難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

国会で、「8・31 情報・コミュニケーションシンポジウム 」

2012年07月29日 11時27分52秒 | 障がい者制度改革
聴覚障害者制度改革推進対策中央本部企画
8・31 情報・コミュニケーションシンポジウム
「障害者総合支援法で、コミュニケーション支援はどう変わるのか?
情報・コミュニケーション法提言に幅広い障害者の要望を集めよう!」

【趣 旨】
7月23日、多くの障害者団体の代表が政府委員となって、障害者政策委員会が初めて開かれました。
6月に成立した障害者総合支援法により、視聴覚障害者の意思疎通支援事業がどのようなものか、私たちの願いは何か明確にする必要があります。
情報アクセスとコミュニケーションの保障はすべての障害者に必要なものです。横断的かつ全国的な取組みが求められています。情報・コミュニケーション保障を前進させるため、多くの障害者当事者が具体的な要求を持ち寄り、法整備の実現に向け議論を交わす必要があります。
私たち障害者の要望を確認し、私たちの決意を表明と法律の実現を目指してこのシンポジウムを開催します。
対策本部長 石野富志三郎


【日 時】 2012年8月31日(金)13時00分~17時00分
【場 所】 衆議院第1議員会館 大会議室

〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1
【定 員】 300名(申込制)
【主 催】聴覚障害者制度改革推進対策中央本部
【連絡先】 財団法人全日本ろうあ連盟 本部事務所
162-0801 東京都新宿区山吹町130 SKビル8F
Tel: 03(3268)8847 Fax: 03(3267)3445
E-mail:info@jfd.or.jp

【プログラム(案)】
総合司会:一般社団法人 全国手話通訳問題研究会 会長 石川芳郎氏
13:00 開会あいさつ 石野富志三郎氏
議員挨拶 民主党、自民党、公明党、日本共産党、社民党、みんなの党他

第一部 13:40-14:10
総合支援法の意思疎通支援事業について
「総合支援法の何が変わったか?」久松三二氏 (全日本ろうあ連盟事務局長)
「私たちはどういう事業を求めるか?」
・聴覚障害者 :全日本難聴者中途失聴者団体連合会 理事長 高岡正氏
・視覚障害者 :全国視覚障害者情報提供施設協会(予定・打診中)

第二部 14:30-16:40
情報・コミュニケーション法の法整備に関するシンポジウム
・政策委員会と差別禁止部会の動き(報告) 藤井克徳氏(日本障害者協議会常務理事)
・情報・コミュニケーションをどう考えるか(パネルディスカッション)
ファシリテーター:財団法人全日本ろうあ連盟 副理事長 小中栄一氏
日本盲人会連合会:情報部長 大橋由昌氏 (予定・打診中)
全日本ろうあ連盟:理事 中橋道紀氏
全日本難聴者中途失聴者団体連合会:副理事長 川井節夫氏
全国盲ろう者協会: 予定(打診中)
全国失語症患者家族会:代表 園田尚美氏 (予定・打診中)
日本発達障害ネットワーク :予定(打診中)
議員(予定):民主党、自民党、公明党、日本共産党、社民党、みんなの党

聴覚過敏症に「リスニング・トレーニング」。

2012年07月29日 05時06分54秒 | 難聴一般
~聴覚過敏で悩んでいる方!~
「リスニング・トレーニングを、紹介します。」

発達障害の困難をもつ人の中には、耳に機能的な問題がなくても、わずかな音が気になり、そのせいでその場にいられない状態におちいってしまうことがあります。 そして常に耳ふさぎをしていないといられない。 通常の人では気づかないような空調の音や微細な電子音をキャッチして苦痛と苦闘の世界から抜け出せないでいるのです。 まわりからは「そんなことあるわけない」「気にしすぎ」「わがままだ」と言われてしまうのがオチかもしれません。
もともと「聞こえ方」の違う彼らをどうしたら理解し助けてあげることができるのでしょうか・・・?

たとえば、あなたは人間の『耳』のことをどれだけ知っていますか?
「聞く」(hear)と「聴く」(listen)の違いはわかりますか? 利き手に「右利き」と「左利き」があるように、耳にも「右耳利き」と「左耳利き」があるのを知っていますか? 音の伝わり方は「空気伝導」だけではないことを知っていますか? 世界中の人が国によって違う周波数の言語を使っていることを知っていますか? 人間の耳の中でいったいどんなことが起こっているのか、あなたは知っていますか?

発達障害の彼らが通常の人たちと「違う聞き方」「違う周波数」で日常を過ごし、どんなに困っているか、少し想像してみてください。
長い間、「チューリップ元気の会」のヒデくんも、聴覚過敏でとてもとても困っていましたが、昨年一年間、リスニング・トレーニングをしたおかげで、日常生活がグーンと快適になりました。 なぜ変わったのか、どう変わったのか、 ヒデくんの母、溝井啓子(チューリップ元気の会・理事長)の興味深い実体験も一緒に聞いてしまいましょう! 

●日 時  : 2012年 8月 1日 (水) 13:30~16:30
●講 師 :二村 典子 氏 (NPOトマティス聴覚・心理・発声ケア協会理事長)   
●場 所 :クラッセ川越 ・ 6F多目的ホール  ( Tel 049-228-7723 )
●参加費 :¥500  
●定 員 :80名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
●主 催 :NPO法人チューリップ元気の会 
    
《 講師プロフィール 》二村 典子 (にむら のりこ) 氏
国際基督教大学大学院教育学専修臨床心理学専攻終了。
20代、30代は役者、朗読家、作詞家、歌手として多岐に活動し、その経験からいつしか「心とコトバと身体の関係」について深く考えるようになる。 その後、リスニング・トレーニング«トマティス・メソッド»と出会い、 トマティス聴覚カウンセラーとしての勉強をはじめる。 現在は「NPO法人トマティス聴覚・心理・発声ケア協会理事長」となり日々精力的に活躍している。

<申込み・お問合せ>
FAX049-246-2050 NPO法人チューリップ元気の会
E-mail :tulipgenki@yahoo.co.jp
HP:http://tulip.main.jp/
*申し込みはFAXかE-mail 又はHPからお願いします。

案内書/参加申し込み書
http://tulip.main.jp/tulip-kouen1208_tomatis.pdf