おはようございます。娘です。
本日は、門信徒会旅行で埼玉・川越に団体参拝の日です
秋晴れの一日、楽しいバスツアーになるでしょうね
さて、少し長くなりますが、京都・龍谷ミュージアムの「アンコール・ワットへのみち」展のお知らせを。
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9〜15世紀にかけて、現在のカンボジアで強大な勢力を誇ったアンコール王朝。
その代表ともいうべき、アンコール・ワットは世界遺産として多くの人がご存知のことだと思います。
広大な敷地に建てられた、独特な形をした遺跡。
その荘厳で美しい景色が多くの人の心を魅了し、観光地としても大変人気ですよね。
でも一体、どんな場所なの?
どういう歴史があるの?
美術の特徴は??
今、遺跡はどうなってるの??
と言うことを、全く知らなかった私(お恥ずかしい限りです)
このチャンス!逃してはならぬ!と思って、今回も無知全開・予備知識なしで展示を観てきました
展示室内では、ほとんどの彫刻が露出展示されています
(ガラスケースに入っていないということです。)
なかには後ろまでグルっと回りこんで見られる作品も。
「想像していたよりも小柄!、そして(石像なのに)柔らかそう!!」というのが第一印象です(ボキャブラリーが乏しくてすみません)
思わず触れたくなるほどの美しさですが、絶対に触ってはいけません
鑑賞の際は、お気をつけください
「アンコール・ワットへのみち」と題されるように、アンコール・ワットが建立される以前の彫刻や、周辺地域の彫刻が展示されていて、美術的特徴がどのように変遷していくかがよく分かる展示でした
私が一番心惹かれたのは、「触地印のブッダと七相図」と言われる小さな作品群。
インドの仏伝とは異なる構図、そして「一体どうやって彫ったんだ…」と見惚れてしまうくらいの彫刻でした。
信仰と美、そして技術が合わさると、人はとんでもないものを作り出すのですね。
この展示は全国巡回していますが、「仏教」に焦点を当てた展示は龍谷ミュージアムならでは!
仏教の守護神として知られる神々のルーツを紹介する展示もあり、日本の仏像とは一味も二味も違う、エキゾチックな彫刻作品を堪能できる内容でした。
実際に遺跡へ行くのはちょっと難しいですけれど、凝縮された魅力をミュージアムで観ることができるのは、本当に嬉しいことですね