難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

故小木保雄さんのご冥福を祈ります。

2012年02月21日 11時11分54秒 | 日記(つぶやき)
お通夜に参列し、お悔やみとこれまでのご苦労に御礼を言い、またお詫びをした。

人工内耳を全国で3番目に受けた小木さんは、当時言語聴覚士の資格制定を巡って、教育界と医療界で対立していたときに、全難聴補聴器部長とともに全国を回って、資格の必要性を説いていた。

その際に、人工内耳装用団体を全難聴と一体化したい希望を再三述べていたという。人工内耳装用者の利益を守るには当時5000名を越える全難聴の力が不可欠に映ったのだろう。
しかし、当時まだ人工内耳も装用者も知らない幹部が、時期尚早として受け入れなかったと聞いた。

いまの全難聴の状況を見ると政治的にも組織的にも一体化していた方が良かったかとも思う。難聴者の意識も高まっているともいえないが、今となっては地道に運動の協力関係を発展させるしかない。
全国の協会長のうち、人工内耳装用者は二桁を数える。

欠格条項の問題もあったが言語聴覚士法は2000年に成立した。

ラビット 記

「シンポジウム 働くときに難聴者に求められているものは何か?」

2012年02月21日 09時33分49秒 | 就労
難聴者の就労問題のシンポジウムが開かれる。

ラビット 記
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特定非営利活動法人東京都中途失聴・難聴者協会
2月例会 シンポジウム
働くときに難聴者に求められているものは何か?
http://www.tonancyo.org/reikai/120226reikai(new).pdf

昨年は「職場における中失・難聴者のコミュニケーション」と題して働く難聴者が職場で経験していることを共有し、リソースパーソンから要約筆記派遣依頼や全難聴の厚労省への要望内容などを伺い、学び合いました。今回は自分を客観的に見つめ、より良い職場環境を作っていくためにも、働く難聴者に何が求められているのか、様々な立場のパネリストからお話しを伺い、理解を深めていきたいと思います。どなたでもご参加いただけます。お気軽に、奮ってご参加ください。

■日時:2012年2月26日(日)13:30~16:30(13:00受付開始)
■会場:東京都障害者福祉会館 教室 (定員:50名)
■参加費:会員・無料/非会員・500円
■情報保障:要約筆記、手話通訳、磁気誘導ループ
■問合せ先:特定非営利活動法人 東京都中途失聴・難聴者協会
  FAX:03-5919-2563 電話:03-5919-2421
  Eメール: info@tonancyo.org
  http://www.tonancyo.org/

◆プログラム(予定)
13:30~13:40  主催挨拶
13:40~15:00  第1部 パネルディスカッション
15:00~15:10  休憩
15:10~16:20  第2部 指定討論、質疑、全体討論、パネラーコメント、全体まとめ
16:20~16:30  閉会の挨拶、協会案内
  時間は多少前後することがあります。予めご了承ください。

■パネリストプロフィール
◆大石 忠氏 リハビリテーション専門学校言語聴覚学科講師。電気メーカー在籍時に障害者職場定着推進チーム立上げ、リーダーとして活躍。退職後、人材派遣会社障害者雇用サポートセンターアドバイザーとして多くの後輩の社員教育、訓練に当たる。全日本難聴者・中途失聴者団体連合会高年部長。
◆中園秀喜氏 NPOベターコミュニケーション研究会理事長 前ワールドパイオニア代表取締役。聴覚障害者当事者として起業、トップマネジメントと難聴者雇用を経験。『社長、バリアに挑む ハンディキャップを武器にして』など著作物がある。
◆池田ひろみ氏 広告会社勤務。社内の手話サークル運営担当。
◆森 慎吾氏 ソニー株式会社グローバル人材開発部門ダイバーシティ開発部障がい者雇用推進Gp。
 ソニー及びソニーグループ全体のダイバーシティ&インクルージョン推進部署にて、障がいのある方やその周囲を含めた環境作りの施策実施。働きやすさから働き甲斐 のある、社会全体がインクルーシブな環境になるための発信も行う。

◆指定討論:高岡 正 NPO東京都中途失聴・難聴者協会理事長
◆コーディネーター:福田能文 NPO東中途失聴・難聴者協会理事

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以上、よろしくお願い致します。

腰痛の直す方法と今のマスコミの異常

2012年02月21日 08時44分17秒 | 日記(つぶやき)

