難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

黒い学生服のお父さんとマツコ 孫社長へ

2011年02月26日 15時19分14秒 | バリアフリー

スポーツ新聞をめくっていたら、ソフトバンクの新しいCMに加藤清史朗君が先生役で「授業参観」編に出演するとあった。

先生 「持ち上げといて落とされる」
    「持ち上げられるほど、落差も大きい」
    「信じられるのは家族だけ」と講義。

マツコ 「気をつけなよ先生」と突っ込む。

先生 「あなたも」と平然と切り返す。

マツコ 「あんたもだよ!」とお父さんに毒を吐く。

授業参観に来ていたお母さん、アヤ、生徒のお兄さんが注視する。
お父さん 「・・・」

そっかあ。こんなことを言っているのかあ。
軽妙な会話のやりとりがソフトバンクの名前とともに脳にしみこむ。
しかし、聞こえない人は何も分からないので、スポンサー名を覚えるどころか見たとたんチャンネルを変える。思考が向くことすら拒否してしまう。

孫社長、CMに字幕を付けてください。パナソニック、東芝に遅れを取っていますよ。
26日からオンエア。


ラビット 記


大沼直紀教授の講演録「補聴器と聞こえのバリアフリー」

2011年02月26日 09時30分52秒 | 補聴器

東大先端研の大沼直紀先生の教授会セミナーのオンデマンド映像とパワーポイントの資料が公開されている。

我が国にオージオロジーの基礎を築いた大沼先生が自身が難聴になられて感じられたことや聴覚補償とは何かを論じている。大部の資料を20分間では説明が難しいが、これまでの先生の業績が凝縮されている。

ラビット 記

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東大先端科学技術研究センター            

「Audiology:補聴器と聞こえのバリアフリー」

客員教授 大沼 直紀

音声(mp3:17.4MB/約20分)

http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/rcast/podcasting/meeting/2010/1208/02.mp3

 

ストリーミング(約20分)※字幕なし

http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/rcast/videolibrary/meeting/2010/1208/index.html#101208_2

 

プレゼンテーション資料(PDF:6.4MB)

http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/research/meeting/2010/1208/pdf/02.pdf

 

先端研では、毎月1回「教授会セミナー」と題し、先端研の研究者が自身の研究について発表する場を設けています。先端研に所属する研究者間の情報公開と意見交換がその目的です。本サイトでは、その内容を公開しています。

2006年度からはストリーミング配信に加え、音声をポッドキャスティング配信しています。ポッドキャスティングでお聞きになる場合は、下記リンクよりポッドキャスティングページをご覧ください。      

 


東芝が「耳の日特番」に字幕放送のCM放映!

2011年02月26日 06時47分45秒 | 放送・通信

東芝が耳の日特番のニュースリリースを発表した。

テレビのスポンサー企業が耳の日に特番を行うこと自体珍しいが、字幕放送のCMを実施するという。全国ネットで放映するのは本邦初とのこと。
こうしたことはパナソニックやライオンやなども取り組んでいるが他の企業も続いて欲しい。

プレスリリースを読んでいると、聴覚障害を持つ社員の意見を聞いて分かりやすい字幕を制作したとある。これは嬉しい。当事者の意見を取り入れることは重要だ。聴覚障害を持つ社員のモチベーションもあがったことだろう。

テレビのスポンサーになるような大企業には何人もの聴覚障害者の仲間がいる。トヨタ、日産。ホンダ、SONY、電通にもいる。ぜひ大々的に実施して欲しいものだ。黒い学生服のお父さんのソフトバンクも。


ラビット 記
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日本テレビ系「耳の日特番 なんくるないさぁ~今井絵理子が息子と歩んだ6年~」において、字幕つきテレビコマーシャルを実施

2011年02月24日
 当社は、3月5日、日本テレビ系28局で放映予定の「耳の日特番 なんくるないさぁ~今井絵理子が息子と歩んだ6年~」において、当社として初めて字幕つきテレビコマーシャル(以下、CM)を実施します。なお、本番組は、複数のスポンサーによる字幕つきCMを全国ネットで放映する日本初の試みとなります。

 日本テレビ系列で放映予定の本番組は、地上デジタル放送推進のため、地上デジタル放送ならではの機能である字幕放送を本編で実施するとともに、トライアルとして番組提供の全てのCMも同様に字幕つきで放映します。当社は、本番組の取り組みに賛同し、聴覚に障がいのある方や高齢で耳の不自由な方に番組とともにCMを楽しんでいただくために、字幕つきCMにて番組を提供することとしました。なお、本CMの制作にあたっては、わかりやすい字幕となるよう、聴覚に障がいのある当社の従業員の意見も取り入れています。

 当社グループでは、誰もが快適に暮らせる社会の実現に向けて、ユニバーサルデザイン・社会貢献活動・人財教育等における諸活動に取り組んでいます。今後も、より多くの人々にわかりやすく当社の情報をお伝えし、ご理解いただけるようなコミュニケーション活動を一層強化してまいります。

字幕つきCMの実施概要

提供番組:「耳の日特番 なんくるないさぁ~今井絵理子が息子と歩んだ6年~」
日時 :2011年3月5日(土)10:30~11:25
放送局 :日本テレビ系28局
対象CM :(1)白物家電国産1号機80周年「母の目で見ると」篇(60秒)
     (2)白物家電国産1号機80周年「父の目で見ると」篇(60秒)

なお、上記CMは、3月7日(月)より、当社ホームページ上でもご覧いただけます。
URL:http://www.toshiba.co.jp/eco/80th/gallery.htm

字幕方式 :クローズドキャプション方式注
注 表示・非表示を切り替えることができる字幕方式。通常の状態では字幕が表示されませんが、地上デジタルテレビリモコンの「字幕ボタン」等を操作することによって、字幕の表示が可能になります。



イタリア在住のイラストレーターの人工内耳装用記

2011年02月26日 06時44分25秒 | 人工内耳

ミャオけんの人工内耳物語
http://sumurakenji.blog112.fc2.com/blog-category-27.html

軽妙なタッチで、補聴器の効果がなくなり、人工内耳を装用する経過を記述する。イタリアの診療状況も分かって興味深い。

2年後は反対側も人工内耳とドクターに言われているようだがそういうものなのか。

「両耳の超難聴に挑戦する!」で始まった記事は、現在「眠り続けた左耳・・・71年後に『人工内耳』に挑戦!」というタイトルで現在18回を数える。
1/17はタイトルがないが手術当日の模様を描いている。

18・眠り続けた左耳・・・71年後に『人工内耳』に挑戦! (02/21)
17・眠り続けた左耳・・・71年後に『人工内耳』に挑戦する!! (02/14)
16・眠り続けた左耳・・・71年後に『人工内耳』に挑戦する! (02/03)
15・(01/17)
14・眠り続けた左耳・・・ (01/17)
13・両耳の超難聴に挑戦する! (01/15)
12/両耳の超難聴に挑戦する! (01/13)
11・両耳の超難聴に挑戦する (01/11)
10・両耳の超難聴に挑戦する (01/08)
9・両耳の超難聴に挑戦する! (01/03)


ラビット 記
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すむらけんじの猫!Cats!Gatti!
http://sumurakenji.blog112.fc2.com/