廃屋の破れ障子の寒さかな
ふるさとの生家を貸している人から座敷の床が落ちたと・・・テレがきた。確か明治はじめに立て直したと聞いていたので・・・いよいよかなと。
ある人から「ふるさと」を捨てたようなこと言ってるが、俳句や短歌をみると「ふるさと」を題材のものがある・・・・根底には「ふるさと」は捨てれないのだ・・・・・とか言われてしまった。
ふるさとの萩盗人のとうせんぼ
ふるさとのたよりは白く埋もれて1人暮らしになお降り積もる
日本人は人間関係をひとつの縁で結ぶことが好きだ・・・・・そういう人がいる。外国の人のことはよく知らないので・・・比べるものがないが血縁・出身・地縁・学閥・仕事縁・・・・・・こういう網にひっかかってるので社会から脱落しない仕組みになってるとか。
娘が東京で長野県人会に出たとか言っていた。
旅先で「信州人です」とか言われると、まったく知らないのに親しみを感じてしまう・・・・・日本人の縁・「ふるさと感」は捨てられないだろう。