ニューメディア誌メルマガより。
梅雨明け、暑い、熱い、ですね。暑さでつい、エアコンに手が伸びます。あっ、節電節電。
東京電力管内は電力が厳しくなく、深夜電力は余っているとか。う~む、原発は電力事情として必要なのかから考えても。
連休の日曜に横浜の障害者スポーツセンター内にある障害者の会議室で、音声認識技術を使った会話支援機の研究開発のプロジェクトがありました。
iPadやiPhoneにアプリを入れて、音声認識辞書サーバーと連携させる仕組みで、話した会話を自動で文字化してくれる支援システムです。そう、聴覚障害者の皆さんが待ち望む機械なのです。
厚労省の支援を受けたプロジェクトですが、2カ月間の体験をもとにした意見交換の会でした。
15名の参加で、県会議員の方も参加されていましたし、大学の若手研究者もいました。
最初に、会話支援機のデモがありました。難聴者協会の女性スタッフ2人が普通に会話している内容の変換ぶりを見ました(聞きました、ではなく)。
なかなか厳しい変換レベルで、ビックリするような誤変換もありました。
例えば、人工内耳という言葉も出たのですが、これが「人工ない痔」に化けたりです。不思議なことに、2~3度人工内耳の言葉が出たのですが、誤変換されない場合もあったのです。
試用者からは、1:1の会話ではなく、n:1という少人数での会話で使いたいという希望がありました。職場で会議に参加しても「聞こえないのでわからない」、呑み会に参加しても「聞こえないので楽しめない」というコミュニケーションのストレスを何とかしたいというわけです。
そうなると音声のマイクも大事です。手で持つスタイルでは馴染みません。
といったような意見が盛りだくさん出てきました。
会話支援というと、1:1の対話スタイルを想定しますが、ニーズは少人数の方が大きい。これを気づかされた会でした。
■8月23日から24日に「普段着コミチャン制作の情報交換会」を長野・上田で開催します。
案内の詳細を添付。
長野はケーブル王国で、早くから自主放送のコミチャンが盛んでした。
今回は初日、上田ケーブルさんを訪ね、長年撮り貯めた映像テープのアーカイブについて聞きます。システムはもちろん、サービスのアイデアについても聞きながら、各CATV局の悩みであるアーカイブの課題を勉強します。
2日目は、長野のCATV局からコミチャンの普段の取り組みを聞きます。力作のコミチャンではなく、毎日制作するニュースや企画ものなど、普段の制作について交流します。
テレビ松本、飯田ケーブル、伊那ケーブルから報告があります。
また、人口が減り、地デジ化で加入が減少しています。そんな中で、コミチャンの役割をどう考えるか。経営の視点からみた意見を、ケーブル連盟信越支部長で須高ケーブルの丸山社長が課題を整理してくれます。
午後は一転して、新しい技術をもとにした新たな取り組みを勉強します。
1.フリージャーナリストでITに詳しい西田宗千佳氏に「スマートテレビとケーブルSTB」を話してもらいます。
2.地デジの完全移行を迎え、民放も新たな技術とサービスを考えています。その中から2つの事例を聞きます。
まず、Facebookと地デジテレビを結び付けた日本テレビのJoinTVです。Facebookの友達リストがテレビに表示されたりと、ソーシャル合体の新提案です。講師は日テレの安藤さんです。
関西からテレビ番組とスマホやタブレットを同時連携させるマルチスクリーン型放送の提案を、毎日放送の齊藤さんに聞きます。この取り組みは、在阪民放5局が足並みを揃えています。そのあたりも聞きましょう。
両者とも地上放送だけでなく、ケーブルテレビでの利用についてもイメージされているようなので、そこあたりも聞きます。
ということで、案内詳細をぜひ。HPからもチェックしていただけます。
http://www.newww-media.co.jp/cmck20120823.html
■■Xデー勉強会の案内です。
ラジオの苦戦はここ20年で、聴取者半減、広告収入も半減という厳しさです。
そんな中、インターネット経由で同時再送信するradikoが、全国に民放ラジオ60数局のネット再送信に広がってきています。
一方、デジタルラジオがVHFのLow帯で行うプランが動こうとしていますが、切れ味が今一つです。
radikoは月間のユニークユーザーが1000万人を突破しています。
これを知らずに、ラジオやメディアの今後を語れないと思います。どんなシステムなのか。ユーザー数が増えるとネットの負荷が増え、設備投資が増えていくという「儲からないスパイラル」はどうなのかなど、ズバズバ聞きていきましょう。
■7月27日(金)13時30分~15時すぎ
テーマ:radikoのIPベースの配信システムとは何か
講師:香取啓志氏 (株)メディアプラットフォームラボ 取締役 所長兼技術戦略部長
<内容紹介>
4月で民放参加局65社に放送大学を加えて66社をネット配信するradikoのIPセントリックな仕組みを解説。なかでも2010年3月13局で試験配信を開始し、約2年で66局をサイマル放送するためのB to Bインフラの構築と運用と、この4月から1千万ユニークユーザーになった視聴環境、最後に地上波と異なるビジネスモデルについて解説いていきます。
特に配信プラットフォームについては、7月2日に設立されたメディアプラットフォームラボについての説明も検討しています。
http://www.nttsmc.com/profile/news/h24/20120628.html
■8月1日(水)15時30分~17時すぎ
テーマ:テレビは進化しているか?
