“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

すったもんだで福井のひと・・・・

2008年08月01日 22時40分52秒 | Weblog
おばんでやす。
北陸・福井にいます、いちおう。
それにつけても大変な1日でした。

あ、その前に、本日、あの水森かおりちゃんが
このブログを読んでくれていることが判明しました。
すごく、うれしいです!

さて、その喜びはさておき・・・
大変な1日だったとはいかに?

本日、僕は朝8時40分品川発の「ひかり405号」で滋賀県の米原まで行き、
そこで北陸本線の特急「しらさぎ5号」に乗り換えて福井に入る予定でした。

ところが・・・
まず最初のボタンのかけ違いは、
僕が8時前に品川駅に着いてしまったことから始まりました。
時間がありすぎ、余りすぎ・・・
それで、お弁当を買って、ホームのベンチでのんびり弁当を食べていたのです。
ま、このへんまではよかったのですが・・・

いやぁ、それにしても驚いたのは、度重なるダイヤ改正の果て
いまや東海道新幹線は8割が「のぞみ」じゃないですか!
もう3分おきに「のぞみ」が着き、出ていく感じ・・・
すごい!とそんなことに感心しているうちに、やがて8時39分に。

で、僕は、品川駅のホームに颯爽と滑り込んで来た「ひかり405号」に、
荷物を抱えて乗り込んだわけですが、
指定の座席に荷物を下してふと見ると、
ちょっと前まで読んでいた文庫本がない!
「いけねぇ、ホームのベンチに忘れたぁ」と急いで降りて、
ベンチに置き忘れてあった本を取り、新幹線に乗り込もうと思ったところ、
なんと目の前のドアが閉まってしまったのです、僕が乗ってないのに・・・
うっそ~~~!うそじゃなくて、ホントに!
僕は、真っ青になり、すぐ横10mくらいのところにいるJRの女性駅員に
「開けてくれ~、乗ってないよ~~!」と叫びました。

ところが、なんと、彼女はしらっとした顔をして、
「いったん閉まると開かないんです!」と言うじゃないですか!
今度は違う意味で「うっそ~!」です。
それって、「いったん閉まると開かないんです!」じゃなくて、
「いったん閉めると開けないんです」だろ?!
いや、もっと丁寧に言うと、
「いったん閉めると安全上の問題などもあって開けてはいけない規則に
なっているんです!」と言うべきだろ?と思ったのですが・・・
その場でそんな言葉の揚げ足取りの押し問答をしていても埒があきません。
そうこうしているうちに、ひかりはホームに僕を残し、
座席に僕の荷物だけを積んだまま、発車していってしまったのです。
なんと、汽車は出て行く、僕は残る・・・
ひでぇ~~~~~!
そして、座席には“姿なき乗客の”の荷物だけが残されていた・・・
これじゃあ西村京太郎のミステリー世界や~~~!

でも、僕はめげていられません。
すぐさま同じ「ひかり405号」の喫煙車両に乗っているはずの同行者に
携帯で連絡をとり、「荷物をピックアップし確保してくれ」と頼むと、
乗り遅れた「ひかり405号」のすぐ7分後に出る「のぞみ111号」で、
「ひかり405号」の後を追いかけることにしたのです。
あわよくば、名古屋までに先行する「ひかり405号」に
追いついてくれることを願って・・・
そうです、「のぞみ111号」が「ひかり405号」より先に名古屋に着けば、
名古屋から「ひかり405号」に乗り移り、無事一件落着となるはず!
うん、これぞ“時刻表のマジック”西村京太郎の世界や~~~!

ところが、ところが、ところが、無情にも、時刻表を縦にしても横にしても、
「のぞみ111号」は、
名古屋では先行する「ひかり405号」に追いつくことは出来ないのです。
というのは「のぞみ111号」は、名古屋の先の岐阜羽島駅で、
停車中の「ひかり405号」の横をパスして抜き去るのです。
そして、次の米原駅に停まることなく、ノンストップで京都まで行ってしまうのです。

いや、それならいっそ、その「のぞみ111号」で京都まで行ってしまって、
米原までひと駅逆に戻ればどうかと考える冴えた頭の持ち主もいることでしょう。
これもいちおう考えたんです。
ところが、これも最近のダイヤ改正のお陰で「ひかり」や「こだま」が減って、
米原にUターンしてたどりつくまでには
相当に時間がかかることがわかりました。

かくして僕は、「のぞみ111号」で名古屋まで行き、
そこで、3分前にホームを出て行った「ひかり405号」の残り香を
スーハースーハーと嗅ぎつつ、
24分待って後続の「こだま537号」に乗り換え、
米原まで行かなくてはならない・・・
でも、それが目下の時点で僕がとることのできる、
米原まで最短の時間で行く最良の方法であるとわかったのです。

とはいえ、これだと、せっかく名古屋で「ひかり405号」との差を
3分差まで詰めたものの、
米原到着は「ひかり405号」に遅れること26分の11時15分となり、
乗るはずだった10時59分米原発の北陸本線の
特急「しらさぎ5号」に乗ることはできず、
その「5号」の1時間後に出る次の「しらさぎ53号」に乗るしかありません。
つまり、僕の抵抗もここまでということ。
どうやっても僕は“荷物“には追い付かないのです!

畢竟、すったもんだの末、僕は予定よりちょうど1時間遅れて
昼下がりの福井駅に到着しました。

ふ~っ、疲れたぁ・・・
それにしても、すごい切羽詰まった形相をして、
手ぶらで「のぞみ」に乗ってくる男に対して、
なぜか乗客の視線が厳しいこと厳しいこと、冷たいこと冷たいこと、
「むっ、なんか怪しい奴?!」てなもんでした。

さて、着いた福井でのさらなるすったもんだの物語はまた明日ということで!


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