難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

政府案に反対の意見を国会議員にファックスを送るには。

2011年02月22日 23時44分30秒 | 難聴一般

議員名簿は「都道府県別の国会議員」で検索すれば、トップに出てくる。

該当県をクリックすると議員名が出ている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E9%83%BD%E9%81%93%E5%BA%9C%E7%9C%8C%E5%88%A5%E3%81%AE%E5%9B%BD%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E5%93%A1


ラビット 記

※蕎麦屋は飲み屋街の中にある。


これは糖尿病患者に良い?!

2011年02月22日 23時06分27秒 | 難聴一般
会議の後、事務所の近くの蕎麦屋に女6人と男一人で行った。今年の難聴者の集いに広告をくれたところだ。贔屓にせねば。

ここは昔からある老舗の蕎麦屋で、落語の寄席の末廣亭にも近く噺家もよく来るそうだ。

売りは十割そば。店のお母さんになんて読むのか教えてもらった。「じゅうわり」だって。難聴者だから読み方を知らないものは聞くしかない。聞くは一時の恥だ。

食べたのが「薬膳カレーつけ蕎麦」。
ちゃんと十割蕎麦がざるの上に乗せて出てくる。
そばつゆの代わりにカレーが小皿に入っている。
蕎麦屋のカレーというと黄色いとろみのあるカレーを思い浮かべるが真っ黒のカレーだ。
これにとろろが入っている。ぽつんと乗っているのがクコの実だ。薬味ということか。

カレーがうまい。あまり期待していなかったがこの老舗の蕎麦屋にこういうカレーがと妙に納得した。
食後は蕎麦湯が出てきた。

さて、難聴の糖尿病患者に良いのか、悪いのか。
こっちだけ蕎麦湯。女6人はビールにサワーに果ては氷結酒なんて飲んでいる。


ラビット 記

難聴者の「レクリエーション」の必要性(試論)

2011年02月22日 22時17分12秒 | 難聴一般
難聴者協会の例会で、参加者同士でゲームやおしゃべりタイムなど交流、寺社巡りや施設見学などの野外レクリエーションをが行われる。

これはどこの協会でも行っていて、参加者がみな楽しめるように担当者は内容や情報保障、安全などに神経を使って準備する。

これは、国や行政等への交渉や権利拡大の福祉活動ではない「遊び」、「レク」などして、重要視しない活動かもいるようだが、これは間違っている。

難聴者や中途失聴者の「交流」こそは、リハビリテーションそのものであり、社会参加の重要な場でもある。

集団で交流するには、コミュニケーションが必要だ。一人一人に磁気ループや要約筆記、手話、筆談などでコミュニケーションを確保すること、相手の反応を見ながら対話する。
要約筆記に書かれたものを見て、今の話題をつかみ、自分の話したいことを整理して、言葉を発する。
さらに交流する中でコミュニケーション成就体験を蓄積し、失われた人との関係を復活させる。

介護施設では、レクリエーションが重要な介護技術として一人一人にあったレクリエーションが提供される。たとえ寝た切りであっても部屋に花を飾る、カーテンを変えるなどもレクリエーションとされる。レクリエーションは生活の活性化のことだからだ。

もっと深めたい。


ラビット 記

隣の電話の声が聞こえた。

2011年02月22日 19時18分38秒 | 難聴一般
勤務先で、隣の上司が受けている電話の声がなんか聞こえた。

定時終業後、皆が帰って静かなときに左耳の人工内耳に何かワヤワヤ聞こえる。何かと思って見回すと左にいる上司の電話が何か言っているのだ。もちろん、内容は全く分からないが。

自分の電話は拡声機能付きなのでかかってきた電話は部屋中に筒抜けらしい。聞き取れないでいると隣で教えてくれるくらいだ。

しかし。静かな場所とは言え、電話の漏れる声を聞いたのは初めてだ。


ラビット 記

障害保健福祉関係主管課長会議資料(2/22)

2011年02月22日 19時08分26秒 | 難聴一般

全難聴から、本日の主管課長会議資料が厚生労働省ホームページにアップされていると連絡があった。
PDFファイル63ページ。

ラビット 記
ーーーーーーーーーーーーーー
1.地域生活支援事業の円滑な実施等についての(3)地域生活支援事業実施要綱の一部改正内容について
予算成立後速やかに発出することとしている。(資料1-1)要約筆記者の新設
(8)コミュニケーション支援事業について
ア コミュニケーション支援事業の推進について
イ 要約筆記者の養成について
 (資料1-1)地域生活支援事業実施要綱新旧対照表(案)
 (資料1-5)標準的な要約筆記者養成カリキュラム(案)

