回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

去る者は日々に疎し

2012年03月16日 20時07分59秒 | 日記
たとえば転職などで住む環境が大きく変わったとき、人はどのようにその変化に順応してゆくのか、というのは興味深い。わずか半月でも、かつては日常そのものだった風景がとてつもなく新鮮に映るものだ。何年ものあいだ変わるはずがないと思っていた日常でもわずか半月を経過するとそこは全くの別世界となっていて、郷愁さえも寄せ付けない冷たさがある。自分はといえば、その間に、顔つきまで変わってしまったのではないかと不安になったりするものだ。本当に、去る者は日々に疎し、という諺が真に迫ってくる。
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2012年03月16日 13時46分37秒 | 日記
住宅地でも梅の花が満開になっているところがある。6年ほど前に買った鉢植えの梅が花を咲かせている。梅の実を期待しているのだが、花は咲くものの、日当たりのせいか毎年実を付けずに終わっている。今年こそは、と思うのだが、いずれにしても白い花は清楚で愛らしい。花言葉では高潔、忍耐とも。
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椿

2012年03月16日 12時21分36秒 | 日記
もう少し寒い時期のほうが風景になじむし、すっかり春めいてきたこの頃ではいささか時期はずれの感じがしないでもないが、椿が花をつけた。椿といえば、小説の「椿姫」、それがオペラになった「ラ・トラビアータ」を連想する。同じ娼婦の悲恋話なのに、「姫」と「堕落した女」では言葉の意味がずいぶん違うようだが(日本ではオペラも「椿姫」と呼ぶことが一般的)、赤と白では花言葉も違っている。小説で主人公は、月の25日は白、5日間(生理期間中)は赤の、椿を身に付けていることになっている。東京で椿といえばどちらかといえば赤いほうが多いように思える。
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