武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

言葉も時代に乗るのだ

2011年11月24日 | Weblog

落語家の立川談志さんが亡くなったそうだ。
落語家にもいろいろな人がいるが異色の人だったらしい。
談志さんの弟子の高座を聞いたことがある・・・・・・前に公民館でよんだ地方の落語家の話を聞いた後だったので・・・・・・全然ちがうのに気がついた。笑いをとろうと苦労するあせりの姿の方がおもしろかった。
間のとり具合とか・・・・・・話術の巧みと言おうか。
その弟子の師匠だから、これは際立っているのだろう。

古典落語の舞台は江戸の長屋の皆さんだ。「亭主」とか「女房」などの言葉が飛び交う。
「女房」ってのは、もともと宮中の女官を指している。高校の時、苦手な古文の授業で知って「へーーーー」と思ったものだ。それがそこらの長屋にいる「家のかみさん」となったのだ。
「亭主」は、もともと茶道の言葉でお茶をたてる人のことであった。それが家でゴロゴロしてる親父になったのだ。こちらもえらく変ったものだ。

そんなこと書いてある本を読めば・・・・・・「喫茶」と言う言葉は、鎌倉の禅僧が、茶をたしなむに使った言葉だそうだ。これはマアそういうことだ。