NHKのガテンは内容がわかりやすいが見る時間がなかった。
腰痛に悩んでいたので、タイミングが良かった。

番組のメモはないが
(1)日記を付けることで痛みや気持ちを客観視する。
(2)腰をかばって猫背になりがちな姿勢を正す。
(3)腰痛に集中しないよう気分転換を図る。
のようだ。

早速翌日の通勤の時から実践した。
背筋を伸ばすために手を身体に沿って持ち上げるポーズをするとすれ違う人に笑われるかと思った。
今までは通勤の歩行中もメールをしていたが猫背の原因なのでやめることにした。背中のバッグは出来るだけ中身を減らした。お腹側が良いかと思って抱きかかえたがそっくりかえるので何も持たない方が良さそうだ。

この番組は良くも悪くもテレビの手法がたくさん盛り込まれている。視聴者に自分を重ね合わせられるゲストの選定、その分野の専門家による権威付け、被験者、モデルによる代理体験、模型や図解、フリップによる結論への誘導、異見や疑問の排除などだ。

それがテレビと言えばそうだが、原発の安全神話醸成、二大政党制翼賛、最近のTPPによる国力活性化論、消費税増税不可避論、沖縄基地必要悪視など、テレビや新聞等マスコミの日本社会劣化の責任は大きい。

消費者、国民はメディアリテラシーの力を付けなければならないが、今のマスコミは異常だ。
厚生労働省と民主党による「裁判所における合意」「1万人の前での約束」「大臣の国会答弁」を反故にしたことをもっと民主主義の問題として、本質を追究しなければならない。
橋下大阪市長の度重なる市民の人権無視、労働者蔑視、公務員の労働権無視、政治的意図を露わにした思想調査などマスコミは口をふさいだままだ。

ラビット 記

ウィルコム向け京セラ製3G/PHSデュアル対応

2012年02月21日 02時37分02秒 | PHSから
やや古い人工内耳や補聴器ユーザーにPHS愛用者が多いのではないか。
携帯電話がその昔受信に伴うノイズで補聴器で聞けなかった時代、PHSはノイズもなくクリアーな音声通話が可能だったからだ。AirH”の時代。

キーボード形式のスマートフォン出ないかしら。

ラビット 記
※写真はWS011SHadesではない。どこかの携帯。
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ウィルコム向け京セラ製3G/PHSデュアル対応Androidスマートフォンは「WX04K」!?Wi-Fi認証を通過
http://news.ameba.jp/20120204-221/

ウィルコムの新スマートフォンは「WX04K」
無線LAN(Wi-Fi)に対応する機器に対して認証を行っている団体「Wi-Fi Alliance」は1日、京セラ(Kyocera Corporation)製の「WX04K」という製品に対して認証を取得したことを公開しています。

型番からウィルコム製品の規則に沿っているためウィルコム向けと推察でき、認証情報に「Smartphone, dual-mode (Wi-Fi and cellular)」となっていることからスマートフォンであることがわかります。

ウィルコムでは、昨年9月21日(水)に開催した「2011年秋冬モデル新商品」発表会にて2012年春にPHS/3Gデュアル搭載のAndroidスマートフォンをリリースする方針を明らかにしており、今回のWX04Kがそれに相当する製品であると考えられます。

WX04Kは無線LANとしてIEEE802.11b/g/nに対応しているスマートフォンとなります。IEEE802.11nについては2.4GHz帯のみに対応しており、5GHz帯には非対応となっています。

一方で、すでにウィルコム向け京セラ製スマートフォンと見られる製品は、総務省の技術適合証明/工事設計認証において「YTMF-1」という端末が、3G(W-CDMA)の2100MHz(I)および1500MHz(XI)と、PHSの1800MHzおよび1900MHz、無線LANやBluetoothが利用する2.4GHzにおいて工事設計認証を取得していることが判明しています。

YTMF-1という名称は開発コード名だと見られており、今回のWX04Kが製品型番名となり、同一製品であるという見方ができます。

各種認証機関を通過していることから開発が順調に進んでおり、発表および発売が近づいていると思われます。正式発表が楽しみですね!

