67回目の終戦記念日です。
忘れてはいけない広島・長崎原爆のこと 戦争の事
見たこと体験したことを実際に話す方が高齢になられ貴重なお話です。
いつの日か、聞き伝えの話になります。
大坊守(大正14年生)は写真の阿弥陀さま(当時は本堂・今は会館の)を背負い母親と二人で何度も大岡はらっぱを突き抜け 丘の下の防空壕へと避難したと話されます。
何度もなんども・・・
大きな防空壕を管理する方から
「そう何度も運ぶのは大変でしょうからここへご安置して・・・・大切に預かります」と、ご配慮くださり しばらく防空壕へ阿弥陀さまは避難していたそうです。
父親(海軍)は昭和18年に亡くなられて 母親と二人でお寺を守っていたそうです。
お寺は戦時中から戦後数年間 ご門徒や知人が一緒に住み大変だったようです。
大坊守の陽気な性格 「大したことはない何とかなるものよ~」
苦労を苦労と言わず・・・・今に至る善然寺でございます。
写真の阿弥陀さま防空壕へ運ぶ時 真綿にくるんで木箱に入れられて背負ったそうです。
後光が数本折れているのは その時にと話されています。
その後光は少し左にずれています。
これは昨年3月11日の大地震で阿弥陀さまが倒れたときのものです。
本日TBSラジオ 大沢悠里のゆうゆうワイドのなかで
本年も 95歳の秋山千恵子さんが生出演で「かわいそうなぞう」の朗読があります。
この朗読45回目です。
何時に放送?と毎年聞き逃さないようにとドキドキしますが・・・・ラジオを聞いて確かめてください。
善然寺の