難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

西部カナダろう者・難聴者支援センターの外景

2008年07月08日 18時29分36秒 | 生活
080704-151023.jpg金曜日の午後に、見学してきた、「西部カナダろう者・難聴者支援センター」の外景。
昔は修道院の寮として使われていた建物を改築して使っている。
中は、小さな部屋がたくさん並んでいるのはそういうことだったのだ。
京都にあった聴言センターもやはり企業の従業員の寮を譲渡されて始まったのを思い出した。

大通りから静かな普通の住宅街の中に建っている。
こういう立地は、いかにも地域の中にとけ込んでいると思った。


ラビット 記
帰国後の成田エキスプレスから。




カナダにも、難聴支援センターのモデルが。

2008年07月08日 00時23分52秒 | 生活
国際会議の会場でたまたまスタッフの隣に座った方が「西部ろう者と難聴者のための施設」の職員だったので、彼女を通じて、施設を見学することが出来た。

1956年に出来た、WIDHH(Westeran Institute for The Deaf and Hard of Hearing)の特徴は幅広い支援サービス画用意されていることだ。通訳派遣サービスはコミュニティインタプリティング(地域生活通訳派遣)と医療通訳派遣サービスに分かれているが政府や地方の補助金があるので無料で受けられる。
カウンセリング・サービスと連携した雇用、就労支援、カウンセリング、複数のオージオロジストによる聴力検査と聴覚相談サービス、情報、各種機器の展示と提供を通じて、ろう、難聴者の自立の支援を図るとパンフレットにある。
雇用支援は、エクセルなどの一定のコンピューター・スキル、社会的なマナなどの習得をした後、スーパーバイザーの役割を持つ人が企業に同行し、仕事の内容などを説明し、雇用された後もコーチングもするということだ。

様々な支援サービスが一箇所で受けられるワンストップ・サービスだ。日本の聴覚障害者情報提供施設よりも幅広いサービスを提供する地域密着型の支援センターだ。ヒアリング(サービス)センターのモデルがカナダにもあった。

バンクーバーやカルガリーも含めた西部カナダ最大の労、難聴者支援施設と看板にあった。職員は30人もいる。案内してくれたカウンセラーはギャローデッド大で学んだろう者だ。通訳サービスのコーディネーター担当者もろう者だった。
受付の背後の壁には約1万人のクライアントのカルテがあって、驚いた。

経営は、詳しくは聞けなかったがNPOなので政府や地方政府の補助金や寄付などで運営できているとのことだ。

実際に見学できたのは大いに幸運だった。


ラビット 記