回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

タイ

2012年03月26日 18時38分47秒 | 日記

3月26日にタイのホンダが自動車の現地生産を再開して、昨年の洪水による操業停止から日本の自動車メーカーはすべて生産を再開したと報道されている。タイを南北に貫くチャオプラヤー川は北部を中心とした100年に一度とも言われる大雨により各所で氾濫、タイ経済に甚大な影響を及ぼしたが、このニュースで、まずは一応の区切りがついたようだ。

たまたま昨年12月バンコクを訪れる機会をもったが、そのときはまだ水が引いておらず、上空からも水没した地域がそこかしこに見られた。また、バンコク市内にはいたるところに土嚢が積まれていてその爪あとを生々しく感じた。

市内で冠水していたところは既になかったが、市内を流れるチャオプラヤー川の水位は依然高くく、三島由紀夫の小説の舞台にもなった暁の寺へ向かうフェリーボートからは、川の中央が盛り上がっているかのような錯覚に襲われた。旧くはなったがそのときに撮ったフェリーから見た市街地方面と暁の寺方面をそれぞれ1枚。

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馬酔木

2012年03月26日 06時55分07秒 | 日記

昨日の午後は砧公園に。梅の花の下には花見のグループがもういっぱい。美術館は今月末まで改装で休館している。となりのLe Jardinは改装を終えて一足先に開業していた。天井や空調などが新しくなっていた。ちょうど結婚式の披露宴が行われ、新郎新婦は公園の芝生で記念撮影。映画Wedding Plannerでジェニファー・ロペスが演じたような黒服の女性が颯爽と仕切っていた。日本でもこういう職業が確立していたことを実感。天気もよく、暖かかったせいかテラスでの宴会となっていて出席者もこの気候を満喫しているようだった。新婦のドレスの長い裾が印象的。

Le Jardinへの小道に馬酔木が満開になっていた。あしびとも呼ばれ、あせびでもあしびでもおなじ馬酔木と漢字転換される。字のごとく、馬さえ苦しむ毒性の強い植物で、香りも独特。清純な愛、犠牲、献身という花言葉は、たぶんその都忘れというようなこのやさしい花の姿から由来しているのだろう。万葉集にもいくつか登場する、日本人にはなじみの深い花である。

 

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