2 障害者の社会参加の促進について
ア 視聴覚障害者への情報提供体制について
(資料2-1)聴覚障害者情報提供施設設置情況
(2) 災害時における障害者支援・対策について

なお、平成23年度は補装具費の改訂は行わない


作成日 2011年2月22日
障害保健福祉関係主管課長会議資料(平成23年2月22日開催)
http://www.wam.go.jp/wamappl/bb15GS60.nsf/vAdmPBigcategory50/B4D5341901612BBB4925783E00388BA3?OpenDocument
(一括ダウンロード用)

作成日 2011年2月22日
障害保健福祉関係主管課長会議資料(平成23年2月22日開催)【企画課自立支援振興室資料】
http://www.wam.go.jp/wamappl/bb15GS60.nsf/vAdmPBigcategory50/2624F453302DA5074925783E003FA775?OpenDocument


愛知障害フォーラムも決議文採択!

2011年02月22日 01時53分11秒 | 難聴一般

2/19に、635名の障害者の参加を得て、愛知フォーラムが開催された。

地域フォーラムにこれだけの参加者があるのは障害者運動の幅が広がってきたことと、障害者制度改革推進会議の内容が知られてきたことがあるだろう。
さらに政府の障害者基本法改正案の内容に多くの障害者が危機感を持ったからに間違いない。

この模様がYouTube(ユーチューブ)にアップされている。但し、字幕がないので聞こえないと分からない。
○2011.2.19 制度改革推進会議 藤井議長代理挨拶.AVI
http://www.youtube.com/watch?v=WuuN1n5lil0
○2011.2.19 推進会議の背景〓.AVI
http://www.youtube.com/watch?v=YuePTTSaY5M
○2011.2.19 推進会議の背景〓.AVI
http://www.youtube.com/watch?v=fzr3p-Af808
○2011.2.19権利条約のポイント〓.AVI
http://www.youtube.com/watch?v=XnwWMZAE2eE
○2011.2.19 権利条約のポイント〓.AVI
http://www.youtube.com/watch?v=np2OyuCQKBk


ラビット 記
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
2・19 愛知障害フォーラム 決議文

平成21年に内閣府に設置された「障がい者制度改革推進会議」で、1年間にわたって、鋭意検討されて昨年12月17日に「障害者制度改革のための第二次意見」が取りまとめられました。その内容においてもプロセスにおいても、私たちは第二次意見の歴史的価値を大きく評価しています。

この「第二次意見」は障害者基本法の改正において必要と考えられる事項を各省庁に示したものですが、これに対し難色を示している省庁もあります。今回の障害者基本法の改正は、日本が批准を目指す国連の障害者権利条約の趣旨を国内法に関連付けする、それこそ基本となる法律へと抜本的に改正する大変重要なものです。

しかし、本年2月14日に、内閣府から障がい者制度改革推進会議に提出された「障害者基本法の改正について(案)」は、障害のある人の権利条約はもとより、第二次意見に沿って忠実に立法化を図ったものとは認められず、私たちADFの想いと遠くかけ離れていますし、到底権利条約が提示する人権の国際水準に到達したものとは言えません。

「私たち抜きに私たちことを決めないで」という言葉が、世界中の障害者に言われてきました。障害種別や団体等、既存の枠を超えて障害当事者等が中心となって議論しまとめあげたこの「第二次意見」を尊重し、その内容を何ら後退させることなく障害者基本法の改正に反映させ、本国会(第177回常会)にて成立させてください。

それが、我々障害者、関係者の願いです。

愛知障害フォーラム(ADF)、本日の参加者は「推進会議」の意見を尊重した基本法の抜本的改正が行われるよう推進会議の後押しをする行動を行います。


2・19 愛知障害フォーラム 参加者一同


人工内耳装用児者と障害者基本法改正案

2011年02月22日 01時49分23秒 | 難聴一般
人工内耳装用児者も障害者基本法改正に関わる動きを知ってほしい。

人工内耳に関わる団体にも、直接的に適切な情報提供を受けて自らの選択で医療を受ける権利、聴覚補償訓練、医療リハビリテーションを受ける権利の保障を要求してほしい。

人工内耳装用児者はその聞こえの程度が常に変化すること、環境の影響を受けやすい難聴者として、音環境や社会の理解などの社会環境整備は必須だ。またs問題解決能力、社会生活力を身につける必要性は難聴者と何ら変わらず、これらは社会リハビリテーションと言える。

障害者基本法改正案は、地域生活や情報アクセス、医療、教育、司法などあらゆる分野に関わる個別法の元になる重要な法律だからだ。


ラビット 記