今日は釈尊が誕生した日である。現在のネパール中央にあったシャカ国という小国の王子として生まれた。シャダールタと命名された。「目的を完成している者」という意味だそうだ。そういう運命の人なのだ。
この誕生日を仏生会とか灌仏会とか言っている。近くのお寺では白い象が出て象の上に乗ってる銅製の誕生仏に甘茶を注げるようになっている。花御堂という小堂を花で飾ったりするので「花まつり」と名をつけたそうです。
木曽の田立に「花馬祭り」という祭りがあります。馬をきれいな五色の色紙で飾りますが、こちらの花は稲の花で五穀豊穣の祭りだ。俳句の人は花といえば桜だが、もともと花というのは人間の生活に結びついた稲の花だろうな。
