジオのニュースや新聞・テレビなんかも不確かなことが多い。そういうのを鵜呑みにして拡散する人のなんと多いことか。そういうときこそ、この言葉をかみしめたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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