あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

地球の脱皮

2013-04-21 | 日記
今ある社会の延長線上に未来はあるか?
僕はそう思わない。
そろそろ、ぶっ潰す時が来ているようだ。
こんな事を書くと、ぬるま湯に浸りきっている人は、やれ陰謀論だの、終末論だのと言う。
だが世の中を見れば、狂っていることは分かるだろう。
クライストチャーチの地震だって日本の震災だってその一環。
地球は洪水と干ばつを繰り返し、記録的な猛暑と寒さが入り混じる。
これからはもっとそれは大きくなるだろう。
今まではこれでやっていた、というのはこれからは当てはまらない。
大地はひび割れ、世界各地で大きな地割れ、シンクホールができている。
こういった天地異変というやつは地球の浄化作用だ。
地球が脱皮しようとしている。
脱皮に痛みはつきものだ。
ぬるま湯に浸り、変化を恐れる人は目に見える物にしがみつくだろう。
執着というやつだ。
生に対する執着は、誰のところにもやってくる死に怯える。
金に対する執着は経済崩壊というものに怯える。
物に対する執着はそれがなくなることを怖れる。
執着がなければ恐れも無い。
一切の執着を断ち切ることが、各個人がこの世に生まれてきた理由である。
とまあ偉そうな事を書いていると、「お前はどうなんだ?」という声が聞こえてくる。
僕は今や完全に輪廻転生を信じているので死に対する恐怖はない。
金に対する執着もない。
あまりになさすぎて、この世でやっていくには時々困ることもある。
物事ほどほどのバランスというものが必要なのだ。
物に対しても命と同じように寿命と言う物があると思っている。
利権、権力、社会的地位、などは最初から気にもとめていない。
この世に対しての憂いはあるもの、恐怖や不安というものを持っていない。
一休さんではないが「だーいじょーぶ、だーいじょーぶ、なんとかなるから」というような感覚を常に持ち続けている。
この根拠の無い安心感はどこから来るのか。
畑仕事をしている時に気がついた。
自分は食べ物に囲まれている。
庭には家族で食べきれないぐらいの野菜が青々と育ち、果物の木も育っている。
片隅にはニワトリ達がいて、やはり消費しきれないぐらいの卵を産んでくれる。
それらに包まれる至福感、究極の愛の世界を感じた。
人間同士の争い事は全てエネルギーの奪い合いである。
そして古今東西、人間とは争いを続けてきたものだ。
その原点とは食べ物というエネルギーの奪い合いであろう。
今や、その食べ物を金で買うことが当たり前になり、今度は金を奪い合っている。
だが原点は食べ物だ。
食べる物と共存共栄で生きる。
これだけで人間はどこまでも幸せになれるし、本来人間があるべき姿だ。
そして脱皮後の地球が向うところはそこだと思う。
ただ、誰もが今すぐ僕のような暮らしができるわけではない。
都会に住んでいれば庭でニワトリを飼うなんて、夢のような話だろう。
でもニワトリは無理でも小さなプランターでイチゴを育てるなんて事はできるだろう。
自分で育てたイチゴは栄養価云々は別としても『気』を持っているはずだ。
その『気』をいただくわけである。
イチゴが無理ならばネギでもいい。ネギは強い野菜なので少々放っておいても枯れない。
「自分は○○だから無理だ」とは、やらない人の言い訳だ。
そうではない。
自分にできないことの言い訳をするのでなく、自分にできることをするのである。
自分にできることとは、自分自身を見つめれば自ずと分かる。
食べ物はお金を出して買う物、という意識から、たとえネギ1本であろうと自分で育て自分でいただく、という意識へ。
これが地球の脱皮に合わせた意識の改革であろう。

地震、地割れ、シンクホール、干ばつ、洪水、季節外れの猛暑、大雪。
地球が脱皮しようとしている。
同時に人間はいつまでたっても争いをやめないで、エネルギーの奪い合いを続けている。
ボストンの爆発だって自作自演だろうし、肥料工場の爆発だってミサイルが打ち込まれたものだと言う。
だがこういった情報はマスコミには出てこない。
テレビでは相も変わらず芸の無い芸人達が中身の無いお笑いをして、情報操作されたニュースを繰り返し流している。
本当に必要な事はもはやテレビや大手の新聞、マスメディアというものには出てこない。
このままいけば人類は滅亡する。
隕石がぶつかるか、火山が噴火するか、超巨大地震が来るか、分からないが滅亡する。
まあそうなったらそれでしょうがないかな、とも思う。
こんなふうに人類滅亡。音楽も付けて見てね。
ただし僕は明日こういうことが起こると分かっていても、野菜の種をまくことだろう。
明日世界の終わりが来ると分かっていてもリンゴの木を植える人のように。
それが自分にできることだから。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする