酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

ポークでランチ。

2012-07-27 | 旨かった話
ほんの数日前、仕事場の近くにオープンした店で昼食。

オフィス街にあるビルの地下で、数日後、夜は居酒屋になるらしいが、まずは昼のランチタイムが先行開店のようだ。

どうやら「売り」はポーク。ランチメニューは美瑛産ポークの料理数品が定番で、あとは日替わり(ポークじゃない)メニューが一品で勝負するようだ。

それじゃあ、ってんでポークを。


自分は黒胡椒焼き。連れはおろしポン酢で。バリエーションはこのほか数種あった。

豚を味わってくださいと言わんばかりのメニューだけに、肉の焼き具合、スパイスは及第点。肉の味をしっかりと味わうことができた。
食べ応えは見た目以上にあり、小鉢、香の物、ドレッシングが選べるサラダ、選べるご飯(雑穀など)がセットで880円は値頃する。

なんだか、抑揚のないグルメ記事のようなので…


こうした飲食店を訪ね、思うことをちょっと。

旭川はオフィス街および商店街で構成する中心街と呼ばれるエリアがあり、それに隣接して「さんろく街」という歓楽エリアがある。
さんろく街は、道北随一の規模で隆盛を誇っていたが、近年では疲弊感が否めない状況にある。ニーズの多くを占めていた土建業の接待離れ、近頃では医薬メーカーも接待禁止? そして若者の酒離れなど厳しい環境の中、スナックやクラブは閉店が続出。追随するかのように、裾野から居酒屋も姿を消している。また、経営者の高齢化という避けられない現実もある。
代わって、新進気鋭の経営者や、資本力のある企業による飲食店の出店が中心街で顕著だ。にぎわう店内では不景気を感じない。

どっちが、良いとか悪いかの話ではない。
街の経済地図は確かに変わっている。確実に街は生きているという、単なる時の流れ。

年が上の先輩方は、もっと見てきたことだろうが、いよいよ自分も、人生少し長くなると、少しは見えてくるものがあるものだなと実感するこの頃なのである。

マメに豆。

2012-07-27 | こしらえた話。
納豆に枝豆を加える?

まあ、真希絵ちゃんがいうなら試してみようか。


園山真希絵レシピ。
スライスしたラッキョウと枝豆。

納豆には納豆の、そして枝豆には枝豆の栄養効果があるんだそうで、ラッキョウも滋養がありげで、この時期に嬉しい酒の肴という感じだ。

お味? 興味のある方はどうぞお試しあれ(笑)

夏酒。

2012-07-26 | 酒風景

沖縄について造詣の深いお方であれば、これを泡盛とお思いになるだろう。

が、あいにく中身は冷酎である。

「れいちゅう」と読ませるこれは、昨年、「dancyu」の編集長が社説の中で提唱していたもの。本格焼酎を前もって水で割り、冷やしておいたもの。器も冷やして氷を入れずに呑る。

昨日は暑かった。湿度が不快域でいよいよの夏を思い知る。
なんとなく思い出して仕込んで置いたものだが、グッドタイミング。そんな日は、もちろんぐいっと呑るビールが旨いに決まっているが、こうした酒はすっと呑め身体を癒す。

そしてキュウリの浅漬け。
値段の安い不揃いキュウリを買い求め、朝に仕込んでおく。画像は小さな器を使っているが、これは失敗。そんな盛りでは足りるはずもなかった。

これぞ夏酒の嗜み。貪欲に楽しむべし。

キャベツナットウ。

2012-07-25 | こしらえた話。
不覚にもつまらぬことで有名になってしまった園山真希絵さんのレシピ。

キャベツと納豆の他にもまだあるぞ。
キャベツ ツナ ナットウの略なのだった。


刻んだキャベツ、ツナ(漬け油は切る)をまぜ、ケチャップで味付け、というのが本来のレシピだが、自分は胡椒を効かせごま油を数滴、そして煎りゴマ。ケチャップは甘み付け程度に使うと案外美味しい。このレシピを知ったとき、え?ケチャップ?と一旦は思ったが、トマトが納豆に合うことは過去にも実験済み。

おかずというよりは、肴に向いている。あるいはパンに合わせても良いかも。

いいねえ園山さんレシピ。というかけっこうファンだったりする。