武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

駅の別れ

2010年04月20日 | Weblog
「駅」というと、なんとなく人生の岐路を連想して深い響きがある。「ステーション」などもそんな感じ。「メトロ」などの響きはなんともいい。ま、年代のせいかも。
昔の一場面を思い出した。わたしがまだ新米の時だ。卒業式が終わって数日後、駅で転任教師を皆で送ったものだ。駅前で保護者や先生方に送られて汽車に乗る。駅舎を離れると線路沿いに生徒が手を振って送ってくれた。今思うとなんかドラマみたいだ。
実はまだ転任の準備ができておらず隣の駅で降りて、人の目を気にしながら学校に帰って荷造りをしてこっそり又汽車に乗った。なんとも懐かしい光景であった。

桜満開

2010年04月19日 | Weblog
桜もこの寒さと雪には参ったのだろうか。それでも安曇野はあちこち桜満開だ。犬の散歩道の途中、霊社がある。小学生の登校路でもある。ここも満開だ。
霊社は地域の戦没者の供養の社だけど、現在は新しい家に囲まれている。ここを通る子どもたちは知っているのだろうか。そのお父さんお母さんも知らないかもしれない。
私も含めてよそから来た人で出来た団地に囲まれて霊社も肩身も狭いだろう。

レタリング

2010年04月18日 | Weblog

頼まれたポスターを描いた。大きな文字をレタリングする。
この作業は学生の頃、カラス口など使い懸命に描いたものだ。今はこの作業も機械がやってくれるのでたやすい。
こういうことが人間のたたきあげた技術が衰える例かもしれない。テレビで歌舞伎座の提灯職人の方の話題をとりあげていた。歌舞伎座の建て直しの三年の間の、自分の技の衰えを心配していた。

病気の味

2010年04月17日 | Weblog
えらい寒さだ。野菜が高いとかニュースがほえている。俳句会のAさん(俳句では数段私より上と本人は思っているらしい)からいただいたお菓子をいただく。
ひょうたん型のピンクのかわいらしいお菓子だ。お湯にとかして・・・くず湯だ。
あ・あ・あ・この味は小さい頃病気になった時、おふくろが食べだせてくれた味だ。
当時は貴重品で病気の時しか味わえないくずの湯だった。当時甘いものがなかった。オヤジが4歳ころ戦争から帰った。黒砂糖をリックにしのばせてきて食べさせてくれた・・その時いつまでもなめていたとおふくろが言っていた・・・わたしの記憶にはない。
とにかく小さい頃は甘いものがなく、当然虫歯など皆なかった。今は時代にあわせボロボロである。

臨場

2010年04月16日 | Weblog
信州大学病院に行った。待ち時間が長く売店に行ったら本のコーナーがあった。
横山秀夫の「臨場」という本を手に取った。なぜか・・昨晩テレビでやっているのをみたせいだ。警視庁鑑識課の型やぶりな、鋭い検視官の話である。
病院で読むとなぜか雰囲気も盛り上がる。
ただ最近登場人物がやたらと出てくると頭の中が整理されないのは歳のせいか・・・・・。

版画教室再開

2010年04月15日 | Weblog
要望というか・・・そんな感じではじめました。自宅の私の仕事部屋の狭い空間です。お二人お見えになりました。前回の方ですので続編ということです。
半分は話をしてて終わってしまいました。ま、いいか。
始まる前に近くのTさん夫妻ものぞいてくれました。私の仕事部屋にこんなに人がおとずれるのは初めてです。白馬から来られて方の話だと朝雪が降ったとか・・・・・・・
小谷村の「塩の道祭り」にあわせ「牛方の宿」に作品を並べてくれという話がきた。簡単の返事をして・・・どうしょうと考えています。

胃カメラを呑む

2010年04月14日 | Weblog
先日からムカムカとするので医者にいったら胃カメラを飲みましょう。ということになった。本日朝から胃カメラを呑んだ。
「きれいな食道ですね・・」「もう一回見ます」「軽い胃炎ありますね」と先生の実況を聞きながら・・・ゲボゲボもあまりなく終了。
「少し具合悪いと思ったらカメラ呑むのはいいことですよ」とほめられて帰ってきた。

南木曽路

2010年04月13日 | Weblog
雨の中、塩尻の本山に行ってきた。ここは奥様の生誕の地でもあり、有名なのは「そばきり」の発祥地である。
江戸の文献にも載っている。といって大きなそば屋さんがあるわけでない。おばさんたちが集まってそばを食わせてもらえる店がある。おいしいのでおすすめかも。
ここは中山道の本山という宿場であって、まだ格子のある家が残っている。妻籠とか奈良井は観光的に保存されているが、ここは自然体でいつまで持つかという感じである。版画の題材用に写真を撮ってきた。
ここの宿場からいよいよ木曽路に入る。

家電なんでもござれ

2010年04月12日 | Weblog

新聞のチラシで無料回収を知り、古い扇風機や炊飯器、カメラを運んだ。業者が空き地で収集をしていた。以前別の場所であった時は若いニイチャンの集団だったが、今回の業者は高齢者のお年寄りの軍団だった。ひとりのおばあちゃんが運んでくれたりした。「カメラは修理しても高いしね。家も新しいのを買ったせ。」とかいろいろと会話をはずましてくれた。人間と人間がいきあえば、こういうことが大切なのだ。事務的にハイハイとすむだろうけれど、そんなものでない気がする。
あのおばあちゃんはおしゃべり好きらしいということもある・・・・

蔵通り風景

2010年04月11日 | Weblog


6月にある中信版画展の案内ハガキに使用する版画を刷った。モデルは昔行った倉敷の風景です。
色調をグーーーと押さえてみました。
夜、遠くから花火の音が風に乗ってくる・・・どこかの祭りだろうか。
ちょい、ひまなのでペーパークラフトを投稿してみた。「ひまじんのやかた」の作品投稿をご覧下さい。ひまでしたら・・・