難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

新しい人工内耳N5のインプレッション(4)

2012年02月12日 23時33分48秒 | 障害年金問題
新しい人工内耳N5は、電池の消耗が早い。現在は人工内耳用のボタン電池2個をケースに入れて使っているが、2日間しか持たない。フリーダムは3個で3~4日間だったからそんなものかもしれないが、あれ、電池を入れ替えたばかりなのにと思うくらい早く切れてしまったことも。
選択したプログラムによっても電池消耗の早さが違うと言われている。

N5で気づいたことは、電話する時はビーム(今はズーム)にして聞くと聞きやすい。
周囲の音がカットされるからかな。
後、フリーダムよりN5はPHSの音のでる部分をかなり前方の方に当てないとクリアに聞こえない。
コイルが先方にある感じだ。

電話する時は、自分のN5の電池を入れ替えておくだけでなく、PHSの方も充電したバッテリニーに交換するか充電しながら通話すると隣で話しているみたいによく聴こえる。
周囲が静かなところを選ぶことと、相手には大声は決して出さないこと、一定の大きさの声で話してもらうこと、テレビを消したり、人声のない静かな環境で電話してもらうこと。

ラビット 記

残る10年間をどう生きるか考えた。

2012年02月12日 20時15分39秒 | 日記(つぶやき)
定年退職まで、後48日になった。
昨日の「1枚のハガキ」を見て、人間、どう暮らすかより、どう生きるかと言うことが大事なことに気が付いた。
後10年間しか生きられないとして、その間にどう行きたいのか、何をしたいのかを考えることにより、これまでの価値観が変わることに気が付いた。

今朝の朝日新聞に、大阪市長への大型インタビューが載っていたが、読んで気分が悪くなった。今の日本はホテルだと五つ星ラグジュアリークラスだという。この生活を維持したければ「国民総努力で競争しろ」と言う。毎日を明日を生きるのに精一杯の人が溢れているのに、何を見ているのか。最低限の生活を保障する年金や介護保険制度、健康保険制度まで破壊しようとするのは、これまでの人類の積み重ねて来た社会保障の到達点さえ踏みにじる発言は人権冒涜にも値する。
結局、国民の暮らしも破壊する消費税増税、証券取引税引き下げを要望する強欲な経済界、富裕層を免責し、弱い人にしわ寄せをする反国民的な政治家だ。

ラビット 記
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もし今日が人生最後の日だったら、あなたは後悔を口にしますか。それはどのようなものですか。

人生最後の時を過ごす患者たちの緩和ケアに数年携わった、オーストラリアの Bronnie Ware さん。彼女によると、死の間際に人間はしっかり人生を振り返るのだそうです。また、患者たちが語る後悔には同じものがとても多いということですが、特に死を間近に控えた人々が口にした後悔の中で多かったものトップ5は以下のようになるそうです。
 
1. 「自分自身に忠実に生きれば良かった」
「他人に望まれるように」ではなく、「自分らしく生きれば良かった」という後悔。Ware さんによると、これがもっとも多いそうです。人生の終わりに、達成できなかった夢がたくさんあったことに患者たちは気づくのだそう。ああしておけばよかった、という気持ちを抱えたまま世を去らなければならないことに、人は強く無念を感じるようです。
 
2. 「あんなに一生懸命働かなくても良かった」
男性の多くがこの後悔をするとのこと。仕事に時間を費やしすぎず、もっと家族と一緒に過ごせば良かった、と感じるのだそうです。

3. 「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」
世間でうまくやっていくために感情を殺していた結果、可もなく不可もない存在で終わってしまった、という無念が最後に訪れるようです。
 
4. 「友人関係を続けていれば良かった」
人生最後の数週間に、人は友人の本当のありがたさに気がつくのだそうです。そして、連絡が途絶えてしまったかつての友達に想いを馳せるのだとか。もっと友達との関係を大切にしておくべきだった、という後悔を覚えるようです。

5. 「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」
「幸福は自分で選ぶもの」だと気づいていない人がとても多い、と Ware さんは指摘します。旧習やパターンに絡めとられた人生を「快適」と思ってしまったこと。変化を無意識に恐れ「選択」を避けていた人生に気づき、悔いを抱えたまま世を去っていく人が多いようです。

以上、どれも重く響く内容でした。これを読んで、あなたは明日からどう過ごしますか。
(文=阪井亮太)
ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5:キレイスタイルニュース - BIGLOBE Kirei Style
http://kirei.biglobe.ne.jp/news/detail/20120206120045_pch53534

字幕付き映画「1枚のハガキ」の聞こえなかった音。

2012年02月12日 10時27分12秒 | バリアフリー
「1枚のハガキ」はバリアフリー上映会で日本語字幕が付いていた。画面の下に表示されていた。
新しい人工内耳でどこまで聞こえるかという関心もあった。

この映画に限らず、作品中の音響は重要な意味を持っている。
森山定造の歌う「影を慕いて」の歌にも後半で友子が歌う「影を慕いて」も歌詞が出た。軍歌にも歌詞が出た。
カラスの鳴いている声、釣り竿に付いた鈴の音も字幕が表示された。

しかし、パンフレットの中の批評によれば、最初の水兵100人が並んでいる天理教本部の外で鳥の鳴き声がしていたという。森山定造が戦死して白箱に入って戻ってきた時も、森山定造の父が農作業中に死んだ時も静かな場面で鳥の鳴き声が聞こえていたという。
夜の兵営でうるさいと言われて静かになった時も虫の鳴き声がしたという。これらは字幕で表示されていなかった。

静かになった場面で流れていた、自然の中の鳥、虫の鳴き声、水の流れる音などそういう情緒的な音は字幕化されていない。
字幕制作者の判断なのか、脚本家なりが判断したのか、制作者の意図を反映してほしかった。

ラビット 記