酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

食の価値観。

2014-05-24 | こしらえた話。
いやはや、この冬は野菜が高かったなあ。
特にキュウリ。主にトマト。
うちのような貧乏所帯には、たっぷり食べるなんて夢のまた夢。

…であったが、キュウリの値が比較的下がってきたようで
1本50円以下で買えるようになった(今週現在の相場)。

てことで


キュウリとトマトと塩昆布のサラダ。

昔、お世話になった長崎のブロ友様より教えていただいたものが、今や我が家の定番。
塩を振って、塩昆布と和えるだけ。好みでごま油少々。
もりもりバリバリと食べるにはもってこいなのだ。
ちなみに塩昆布といえばうちの方では「ふじっこ」。
長崎は「塩っぺ」だそうな。


このサラダを食べるたびにいつも思うのだが

トマトは高価である。リンゴより高い。
キャバクラでおねーさんにチップを出す金があっても、トマト1個100円以上は
高い! のである。
スーパーに出かけてもなかなか手がでない。
それは我が人生においてトマトは「ただ」という刷り込みがあるからだ。
トマトはどこ家でも裏庭に腐るほど生っていて(ほんと収穫しきれずに腐っていた)、
「買うもの」ではなかった。

では、採れない冬はどうしてたか。
トマトは夏のものであって冬に「食べたい」という観念を持ち合わせていないから
何も困らなかったように思う。

体調を癒すために、年中トマトを食べたいと思ってはいるのだが
ああ、この貧乏癖。いつになったら治るやら。

なのである。
ちなみに画像。きゅうりは高知産5本198円。
トマトは熊本産、小ぶりなのが4個で398円。