趣味がキャンプ、野営という人がいる。
海山川の自然をフィールドとしていれば、しょんべんやクソ
そこらへんでやってこい。
くらいの豪快さがいいのではないか。
海なら流木、山川なら倒木の薪を集めキャンプファイア。
外で食う飯は旨いに決まっている。
アウトドア料理の達人と一緒なら、銀座の高級寿司屋で食べる晩飯よりはるかに旨いんでないかい。
川に浸しておいた缶ビールをプシッ。
真っ暗な夜になると落ち着いてきた焚火の周りに、あぐらをかいたり寝ころんだりのウィスキータイム。
薪が無くなると黙って暗い森に入り、大木を引きずってくる。
見上げれば満天の星。
贅沢になれた日常であればこそ、こんな一晩は忘れないだろう。
小型テントひと張りあれば何とかなるという精神がいい。
憧れの的である。