記事執筆:memn0ck

政府「対話集会」に要約筆記と磁気ループが。

2012年02月21日 00時35分44秒 | 要約筆記
長野県長野市で開かれた18日(金)の政府主催の対話集会に参加した長野県中途失聴・難聴者協会会長によると、手話通訳の他に要約筆記と磁気ループも付いたとのことだ。


こうした集会に手話通訳と同じように磁気ループと要約筆記が付けられることの意義は大きい。
今後の政府主催の会議のユニバーサルデザインとして、当たり前になって欲しい。

しかし、「字幕」だったのか「要約筆記」だったのか確認したかった。ニュースの映像を見てみたが、手話通訳は移っていたが要約筆記のスクリーンのようなものは見えなかった。
音声をそのまま文字化する文字表記を「リアルタイム文字表記」あるいは「字幕」とすると高齢者や難聴者等が誰もが見て理解出来る文字表記が要約筆記だ。
要約筆記は要約するから要約筆記ではない。
岡田副総理が早口だったとしよう。それを全部あるいはほぼ文字表記で来たとしてそれで良いのか。ほぼ文字表記したんだから後はしっかり読んで下さい。読めなくても私に責任はありませんでは「通訳」とは言えない。
相手に分かるように伝えるのが「通訳」だ。
文字を読んで理解出来る字数や表現というのがある。やたらと丁寧な言い回しで言うと聞いている方はだからなんなのだと言いたくなることはよく経験する。これを分かるような文章で伝えるのが要約筆記だ。
やむなく要約するのではなく、意味を伝えるために要約するのだ。

要約筆記者のことを「ようやく」「ようやく」という手話通訳者はもう一度出直してもらいたい!
高速入力を誇る文字入力者は「伝える」意味を考えてもらいたい。

ラビット 記
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フジテレビ系(FNN) 2月19日(日)0時39分配信
http://bit.ly/wiK0Pq
全国で一体改革への理解広げる対話集会 岡田副総理、消費税率5%引き上げの必要性訴え
社会保障と税の一体改革に対する国民の理解を広げるため、政府は、全国で閣僚らによる対話集会をスタートさせ、岡田副総理は、消費税の5%引き上げの必要性をあらためて訴えた。
岡田副総理は「なぜ消費税かと、ここには書いてあります。1つは税収が安定している」、「消費税が一番望ましいというふうに考えているわけです」と述べた。
長野市の集会で、岡田副総理が消費税引き上げに理解を求めたのに対し、およそ160人の参加者からは、負担増への懸念や、行政改革など歳出面での努力が不十分との指摘が相次いだ。
岡田副総理はまた、通常国会で提出を目指す行政構造改革実行法案に、「国家公務員総人件費の2割削減」を明記する考えを示した。

総合福祉法制定を求める議会意見書決議 ぞくぞく(続)

2012年02月21日 00時02分11秒 | 障がい者制度改革
◆2◆ 総合福祉法制定を求める議会意見書決議 ぞくぞく(続)
○めざす会事務局の荒木薫JD事務局長から
総合福祉法制定を求める地方議会での意見書決議の情報です。

21日付で、京都府亀岡市、木津川市、笠置町各議会にて満場一致で採択とのことです。
埼玉県行田市は20日、全会一致で採択です。
また22日に会期末を迎える、埼玉県、京都府京丹後市、同府福知山市にて本会議採択の見込みが濃厚との情報も入っています。

全体はJDFのサイトでアップされています。
http://www.normanet.ne.jp/~jdf/sougou/index.html
*情報がありましたらお知らせください。

全国めざす会(JD)事務局 荒木
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◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
  ニュース 2011.12.22 第166号(通巻274)
   http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
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これに加えて、
京都府南山城村(12/16)
宮城県(12/21)
また、京都府城陽市、京都府精華町、宮城県、福岡県大牟田市、大阪府吹田市と確認されています。現段階で47自治体。

○大阪・吹田市の長谷川章さんから
「吹田では、7年の前に障害者自立支援法の反対運動を契機に市内の障害者団体や関係者、医療関係者などがつながってできた「吹田の障害者福祉と医療を進める会」があります。
この団体として12月市議会に向け、議会各会派まわりをし意見書採択を要請してきました。」

○埼玉めざす会・菅井さんら
・埼玉県議会でも「意見書」採択!
・日高市議会では、12月20日に採択!
・行田市議会では、12月20日に採択!
・訴訟となった元原告の8自治他の内、4つの議会で採択となりました。
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◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
  ニュース 2011.12.27 第167号(通巻275)
   http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
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