ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

白菜作りと野菜の高値

2010-11-12 07:59:57 | 家庭菜園・庭・花 
夏から続いている野菜の高値が、本格的秋を迎えた今も続いている。
今年の夏以降、菜園での野菜作りは例年にない難しい栽培になった。
それは夏の異常な高温と雨不足のため、苗づくりの段階からだった。
種を播いても発芽が悪く、芽が出ても苗に上手く成長してくれない。
9月下旬までの高温続きでは、秋野菜にとって適温の季節ではない。
ましてや雨の降らない畑の土は、乾き切っていて土息も上がらない。
ひげ爺の菜園は、水道水を使えるが、異常気温はどうしようもない。

たとえば白菜で、私は8月23日に苗ポットと畑への直播きとをした。
いずれも、発芽までは順調だったがその後が上手く成長しなかった。
葉に伸びやかさがなかったり枯れたりしたので、追加して種をまいた。
成長期に雨がなかったのでその間、畝の間に水を流すことも行った。
害虫も進化し抵抗力が付き、今までの農薬では効果が薄いようだ。
低農薬での栽培だから、朝や夕方に害虫取りを続けることになった。
白菜の収穫期を迎えたが、約2割が虫食いや型の悪い未熟児である。

影響は、里芋やキャベツ等の秋野菜にも、推して知るべしの状況だ。
お隣の韓国でも白菜が不作で、キムチ用材料に困っているらしい。
夏まき野菜がこの状態では、野菜の高値はまだ暫く続くことだろう。
早播き秋野菜は不作でも、冬野菜が順調に育っているのが幸いだ
大根やほうれん草など9月末以降に播いた物は順調になっている。
「今年の白菜は、型が悪いからあげられな~い」と、ひげ爺の独り言。
本音は、型の悪さより数が少ないから 勿体なくてあげられないのだ。
コメント
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