花
2011-11-07 | 日記
春が色濃くなってきた。
牧場では子羊達が跳ね回り、春の暖かい風が吹き抜ける。
庭の菜園では冬を越した野菜たちが待ってましたと言わんばかりにぐんぐん育つ。
ソラマメは背丈ほどの大きさになり、実をつけはじめた。毎日それが育っている様子を眺めている。
ニンニクも青々と葉を茂らせている。地面の下では球根が育っているのだろう。
シルバービートは食べきれないぐらいに増えてしまい、早いものは花芽をつけ始めた。
春になってから植えた野菜、トマト、ズッキーニも順調である。
去年作った堆肥の中からかぼちゃが勝手に芽を出し始めた。
イチゴも白い花を咲かせ、そこから小さい実が出来てきた。
春は全ての生き物に活力を与える時期である。
庭の一角に菖蒲が群生している。
今まであまり気に留めなかったが、ここ数年で花をたくさん咲かせるようになった。
ボクは今まで花を育てるということに無頓着だった。
何故なら花は食えないからである。
でもこの菖蒲が咲くのを見て単純にきれいだと思った。
そうなると野菜に水をやるついでに花にも水や液肥もあげる。
野菜に話しかけるのと同様、花にも話しかける。
「きれいに咲いてくれたな、ありがとう」
ボクの想いは花に伝わり、育ちは良くなりますますきれいな花をつけるようになった。
きれいに咲いた花を娘が切って花瓶に活ける。
さすが女の子だ。なかなかよろしい。
花を愛でるというものは人に強制されるものではない。
自分の心の中から湧き出る感情だ。
今まで自分の心にそんな余裕はなかったのだと思う。
40も半ばに近づき自分が内部から変わりつつある。
変化というものは未知の物なので、人によっては恐怖を感じる。
新しいことに気づくより、居心地の良いぬるま湯に浸っていた方が楽だ。
だが一歩踏み出すことにより、自分の内側が劇的に変化することもある。
自分というものを冷静に深く見つめる。
肯定も否定もしない。
あるがままに、それを見つめる。
変化があるならばそれに気づき、ただ受け入れる。
その先にはまばゆい光の世界が待っている。
自分が光に包まれると自分を取り巻く環境にも影響を与える。
野菜はたわわに実り、花は美しく咲き、子犬は無邪気に庭を駆け回る。
そしてそれを見て嬉しく思い、さらに自分が高まる。
自分が高まるのと同時に、自分の内なる世界へ深く入っていける。
内と外、陰と陽、ネガティブとポジティブ、光と影。
全ては一つである。
今日も菖蒲は美しい花を咲かせている。
次から次へと新しいつぼみも出てきている。
今まで意識をしなかったがこの菖蒲も我が家の一員である。
一年の内のこの時だけの色を楽しませてもらおう。
ありがたや、ありがたや。
牧場では子羊達が跳ね回り、春の暖かい風が吹き抜ける。
庭の菜園では冬を越した野菜たちが待ってましたと言わんばかりにぐんぐん育つ。
ソラマメは背丈ほどの大きさになり、実をつけはじめた。毎日それが育っている様子を眺めている。
ニンニクも青々と葉を茂らせている。地面の下では球根が育っているのだろう。
シルバービートは食べきれないぐらいに増えてしまい、早いものは花芽をつけ始めた。
春になってから植えた野菜、トマト、ズッキーニも順調である。
去年作った堆肥の中からかぼちゃが勝手に芽を出し始めた。
イチゴも白い花を咲かせ、そこから小さい実が出来てきた。
春は全ての生き物に活力を与える時期である。
庭の一角に菖蒲が群生している。
今まであまり気に留めなかったが、ここ数年で花をたくさん咲かせるようになった。
ボクは今まで花を育てるということに無頓着だった。
何故なら花は食えないからである。
でもこの菖蒲が咲くのを見て単純にきれいだと思った。
そうなると野菜に水をやるついでに花にも水や液肥もあげる。
野菜に話しかけるのと同様、花にも話しかける。
「きれいに咲いてくれたな、ありがとう」
ボクの想いは花に伝わり、育ちは良くなりますますきれいな花をつけるようになった。
きれいに咲いた花を娘が切って花瓶に活ける。
さすが女の子だ。なかなかよろしい。
花を愛でるというものは人に強制されるものではない。
自分の心の中から湧き出る感情だ。
今まで自分の心にそんな余裕はなかったのだと思う。
40も半ばに近づき自分が内部から変わりつつある。
変化というものは未知の物なので、人によっては恐怖を感じる。
新しいことに気づくより、居心地の良いぬるま湯に浸っていた方が楽だ。
だが一歩踏み出すことにより、自分の内側が劇的に変化することもある。
自分というものを冷静に深く見つめる。
肯定も否定もしない。
あるがままに、それを見つめる。
変化があるならばそれに気づき、ただ受け入れる。
その先にはまばゆい光の世界が待っている。
自分が光に包まれると自分を取り巻く環境にも影響を与える。
野菜はたわわに実り、花は美しく咲き、子犬は無邪気に庭を駆け回る。
そしてそれを見て嬉しく思い、さらに自分が高まる。
自分が高まるのと同時に、自分の内なる世界へ深く入っていける。
内と外、陰と陽、ネガティブとポジティブ、光と影。
全ては一つである。
今日も菖蒲は美しい花を咲かせている。
次から次へと新しいつぼみも出てきている。
今まで意識をしなかったがこの菖蒲も我が家の一員である。
一年の内のこの時だけの色を楽しませてもらおう。
ありがたや、ありがたや。