春日部市の江戸川沿いの地に「龍Q館」と言う地上建物と地下施設がある。
そこは、流域の水路管理をしている国交省の江戸川河川事務所でもある。
去る26日、かつての先輩に誘われお世話になって見学することが出来た。
まず龍Q館の2階で、この地域の地理的特性や河川と水管理の必要性、さ
らには地下に建設した首都圏外郭放水路の概要などの説明を受けた。
そして地下の調圧水槽(地下神殿)見学上の諸注意を受け、屋外にある別
の入り口から地下に向かったが、それはビルの非常階段を下りる感じだ。
階段を120段ほどで降りると水槽という広い空間の底辺部分に到着する。
通常時の今は水が流入していないから、どでかい広さの空間になっている。
天井を支える何本もの柱が、「地下神殿」と言うに値する景観を作っている。
色彩はないが灯りがついていて、パルテノン神殿の雰囲気になっている。
神殿に続く地下放水路は、国道16号の地下50㍍のところに直径10㍍、
長さ6.3㎞のトンネルを掘って地下水路とし、緊急時だけ使用すると言う。
江戸川と古利根川に挟まれた埼玉県東部地域を水から守ることが目的だ。
中川などの河川が増水した時、5つの縦坑から流水させて水位を下げる。
そのことで、河川からの外水氾濫を防ぎ、内水洪水も防ぐという仕組みだ。
縦坑から流入した水は、地下水路を使ってこの調圧水槽に入れた後 ガス
タービンのポンプで江戸川に排出するという。
毎年7回程稼働し、付近の水害が激減したと言うから無駄なことではない。
「すでに出来てしまったから、事業仕訳の心配はない」と、ひげ爺の独り言。
本当なら古利根川からさらに、綾瀬川まで延伸されればより良いのだが・・。
そこは、流域の水路管理をしている国交省の江戸川河川事務所でもある。
去る26日、かつての先輩に誘われお世話になって見学することが出来た。
まず龍Q館の2階で、この地域の地理的特性や河川と水管理の必要性、さ
らには地下に建設した首都圏外郭放水路の概要などの説明を受けた。
そして地下の調圧水槽(地下神殿)見学上の諸注意を受け、屋外にある別
の入り口から地下に向かったが、それはビルの非常階段を下りる感じだ。
階段を120段ほどで降りると水槽という広い空間の底辺部分に到着する。
通常時の今は水が流入していないから、どでかい広さの空間になっている。
天井を支える何本もの柱が、「地下神殿」と言うに値する景観を作っている。
色彩はないが灯りがついていて、パルテノン神殿の雰囲気になっている。
神殿に続く地下放水路は、国道16号の地下50㍍のところに直径10㍍、
長さ6.3㎞のトンネルを掘って地下水路とし、緊急時だけ使用すると言う。
江戸川と古利根川に挟まれた埼玉県東部地域を水から守ることが目的だ。
中川などの河川が増水した時、5つの縦坑から流水させて水位を下げる。
そのことで、河川からの外水氾濫を防ぎ、内水洪水も防ぐという仕組みだ。
縦坑から流入した水は、地下水路を使ってこの調圧水槽に入れた後 ガス
タービンのポンプで江戸川に排出するという。
毎年7回程稼働し、付近の水害が激減したと言うから無駄なことではない。
「すでに出来てしまったから、事業仕訳の心配はない」と、ひげ爺の独り言。
本当なら古利根川からさらに、綾瀬川まで延伸されればより良いのだが・・。