暖かい日が続き、沈丁花の香りが風に乗ってやってきた。秋の金木犀と同じで、花自体は小ぶり。この微妙は白は、カメラ、いや、腕のせいでなかなか上手く写し撮ることができない。となりではパンジーがいっせいに花をつけている。おなじように撮ってもこんなに違うとは。
韓国での核サミットの報道を見ていると、21世紀においては、国のリーダーは地球上のどこにでも機敏に移動出来るようだ(もちろん、関係者の周到な準備があってのことであるが、つい数週間前までこのようなサミットがあることは大きくは報道されていなかった)。専用機のタラップを駆けるようにして降りてくるオバマ大統領の、まるで運動選手のような身のこなしにはいつも感心させられる。その若々しい率直な語り口とあいまって、オバマ大統領は米国のパワーそのものを感じさせる。大統領選挙の行方は、共和党が自滅しつつあるようでいまのところオバマ氏に運が傾いている。今回のサミットでは、得意の外交、なかんずく核問題での追加点を狙っているようだ。