難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

障都連から、民主党都選出議員への要請行動の呼びかけ。

2012年02月24日 21時08分03秒 | 障がい者制度改革
都難聴事務局からの連絡。
以下、障都連事務局長 佐田さんからの要請です。
障都連加盟団体として、27日の要請行動に参加を求められています。
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加盟団体各位 
 すでに新聞報道等でご存じかと思いますが、民主党WTは、厚生労働省案を基本的に追認し、自立支援法の基本的枠組みを変えることなく、「障害者生活総合支援法」(未定稿)への名称の変更や一部手直しを行った上で事実上障害者自立支援法の延命となる方向で、3月の閣議決定、国会への上程をすすめようとしています。

 障害者自立支援法意見訴訟団と国が結んだ「基本合意」や「骨格提言」を無視した民主党、厚生労働省の動きを許すわけにはいきません。

 自立支援法の廃止と骨格提言に基づく障害者総合福祉法の制定を求めて、「基本合意を守れ!」「骨格提言を生かせ!」の声を民主党東京選出衆議院議員に届けようと「自立支援法違憲訴訟の基本合意の完全実現をめざす東京の会」が緊急要請を行うことになっています。正念場です!

障都連でも全力で取り組みたいと考えています。加盟団体の積極的な参加をよろしくお願いします。
参加者名について障都連までご連絡ください。当日でも大丈夫です。

日時:2012年2月27日(月)  
第一衆議院議員会館1Fロビー  13時集合   
ここから分担して要請にいきます。   佐田

新しい人工内耳N5のインプレッション(5)

2012年02月24日 13時37分42秒 | 人工内耳
職場の派遣さんとこういう会話があった。
「これ聞いてる?」
「知らない。」
「あの箱の伝票が半分くらいになったらこれを書いてファックスして」
「分かりました。」

文字で書くとそっけないが、「知らない」が「ううん、知らないわ。何なの?」という意味に聞こえる。
「分かりました。」が「分かったわ。大丈夫よ。任しといてね。」という意味に聞こえる。
これはその言葉の持つ音韻、抑揚、モーラがそういう意味を伝えているから。

清掃のおばさんとの会話が
「あの水は電気ポッドに入れてもいいの?」
と語りかけられたのが1回でよく聞こえた。
「うん、いいよ」
とふつうに返事できたのがなんだか嬉しかった。

自転車に乗りながら発する自分の声が良く聞こえる。
ADRO+ZOOMの音量13、感度5。
しかし、事務所の中では音がこもって聞こえる。
コントローラーで見ると、マイクの音量がしばしば赤いレベルに入っている。
音量5、感度4に下げた。

このへん、児童や高齢者にはどう対応するのか、分かりやすく説明しないと我慢しながら聴くということになって、補聴器をプレゼントされた高齢者が頭が響くといって装用を止めてしまうようなことにならないか。

誰がこうした説明、装用のサポートをするのか。人工内耳を装用したものが積極的に発信するか、人工内耳装用の言語聴覚士が必要だろうか。

ラビット 記

「身を切る」を議席減と考えるのは議席の私物化だ。

2012年02月24日 08時57分26秒 | 日記(つぶやき)
野田首相は、社会保障と税制一体改革で国民に負担を押しつける代わりに議員も身を切らねばならないとして、議席数の削減を繰り返すが、「身=自分」として議席の「私物化」意識があるからだ。

議席は国民の民意の反映を保障するもので、国民のものだ。議員のものではない。私物化は許されない。
身を切るというなら、政党助成金を返上すべきだ。法改正も何も要らない、自ら受け取らなければよい。
東日本大震災に際して、どの政党からも政党助成金を1割でも返上したという話は聞いたことがない。

こういう政党からは、国民の目線の施策など出てこない。「障害者生活総合支援法」なるものもその最たるものだ。現場が混乱するとか言って、その実障害者福祉予算の増大に歯止めをかけたいのが見え見えだ。
年金から介護、保育、医療、教育まで削減のオンパレード。TPP、沖縄基地移転、エネルギー転換、環境保護・・
民主党政権の「使命」はいまやない。

ラビット 記