酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

たまに肴の向こう側のこと

2014-05-14 | 酒風景
自分は酒仙でもないし、ましてや日本酒グルメでもないので
ブログでは酒そのもの(特に銘柄)を特化することはないのだが

折角に出合った酒が旨ければ
旨いものは旨いと書かねばなるまい。

揚げ物に良いものはないかと某酒屋の若き日本酒ソムリエに尋ねたら
これなんかどうですかと…


どういう素性のものかはすべてラベルに書いてある。
あ、読みにくいかな。
"特別純米酒「無濾過」 岩手吟ぎんが五十%精米"らしい。
なんと読む酒なのかルビがついて親切(笑)

久々にがつんときた。
かつ生酒の躍動感も良い。
※個人の感想です

いつも同じ酒ばかり呑んでいるのもたいがいにしなきゃいけないと
ああ、酒はこのように色々と嗜んでみるべきだなと
悔悛さえ覚えるのだった。

と、そこまで書くとカッコつけすぎであるが
ともかくは良い酒を奨めてもらい幸運である。


と、たまには短く終わろうと思ったのだが
今ふと気になって「酒仙」の意味を改めて調べてみたら

世間の雑事にとらわれず心から酒を好み楽しむ人。また、大酒飲み。

好みの大辞林様が言うにはそういうことらしい。
間違ってましたねえ自分。限りなく酒に詳しい人のことと思ってやしたよ。

いいねえ、前半の部分。
ソウイウ人ナラワタシハナリタイ。
後半の部分はちょっと褒められないけど。