講師:鈴木嘉一氏 元読売新聞東京本社編集委員
鈴木氏は1975年に早稲田大学卒後、読売新聞に入社。1985年から放送界の取材し、27年間見続けてきた記者。また芸術祭賞審査委員や放送文化基金専門委員、民放連賞審査員、向田邦子賞運営委員など。
<内容紹介>
今春、全国で地上デジタル放送への移行が完了し、放送の新時代を迎えた。ハイビジョンの画質は美しく、データ放送やEPGなどテレビの利便性は高まった。しかし、肝心の番組は技術革新の成果を生かしているだろうか、テロップが踊るバラエティー番組ばかりでは何のための高画質化なのか、また「スポーツと映画」ばかりがキラーコンテンツでいいのか、そもそも新しい放送文化を切り開く人材は育っているのか――という観点から、来年「還暦」を迎えるテレビの今を語りたい。
■参加申込み⇒○印を
( )radiko *まだ余裕あり
( )テレビは進化 *余席あり
◆参加費:それぞれ@5,000円(当日受付にて・領収書を発行)
◆参加定員:10名(先着順)
◆会場:NMセミナールーム
(株)ニューメディア 編集部内
http://www.newww-media.co.jp/aboutus.html
銀座線「銀座」駅、日比谷線「東銀座」駅、都営浅草線「東銀座」駅
1階が「花屋(花粂)」さんの雑居ビル3階です。
名前:
社名:
⇒(株)を忘れずに
所属:
会社電話:
ケータイ:
メール:
領収書の宛先が上記の社名と違う場合:
⇒申込みは、このメール「返信」で上記事項の連絡をお願いします。い
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(株)ニューメディア
月刊ニューメディア編集長 吉井 勇
PHS 070-5071-9699
メール yoshii@newww-media.co.jp
http://www.newww-media.co.jp
〒104-0061
東京都中央区銀座2-12-5 銀座NFビル
TEL 03-3542-5231
FAX 03-3545-5843
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
梅雨明け、暑い、熱い、ですね。暑さでつい、エアコンに手が伸びます。あっ、節電節電。
東京電力管内は電力が厳しくなく、深夜電力は余っているとか。う~む、原発は電力事情として必要なのかから考えても。
連休の日曜に横浜の障害者スポーツセンター内にある障害者の会議室で、音声認識技術を使った会話支援機の研究開発のプロジェクトがありました。
iPadやiPhoneにアプリを入れて、音声認識辞書サーバーと連携させる仕組みで、話した会話を自動で文字化してくれる支援システムです。そう、聴覚障害者の皆さんが待ち望む機械なのです。
厚労省の支援を受けたプロジェクトですが、2カ月間の体験をもとにした意見交換の会でした。
15名の参加で、県会議員の方も参加されていましたし、大学の若手研究者もいました。
最初に、会話支援機のデモがありました。難聴者協会の女性スタッフ2人が普通に会話している内容の変換ぶりを見ました(聞きました、ではなく)。
なかなか厳しい変換レベルで、ビックリするような誤変換もありました。
例えば、人工内耳という言葉も出たのですが、これが「人工ない痔」に化けたりです。不思議なことに、2~3度人工内耳の言葉が出たのですが、誤変換されない場合もあったのです。
試用者からは、1:1の会話ではなく、n:1という少人数での会話で使いたいという希望がありました。職場で会議に参加しても「聞こえないのでわからない」、呑み会に参加しても「聞こえないので楽しめない」というコミュニケーションのストレスを何とかしたいというわけです。
そうなると音声のマイクも大事です。手で持つスタイルでは馴染みません。
といったような意見が盛りだくさん出てきました。
会話支援というと、1:1の対話スタイルを想定しますが、ニーズは少人数の方が大きい。これを気づかされた会でした。
■8月23日から24日に「普段着コミチャン制作の情報交換会」を長野・上田で開催します。
案内の詳細を添付。
長野はケーブル王国で、早くから自主放送のコミチャンが盛んでした。
今回は初日、上田ケーブルさんを訪ね、長年撮り貯めた映像テープのアーカイブについて聞きます。システムはもちろん、サービスのアイデアについても聞きながら、各CATV局の悩みであるアーカイブの課題を勉強します。
2日目は、長野のCATV局からコミチャンの普段の取り組みを聞きます。力作のコミチャンではなく、毎日制作するニュースや企画ものなど、普段の制作について交流します。
テレビ松本、飯田ケーブル、伊那ケーブルから報告があります。
また、人口が減り、地デジ化で加入が減少しています。そんな中で、コミチャンの役割をどう考えるか。経営の視点からみた意見を、ケーブル連盟信越支部長で須高ケーブルの丸山社長が課題を整理してくれます。
