８にこだわった北京オリンピックと８９３のナンバープレート

暑い暑いといいながらも、
今週の木曜日ははや立秋。
ということは、翌８日に開催される北京オリンピックは、
真夏の祭典ではなく、
残暑の中での秋の祭典ということになるわけですね。

中国はいわゆる二十四節気を生んだ国ですから、
このへんのこだわりや縁起担ぎもしっかりしていると思います。

今回のオリンピックの開会式も、
縁起の良い「８」という数字にこだわって、
２００８年８月８日の午後８時８分に開始となるわけですもんね。

「８」という数字は日本でも“八＝末広がり”ということから
縁起のよい数字とされていますが、
中国でも発音が「ファー（“發”＝お金持ちになる）」に似ていて、
また切れ目のない形が「永遠に続く」の意味があるということから、
縁起の良い数字とされてきたそうです。
あと６や９も同じく縁起が良いらしいですよ。

香港では車のナンバープレートの競売が行われていますが、
以前、８並びの数字のプレートを
億単位のお金で競り落とした富豪がいたそうです。
「その屋敷に住んでいるお金持ちが買いました！」と
ガイドの陳さんが話してくれましたっけ！
このナンバープレートのオークションは、
何％かが省や市の収入にもなるらしく、
現在広東省などの都市にも波及しているらしいですね。
（正確なところはわかりませんが・・・）

いま日本では空いていれば自由に車のナンバープレートを選べますが、
中には電話番号と同様にこだわって
車のナンバーをつけている人もいるでしょうね。
たぶん伊東のハトヤは「４１２６」なんだろうな。

先日、北海道に行った時、
夜の街にいかにもその筋の方々が乗っていると思しきメルセデスが停まっていまて、
若い衆が番をしていましたが、
ナンバーを見ると「８９３」でした。
非常にわかりやすいと同時に、すごい自己顕示欲だと思いました（笑）
この車が前を走っていたら、ぶつけちゃまずいって、
みんなが用心しますもんね。
パトカー見たのと同じ抑止力になると思いました。

本日はこのあと鑑定が入っていますので、これにて失礼。


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