昨日は朝からおみがきの日
報恩講のための準備日です。
一番大切な報恩講をお迎えするために 心をこめて用意をします。
半年まえピッカピカでしたが 特に輪灯は油の灯のため煤がほのかに付着し黒ずむようです。
これを分解して・・・
輪灯を外すと・・・カチューシャのようです。
時間をかけて磨き上げます。
白っぽく輝くまで・・・
自分の顔もこんなに磨いたことないのに・・・と言いつつ磨くマダム達・・・
午後できあがりました。
輝きが違います。
輪灯だけではありません。あれもこれも 綺麗
お内陣が元の姿に戻ったらお勤めをして住職からのお話
へ~~~ほ~~~~
輪灯のお明りのしくみについて・・・
輪灯が使われているのは・・・浄土真宗のお寺だそうです。
油は食用ので・・・OK
灯芯は仏具屋さんで
芯の数で炎が大きくもなり 小さくもなり 油から出し過ぎると炎が高く煤も出やすくなったり・・・・
90歳のご婦人が「まだ嫁いだころは お仏壇は油の輪灯でした~」と思い出を語ってました。
今は電球でチラチラと炎のように揺らぐのを使うお寺さんが多いと思います。
以前善然寺もそうでしたが・・・
住職のこだわりでご本尊さまの輪灯は油に戻して以来十数年。
お磨きのとき・・・「この油のガリガリが取れないね~」
油の輪っかができ 固まってます。
ちょっと手こずる部分でもあります。
上記 築地本願寺の輪灯はとても大きく・・・・火をつけたまま灯芯を揃えるのに目が痛く大変時間がかかるそうです。
兎にも角にも・・・綺麗になりました。
お手伝いをいただいた皆さまありがとうございました。
23日13:30からの報恩講へどうぞお参りいただいてじっくりとお内陣をご覧ください。
綺麗ですよ~~~