善然寺よもやまばなし

横浜の浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。
電話 045-741-2351
http://zennenji.com/

博物館めぐりの巻

2012-08-27 | Weblog

おはようございます娘1です。

昨日は仕事が休みだったので、電車に乗って

博物館めぐりに出掛けてきました

目的地の一つ目はここ!

そう!知る人ぞ知る、紙の博物館です東京都北区飛鳥山にあります

紙の歴史や、現在どのように紙が作られているか・・・工場の内部や使う原料に至るまで

紙にまつわるあれこれをわかりやすく・おもしろく・たのしく展示している博物館です

現在、夏の企画展「記録と紙」が行われています9月2日まで!)

館内には紙の触感から材質を当てるコーナーや

日本各地の和紙を触ることができるコーナーがあったので

とてもとてもとても楽しかったです

この2つのコーナーは通いつめてでも極めたいと思いました

もっとじっくり見たかったのですが、駆け足で一時間半ほど・・・・グルっと館内を見て

最後には【紙すき教室】にまで参加してきました

仕事柄、紙についてあれこれ悩むことが多いので

時間のあるときにもう一度ゆっくり・じっくり訪れたいなと思う博物館でした

 

そして、紙の博物館を堪能した後は・・・・都電荒川線(路面電車)に乗って・・・・

更に、京成線に乗って・・・・・・・

着いたのはここ!!

そう、誰もが知る、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)です

こちらの博物館でも現在、企画展「楽器は語る」が行われています(こちらも9月2日まで!)

常設展(の第1展示室)をゆっくり見ていたら「あと1時間で閉館です」のアナウンス

企画展は常設展(第6展示室まである!!)の後にあります・・・・

これは大変 閉館までに間に合わなくなると気付き

慌てて館内のショートカットコースを利用し企画展コーナーへ

この企画展は紀州藩主徳川治宝(はるとみ)によって収集された雅楽器が中心となっています。

といってもおカタイ展示ばかりではなく、雅楽のイロハを教えてくれるコーナーもありました♪

最後には【一弦さん】という琵琶の音の違いを体験するコーナーがあり

閉館間際まで沢山遊ばせてもらいました

これが一弦さんコーナーです↑

手前にある、弓のようなものを使って音の違いを体験します。

まずは、木の材質によって音が変わるか試します・・・・これは聞き分けるのがちょっと難しかった

そして、穴の形によって音が違うか試し(下の写真です)・・・・これは違いが分かりやすいです

最後に・・・・・百琴コーナーでも試してみました↓

百琴(ひゃっきん)=100均だそうです

洗面器が意外と良い音になりました

とても楽しいコーナーを最後の最後まで独占させてもらって感謝感謝です

 

さて、散々楽しんだのですが・・・・・・

【楽器は語る】・・・・・なかなか、難しいというか考えさせられるテーマだなと思いました。

権力者のコレクションとして収集され、寵愛を受けた徳川家伝来の楽器。

楽器としての価値はもとより、現在では歴史を語る史料としての価値もあります。

ですが、本来は【楽器】です。演奏されてこそ、楽器は輝くのではないかと思います。

ここに展示されている楽器はもう息を通されることがないのかな・・・と思うと

「どんな音がしたのかなー」と思わずにはいられません。

最後にあったアンケートに「楽器は演奏される以外にどんな意味があると思いますか?」

という質問がありました。

なかなか難しい質問だなーと思いました。

瞬時に思い付いたのは、コレクションアイテムと史料の二つですが

もっと色々な考え方があるのかもしれませんね。

さすが、歴博です。本当に良い展示内容とメッセージでした。

この博物館は企画展以外の常設展もかなり充実していたのですが

時間の都合上、全てを見ることはできませんでした 残念。

また日を改めて、訪れようと固く心に決めました

紙の博物館も歴史民俗博物館も本日(月曜日)は休館ですが

どちらも魅力的な博物館なので、企画展常設展問わず

良い内容なので、お時間のある方は是非是非足をはこんでください

コメント
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