難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

内耳多数電極端子挿入による聴覚補償  

2007年07月31日 20時43分07秒 | 人工内耳
070730_1207~001.jpg070730_0928~001.jpgいわゆる「人工内耳」は内耳の蝸牛に多数の電極を持つ電極端子を挿入して、聴神経の末端を刺激して、聴覚を与えるのが「蝸牛移植(コクレアインプラント)」だ。

人工内耳の適応になるかどうかの検査を受けた。
ひとつがMRIだ。磁気共鳴診断装置で、多数の身体内の画像が撮影できる。
初めて自分の三半器官と蝸牛を見た。言葉では何度となく口にし、図は限りなく目にしているが、初めて自分のを見た時には不思議な感動を覚えた。

「おおーっ、ここにいたのか、意外に小さいな」というようなことが頭に浮かんだ。

縮小された連続写真だから実際にはもっと大きいのだろう。

もうひとつの「覚醒ABR検査」の結果でドクターが有毛細胞があまり機能していないが、聴神経は大丈夫だという。
どうして大丈夫かと聞くと、形状からという。見ると確かに蝸牛に太い神経がついている。

「結構太い神経が来ているのに、この神経に聴覚信号が届いてないのか。これを何とかすれば良いのか」と考えていた。

検査の結果のいろいろなグラフや写真は見ても分からないが、その意味をもう少し聞いてみたい。


ラビット 記



水谷修「夜回り先生」に字幕放送を! 著作権法改正を

2007年07月31日 03時50分41秒 | 生活
070731_0324~004.jpg070731_0323~001.jpgテレビ朝日で「夜回り先生」を放送していた。夜中というか早朝3時から30分だ。

しかし、字幕放送がない。少しだけテロップがあった。
画面に出てくる子供たちも涙し、繁華街で会った水谷修に「おっ水谷だ」と声をかけられる。


070731_0324~002.jpg水谷修が何を話しているのか聞きたい。
若い聴覚障害者も聞いてみたいだろう。

放送局が字幕、手話をつけないなら第三者が自分で字幕や手話を付けようとしても著作権が立ちはだかる。
2000年に著作権法改正で可能になったリアルタイム字幕配信は放送と同時にしか認められていない。
落語や討論番組などリアルタイムでは字幕の表出タイミングから難しい場合がある。


障害者放送協議会著作権委員会は、聴覚障害者の情報保障に関わる法人が、聴覚に障害を持つものにテレビの映像と音声に字幕や手話、解説音声をつけて公衆送信で再送信出来るように要望している。

ラビット 記



選挙後ニュース番組と政党討論番組にも字幕放送を!

2007年07月31日 02時02分40秒 | 生活

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070730_2047~001.jpg参議院選挙の開票結果が出た月曜日、テレビ局はそれぞれ、生放送で選挙特�を組んで内容を分析している。

一�早い朝4時半からNHKの「おはよう日本」では字幕放送がなかった。その後8時半からの「参院選列島ドキュメント」にもない。
日本テレビの朝5時20分からの「ズームインSUPER参院選ズーム総力取材」、朝8時からの「スッキリ!!参院選挙」にも字幕はない。同じくTBSの5時半からの「みのもんた朝ズバッ!参院選スペシャル」、フジテレビの「めざましテレビ」、8時からの「とくダネ!参院選」、テレビ朝日の朝4時25分からの「やじうまプラス」、8時からの「スーパーモーニング2時間丸々参院選SP」など、まったく字幕放送は行われていなかった。
テレビ�組表を見る限り、一�早く字幕放送が付いたのは、TBSの朝11時からの「ピンポン」の中のニュースか、11時半からの日本テレビの「NNNニュースD」、フジテレビの「FNNスピーク」だ。NHKは正午のニュースまでない。

夕方は、民放各局は大型ニュース�組を並べているが、日本テレビの「NEWSリアルタイム」、TBSの「イブニング・ファイブ」に字幕放送が付いている。フジテレビの「スーパーニュース」、テレビ朝日の「スーパーJチャンネル」、テレビ東京の「速ホゥ!」にはない。


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070730_2128~001.jpgNHKの首都圏ネットには字幕放送がなく、7時のニュースまではない。各党の党首、書記長クラスが出演した「討論スペシャル」にも字幕放送がないままだ(上2枚の写真)。
NHKは午後9時15分からの「ニュースウオッチ9どうなる今後の政局」に字幕放送が付いた(下2枚の写真)

これは、日本の政治の一大変動期に聴覚障害者は全く情報を得ることが出来ないまま、ということになる。

総務省のデジタル放送研究会「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送に関する研究会」の報告書にも、生放送�組も字幕放送普及の指針の対象になるように書かれているが、この場合も討論�組は除かれている。不規則な発言が同時に出てくる生放送の字幕放送は難しいとされているからだ。
また、生放送の字幕入力者の養成も追いついていない現状も報告されている。高速入力オペレーターや族声認識技術で発言をそのまま入力するのはいろいろな意味での限界がある。叉、この種の政治的�組は特にそうだが、特定の人しか見られない字幕放送とは言え、間違った字幕が放送されてしまった場合は訂正放送の義務があることも、放送事業者を萎縮させてしまっている。


ラビット 記