善然寺よもやまばなし

横浜の浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。
電話 045-741-2351
http://zennenji.com/

豊前への巻2

2014-06-16 | Weblog

おはようございます。娘です

豊前での話をもう少しだけ書きます。

二日目は、母方祖母と「そうだ耶馬渓に行こう」という話になりドライブへ

祖母がハンドルを握り、私は横でアシスタント。

といっても、カーナビがないので何も案内できず座っているだけです

耶馬渓へ無事到着と思ったら、突然の雷鳴

慌てて祖母の友人が営むお食事処へ避難しました

到着したとたん大雨になりましたが、ご飯を食べ終わったころには快晴

祖母も友人との楽しいひと時を過ごしていました

 

昼食後は羅漢寺

羅漢寺は、日本最古の五百羅漢が有名でもうすぐ重要文化財に指定されるようです

お寺の本堂や有名な五百羅漢は山の中腹にあります

階段でも行けますが、リフトだと3分で行けるようなので、迷わずリフトへ

降りてしばらく歩くと山門、そして本堂が出てきました

山の中腹・・・と聞いていましたが、崖の途中にある本堂にびっくり

 

どうやって、建立したのか不思議でした~~

 

その後は、山頂まで行ってみようという話になり、再びリフトへ。

ところがどっこい。羅漢寺~山頂までのリフトは傾斜が急激

外の景色を楽しむ余裕などなく、必死の思いで山頂に到着

展望台からの景色や庭園を楽しむはずが、下りリフトのことを考えると心臓ドキドキばくばくの祖母とわたし

 

風もびゅうびゅうと強くなってきたので、すぐさま下山を決意し、係り員の人に「怖くならないコツ」を聞いてリフトに乗りました。

母からは「下りのときに見える景色を撮ってきて」と頼まれていましたが、そんな余裕はあ・り・ま・せ・ん

とても、趣のあるリフトなので「わたし、恐怖で死ぬかもしれん」という不安と「なんで山頂まで来てしまったのだろう」という後悔が次々と押し寄せますが、リフトはするすると降りてゆきます。

恐怖の6分間でした

それでも、途中から「スキージャンプの選手って、これに似た角度を滑ってるのか~」とか、「この景色、目に焼き付けておこう・・・」と思う余裕ができました。

それと、何故だか笑いが止まらなくなりました。

笑う→揺れる→びっくりして再び笑う→更に揺れる・・・という無限ループで、困りました

 

祖母もとても怖かったようで「もう乗りたくない寿命が縮んだ」と話すほど、思い出深い羅漢寺観光となりました

 

翌日は私が福岡市内で用事のため、朝早くに豊前を出発

用事を済ませた後、浄福寺の祖父の実家である徳常寺へお参りしました

7月の盆会のご講師、福岡市城南区~で知られる紫藤先生のお寺です

ちょうど、ご住職様、坊守様とお会いすることができお昼御飯をおご馳走に

突然押し掛けたにもかかわらず、有難いことです

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、気が付くと飛行機の出発時間が迫っていました

ご住職様に道を教わり、地下街をダッシュ

空港に着いてからもひたすら走り、走り、走り、なんとか搭乗に間に合い帰ることができました

 

豊前のみなさま、徳常寺の皆さま、大変お世話になりました

思い出いっぱいの楽しい三日間でした