午後は一転して、新しい技術をもとにした新たな取り組みを勉強します。
1.フリージャーナリストでITに詳しい西田宗千佳氏に「スマートテレビとケーブルSTB」を話してもらいます。
2.地デジの完全移行を迎え、民放も新たな技術とサービスを考えています。その中から2つの事例を聞きます。
まず、Facebookと地デジテレビを結び付けた日本テレビのJoinTVです。Facebookの友達リストがテレビに表示されたりと、ソーシャル合体の新提案です。講師は日テレの安藤さんです。
関西からテレビ番組とスマホやタブレットを同時連携させるマルチスクリーン型放送の提案を、毎日放送の齊藤さんに聞きます。この取り組みは、在阪民放5局が足並みを揃えています。そのあたりも聞きましょう。
両者とも地上放送だけでなく、ケーブルテレビでの利用についてもイメージされているようなので、そこあたりも聞きます。
ということで、案内詳細をぜひ。HPからもチェックしていただけます。
http://www.newww-media.co.jp/cmck20120823.html
■■Xデー勉強会の案内です。
ラジオの苦戦はここ20年で、聴取者半減、広告収入も半減という厳しさです。
そんな中、インターネット経由で同時再送信するradikoが、全国に民放ラジオ60数局のネット再送信に広がってきています。
一方、デジタルラジオがVHFのLow帯で行うプランが動こうとしていますが、切れ味が今一つです。
radikoは月間のユニークユーザーが1000万人を突破しています。
これを知らずに、ラジオやメディアの今後を語れないと思います。どんなシステムなのか。ユーザー数が増えるとネットの負荷が増え、設備投資が増えていくという「儲からないスパイラル」はどうなのかなど、ズバズバ聞きていきましょう。
■7月27日(金)13時30分~15時すぎ
テーマ:radikoのIPベースの配信システムとは何か
講師:香取啓志氏 (株)メディアプラットフォームラボ 取締役 所長兼技術戦略部長
<内容紹介>
4月で民放参加局65社に放送大学を加えて66社をネット配信するradikoのIPセントリックな仕組みを解説。なかでも2010年3月13局で試験配信を開始し、約2年で66局をサイマル放送するためのB to Bインフラの構築と運用と、この4月から1千万ユニークユーザーになった視聴環境、最後に地上波と異なるビジネスモデルについて解説いていきます。
特に配信プラットフォームについては、7月2日に設立されたメディアプラットフォームラボについての説明も検討しています。
http://www.nttsmc.com/profile/news/h24/20120628.html
■8月1日(水)15時30分~17時すぎ
テーマ:テレビは進化しているか?
講師:鈴木嘉一氏 元読売新聞東京本社編集委員
鈴木氏は1975年に早稲田大学卒後、読売新聞に入社。1985年から放送界の取材し、27年間見続けてきた記者。また芸術祭賞審査委員や放送文化基金専門委員、民放連賞審査員、向田邦子賞運営委員など。
<内容紹介>
今春、全国で地上デジタル放送への移行が完了し、放送の新時代を迎えた。ハイビジョンの画質は美しく、データ放送やEPGなどテレビの利便性は高まった。しかし、肝心の番組は技術革新の成果を生かしているだろうか、テロップが踊るバラエティー番組ばかりでは何のための高画質化なのか、また「スポーツと映画」ばかりがキラーコンテンツでいいのか、そもそも新しい放送文化を切り開く人材は育っているのか――という観点から、来年「還暦」を迎えるテレビの今を語りたい。
■参加申込み⇒○印を
( )radiko *まだ余裕あり
( )テレビは進化 *余席あり
◆参加費:それぞれ@5,000円(当日受付にて・領収書を発行)
◆参加定員:10名(先着順)
◆会場:NMセミナールーム
(株)ニューメディア 編集部内
http://www.newww-media.co.jp/aboutus.html
銀座線「銀座」駅、日比谷線「東銀座」駅、都営浅草線「東銀座」駅
1階が「花屋(花粂)」さんの雑居ビル3階です。
名前:
社名:
⇒(株)を忘れずに
所属:
会社電話:
ケータイ:
メール:
領収書の宛先が上記の社名と違う場合:
⇒申込みは、このメール「返信」で上記事項の連絡をお願いします。い
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(株)ニューメディア
月刊ニューメディア編集長 吉井 勇
PHS 070-5071-9699
メール yoshii@newww-media.co.jp
http://www.newww-media.co.jp
〒104-0061
東京都中央区銀座2-12-5 銀座NFビル
TEL 03-3542-5231
FAX 03-3545-5843
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・